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2022.5.3. 憲法大集会 -東京 群集- 177

憲法記念日に有明防災公園で行われた護憲派の集会の群集っぷりを撮影してきました。
自由に集まることができなかったコロナ禍を挟んで、3年ぶりの開催、15,000人が集まりました。

デモや集会ではおなじみのプラカードアピール行動。
集会終了後は、お台場エリアをデモ行進します。
日の丸ではなくハートの旗。
このデモコース、ビッグサイト前〜ビーナスフォート裏を通って青海1丁目交差点の大駐車場で解散。つまり、ほとんど誰も見ていないエリアを通してました。
意味あんの?

現在の日本国憲法が施行されて今年で75年目。
現政権与党やその周辺が「今こそ憲法改正を!」「アメリカに押し付けられた憲法ではなく、日本の美しい憲法を!」などと言い続けています。

けっ!

オレ個人としては、日本国憲法が現在の情勢にそぐわない部分があるというなら「改正」もアリだとは思っています。
けれどもこの10年間、法律守らない、ウソをつき続ける、多数決至上主義で議席だけを増やす、憲法違反してもしれっと無視する、などなど、権力支配志向のカタマリみたいな現政権与党になぞいじってほしくはないです。

その手をどけろ。

311以降、多くのデモや集会に参加してきました。
そこで多くの政治家や文化人のスピーチに「そうだそうだっ!」と賛同したり希望を持ったりしました。
けれどもこの10年、どのような変化を起こせたのだろうか?と振り返ると、厭世的な気持ちにしかならない。
(政権与党による無視&スルー&強行採決etc.で議会制民主主義が蹂躙されているからなんだけど…)

今回の憲法集会は2度目の参加でしたが、メインステージで政治家のスピーチと、文化人の訴えと、ナニカの宣言が流され、盛り上がる。
しかし、参加者のほとんどが労働組合的「のぼり」を掲げ、旧態依然のシュプレヒコールを叫び、ヒトの少ないエリアをデモ行進…
こういう形骸化した寄り合いパターンはなんとかならないものか?といつも思ってしまう。参加者の年齢層を見れば若い世代をほとんど見かけないからね。

それでも声をあげ続けることは大事だとは思っている。
さまざまなクラスタから大きなうねりが起こるのなら、それを見たい。

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