江戸川区総合文化センター・大ホール

カバー写真は上演前に座席からとった脇花道と緞帳です。
巡業興行に伺うのは初めてです。
会場である総合文化センターの大ホールでは座席を取っ払っての花道設置設備はなさそうだなどうなるのかしら？と思っていましたが、コクーン歌舞伎やACTシアターでの花道の扱いのような感じでした。（右脇にも登場に使える花道はありましたが、演出で使用はされてなかったと記憶します。）

コロナ渦でも尾上松緑さんの土蜘は一度歌舞伎座で上演されたので、初心者の私でも観たことありましたし、お殿様が病気になってそれが悪役の土蜘のせいらしいって、退治にいくのねー、くらいのぼんやりした理解で見ても思う存分楽しめる華やかでわくわくする演目。土蜘が何度も放つ糸が孤を描くのをとても良い席で堪能しました。

一回の舞台に何個くらいの糸を放つのだっけ、事前には数えるつもりでいたのに、見始めたら全く忘れてしまいましたので不確か。。。多分７か８回くらいされていたような。。
尾上緑さんのインスタなどで糸をたくさん作ってますというアップデートがされることがありますが、一回そのくらいだとすると何個作るのかしら。お家に伝わっている手法でそれは一門の弟子で引き継いでいかれていて、元はお能のうちから許可を頂いて教えて頂いたもの（とかなんとか。不確かですが、、そんなようなことをどちらかで読んだか、聴いたことがある気がします。←中途半端な。）

菊畑は初めてで、予習は全くせずに行ってしまった。なんとなく上演前にパンフの粗筋を流し読みしてましたが、それだけでは私には足りなかったかも。普段から予習しないと咀嚼苦手なタイプなのを自覚しているのに。。。

松緑さんと一緒の座組では主要な女性の役をされる梅枝さん、今回の巡業では前半も後半も立役でレア感がありました。

早めにいって、１０時から映像資料の上演をみて、コンビニでおむすびを買って、前の公園のベンチでランチしました。暑かったけど、いい休日感。

座席は二列目の花道に近いところあたりで、ベスト。
区民でもないのに、この日程が決まってから、先行予約のために友の会に入りました。
江戸川落語会のチケット予約も先行でできるので、今のところメンバーシップをそのままキープしようと思っています。