コロナ禍で3年ぶりの開催となった神楽坂の"化け猫フェスティバル"をやっと撮影できた。
神楽坂という坂は、かつては江戸の花街であり、現在も路地を入ると石畳の路面と料亭などが存在している。細く長いこの坂は、午前と午後で自動車の一方通行の方向が真逆になるという国内でも極めて珍しい通りだ。

まずはお昼頃、JR飯田橋駅からホコ天になった坂を登った毘沙門天善國寺前で"あにゃ踊り"（阿波踊りの猫版）がスタート。人垣の輪の中でダンサーさんたちが楽しそうに踊る。
普通なら参加者ではない見物人は醒めて見ているだけのことが多いけれど、踊りを担当したCAT-A-TAC（キャットアタック）さんの「はい皆さんもご一緒に〜♪」という誘導が上手くてギャラリーの大勢が猫手ポーズになっていたのが印象的。（両手に機材がなければオレも…？）

神楽坂はとても長い坂で、その途中を横切る大久保通りをはさんで上下に分かれている。
お昼に行われた"あにゃ踊り＆パレード"は坂下と呼ばれるエリアの約150mほどを、午後には坂上と呼ばれるエリアの約250mほどの区間で"化け猫パレード"が行われ、おそらく100か200の化け猫たちが参加した。

ハロウィンが近いので仮装くくりに思われるが、テーマがネコオンリーのワンイシューゆえ、参加者がゆるくフリーダムでとても楽しそうだったのが印象に残っている。

神楽坂 化け猫フェスティバル 2022
https://bakeneko.oops.jp/