2月2日にまくおろファイナルを迎える劇場が沢山ある。

それはとても残念な事、ただ東宝シネマズという業界最大手の映画館だと、あげないといけない数字はそれも最大でないといけないのは当然。ラインナップをみていると、まあそりゃあそうだ、、、と、、よくぞこの映画館ややってくださったな、、という印象。初監督で、初主演で東宝シネマズ、、全国公開、、、、1年前に発表した時からただのプレッシャーでしかなかった。こっしーとも、「どれくらい凄いことなのか？も未知数すぎて感覚がわからない」とよく話していた。配給宣伝会社もショーゲートっていう博報堂さんでもあるので、あまりに規模が大きすぎて、たたき上げの僕は、格闘技やってきたが、いきなりゴジラと戦ってください。と言われた感じ、、、いや、相手デカすぎでしょ！(笑)

公開して劇場に足を運べば運ぶほどわかってくる。

なるほど、、、甘くはないなと(笑)。

こっしーが、「お母さんが何度も観に行ってくれていて、楽しい！と言ってくれてます。試写会だけだったから、僕も早く映画館で見たい。」と言っていました。僕の周りも、地元名古屋の大学の同期が観てくれたり、親戚がみてくれたり、劇団の昔からのお客様が観てくれたり、とても幸せなことが広がる。

夢のようなことであることは間違いない。だから2月2日まで、色んな会場を回った。昨日は渋谷HUMAXシネマに再度行って、支配人にご挨拶。あんな綺麗に衣装や、写真を飾ってくれて、、、本当に嬉しく思った。ありがとうございました！と気持ちを伝えた。お客様も50人くらいいて、驚いた。終わって沢山のお客様が「7回目です」「何度観ても楽しい」「友達連れてきて、友達がハマりました」と生きる希望の言葉をもらう。イラスト書いたツバキさんとも遭遇し、カメラマンの小島も偶然遭遇。スタッフもこの作品を愛してくれているんだと思うと、やはり僕は運がいいと思うし、幸せなんだと思う。情熱だけでやってきたこの3年。。。でも後悔だけはしたくないと思う。自分で決めた道なんだから、、、反対も沢山あったが、、、、、最終的には自分で選んだ道なんだから、、それを誠実に次に繋げるようにしたい。

2月2日で終わってしまう会場が半分くらいありますが、でも東京は日比谷のメイン館はまだ少しやってくれるので、来週は日比谷に通うか！という感じ、、、、日比谷だけでも続いてくれたら希望はある。もし日比谷が来週終わってしまったとしても、
9日までやってくれる他会場もありますし、2月中も、、日本のどこかでやっている状況はつくっていきたいですねと、配給会社さんと熱く語った。

そこはまだまだ幕はおろさずにいきたい。

言い聞かせたい。

「100％のハッピーエンドなんてこの世にはないよ、、

それでも、、、、、、、、まくをおろすな！」

よく考えたら、2月に大阪、3月に名古屋でやる「シェイクス2023」も似たようなテーマだなあと思う。

というか30-DELUXっていつもそんなことを言い聞かせながら20年やってきたなんだなあって改めて思います。
そうでもしないと、20年、30年続けるって、なかなか大変ですよね。
続かない、、、、続けるのが一番難しいですから、、いつも自分に言い聞かせて、何があっても諦めず前に進むように考える。動く。それしかないですよね。諦めなければ、何かが繋がるはずです。この2月中にその答えがきっとでると予想しています。それに向けて諦めず進みます。

仲間に感謝、スタッフに感謝、応援してくれるお客様に感謝、劇場さん、配給さん、関わっていただいた全ての人に感謝して、粛々と劇場に足を運び、お客様の空気、反応を感じる。

昨日の渋谷は、吉良の「タクミン」で声出して笑っている人をみて、ワクワクする。終わった後お客様の声を聴いて心落ち着かせる。カメラマンと一緒に食事して、また心震わせる。

人生は、人と出会い、何をするか？

今日も新たなる出会いを求めて、歩き回り、、、劇場へ！！

ネバーギブアップ30-DELUX！！　　　　　　　製作総指揮　清水順二