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カフェで泣き出すタイプの女になってしまった。恥ずすぎる。

寒くなってきた!
トレンチコート一枚だと空気の冷たさが肌に染みてくるような夕方だった。
勉強と業務で気落ちしていた私を元気づけようと恋人がお茶に誘ってくれた。
嬉しかった。

恋人がカフェに到着する前に、勉強する時間をとりたいと思い、定時で退勤して18:30にはカフェに着いた。
1時間は勉強した。
19時過ぎに恋人がやってきて、雑談。
なんだかやけに甘そうな飲み物を頼んでいた。

恋人とは共通の趣味が沢山あるので、雑談が尽きることなく、1時間くらいが過ぎた。
それくらいの頃に、話題が仕事の話に変わって、お互いの声のトーンが一瞬下がった。真面目な話をする時特有の雰囲気。

職場、女性1人、話の通じない上司、きついあたり、受けなければいけないテスト、続く休日出勤、

話しながら、涙腺が耐えきれなくなり、泣いてしまった
お茶をしながらヘラヘラしていた恋人が私の涙で青ざめていた。

悪いなあと思ったが、涙は止まらず
サイアクゥ!と言いながら笑って茶化そうとしたが、仕事中の情景が脳内からジャカジャカ浮かんでしまい、明日出社する勇気ないなあ、とか、いい歳してカフェで涙を流すとか、みっともないよなあとか、色々とっ散らかってしまった。

彼は良き恋人で、かなり励ましてくれた
ガタイが良くて、強面な男の必死にウケを取ろうとする姿はなんだかウケた

はいはい、あ、もう大丈夫元気出た
ってなるくらい長いこと励ましの言葉をかけてくれて、応援団長すぎる、とおもった

楽しいひとときを過ごしたかったのに、彼には申しわけのないことをしたなあと。
帰宅後も、いち早く連絡をくれる全くもって粋な漢である。
今日に関しては、彼には感謝すべきところしかなかったし、人柄に尊敬の念を抱いた。

納得できないところとか、ムム?って思うところは、長く付き合えば付き合うほどあるのだろうが、それすらも可愛いと思えるのだから、諦めるしかない、惚れている

目尻にシワのよる、アラサーな彼を大事にしてあげようと思った小さな午後であった。
(冷たい頬©️スピッツ)

noteであげた文章は読み返さない
こっぴどく恥ずくなるもんで

明日明後日明明後日、耐えられるのか!?
嫌な記憶は全部、ボディを透明にしてやるからな。
(©️冷たい熱帯魚)

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