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大手代理店からdelyへ。マーケと事業、2部門の責任者を務める僕が実現させたいこと

<この記事は2018/3/8にWantedlyで公開された記事です。>

元塾経営者や学生起業家、ベンチャー役員など、様々なバックグラウンドを持つ選りすぐりのメンバーが働いているdely株式会社。そんな個性豊かなメンバーが「どうしてdelyを選んだのか?」「どういう想いで働いているのか?」など、実際にインタビューをしてお伝えしていきます!今回は、delyでマーケティング部門及びkurashiru ads事業部門の責任者を兼任する「のむさん」こと、野村知己さんにお話を伺いました。

〜プロフィール〜
野村知己
2009年九州大学芸術工学部卒業後、インターネット広告代理店に新卒入社。最優秀スタッフ賞などを受賞し、同期入社社員中最速でマネージャー昇進。2015年よりアプリに特化したソリューション事業を責任者として立ち上げ、大手企業を中心としたコンサルティングを行いながら、イベントやセミナーなどにも数多く登壇。2018年1月よりdelyにジョインし、マーケティング部門の責任者に就任。

もともと、新卒でwebやITに興味があってインターネット広告の代理店に入りました。大学時代は芸術工学部にいて、学園祭の時にファッションショーを主催するサークルで舞台美術を手がけていたこともあり、会社でもクリエイティブのチームに入りたいなと思っていたのですが、結局SEOという、当時は全く聞いたこともないようなところに配属が決まって(笑)。配属された当初は本当に何も分からないところからのスタートだったのですけど、目の前の営業マンやお客さまに対してサービスを提供するときに、自分が経験がなくて若いからといってきちんとしたサービスを提供できないと言うのは、お客様からしたら関係ないし、信頼してお任せ頂いている以上はありえないじゃないですか。やるからにはしっかり結果としてお返ししたいという気持ちで、ひたすら勉強してひたすら仕事をこなしました。結果、社会人2年目が終わるタイミングで、半期のスタッフMVPを頂くことができました。

2015年からは、アプリに特化したソリューション事業を責任者として立ち上げて、ゲーム、非ゲーム問ず大手アプリ企業に対してコンサルティングを行っていました。SEOの時もソリューション事業の責任者の時も、どちらかというと1.5列目から営業マンをサポートするような役割でしたが、コンサルでお客様にサービスを提供することって、とても難しいことだと未だに思っています。正解がないので。「形のないものを売る技術」だと僕は捉えているのですけど、お客様にとって、任せたらどのくらい改善するのかだったり、何を提供してもらえるのかって、すごくふわっとしているじゃないですか。期待通りの効果がでる保証もないっていう。それでも大きなお金をお任せ頂けるというのは、個人を、会社を評価して頂いた上での結果だと思うので、とてもやりがいのある業務だと思いながら仕事をさせて頂いてました。

ある日突然、delyで2つの部署の責任者を兼任することに

代表の堀江とは、会社の近くのカフェで会ったのが一番最初です。フランクな場所で、今後、delyで何をやって、どんな世界観を作っていきたいのかといった話を聞きました。心に思っていることを熱く、正直に話してくれる様子を見て、素直にワクワクしたのを覚えていますね。そのあとそのままdelyのオフィスも見せてもらったのですが、みんな若いし、活気があって、すごく良いチームだなと感じました。

delyに入る時は、ads事業をお任せしたいです、ということで呼んでいただいて。実を言うと一番最初は、kurashiru adsという運用型広告の部署の責任者だけを担う予定だったんですよ。そしたら入社の2か月前ほど前に堀江から連絡が来て、マーケティング部もお願いします、と。(笑)その時は特に迷うこともなく、任せて頂けるのであればもちろんやります、ということでお返事しました。マーケティングであれば多少なり経験はあるし、面白そうだなというのが率直な感想でしたね。

そんなこんなで勢いで兼任することになったんですけど(笑)始まってみて思ったことは、自社のプロダクトを持つというのは自分にとってすごく新鮮だったということ。広告代理店の立場だと、もちろんクライアントにもよりますが、基本的に任せてもらえるのは広告の運用とか、プロモーションに関連した戦略設計周りが中心になります。けれど、やっぱりより深いビジネスデータを共有して頂くのは難しいことが多いし、事業の方向性を決定したりするのは、当たり前ですがサービス側が中心になります。delyでは「クラシル」というプロダクトにおいてサービス側に立てているので、ビジネスの次の展開を考えたり、色々なデータを見ながら、すべてを1から設計することが出来ている、というのは、自分の視野を広げることにつながっていると感じています。kurashiru adsもマーケティング部も、どちらもまだまだこれから伸びしろのあるチームなので、組織を整えたりやるべきことを整理したり、細かい行動計画を設計していく、といったことも含めて、0→1でチャレンジしていけるのは楽しいですね。

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今まで経験したことのないスピード感と若手の活躍に、ワクワクが募る

それからdelyに入社して驚いたことは、とにかくスピード感がすごいこと。物事の進むスピードとか、意思決定の早さが圧倒的ですね。それも緻密な計算のもとで下されている決断だからさらにすごい。組織を変えていかないといけないよね、という話になって、じゃあいつから変えるかとなった時に、明日から変えていきましょう、みたいな環境で常に仕事をしていくから、物事をさばくスピード感がつくんでしょうね。でも、ただ適当に考えているだけじゃなくて、そのスピードの裏には、頭の中でPDCAサイクルを超高速で回しているんですよ。

あとは優秀な若手が揃っていることですね。どれだけ優秀な人たちが揃っているのかなというのも、僕の楽しみなことの一つだったんですけど、そういう意味だとすごく良い意味で裏切られたなと感じています。まだ学生なのに仕事をバリバリ回している子もたくさんいます。面白いですね、一緒に仕事をしていると。考え方も違うし、何よりパワーがある。

僕のメンバーもそのひとりで、膨大な課題に追われている時にうなだれながら「あー、課題がいっぱいやー。チャンスやー」って言っている子がいて(笑)。課題をネガティブに捉えるのではなくて、ポジティブに捉えるってめちゃくちゃ重要だなと思っているんですけど、delyには後者の人がとても多いです。言い換えると、成長意欲がとても高い、ということかなと。そういう人は、一緒に働いていてすごく楽しいですよね。採用面談でも必ずこれを聞くようにしているのですが、課題をチャンスと捉えられる成長意欲の高い方は、delyは向いていると思います、チャンスだらけなので(笑)

クラシルだけにとどまらない、delyのこれから

さっきの話にもつながるんですけど、kurashiru adsのチームもマーケのチームも、こなせば絶対に伸びるだろうな、というタスク、チャンスが目の前にたくさんあるにもかかわらず、それを処理しきれていないというのはすごくもったいなくて。やりたいこと、やれることに対して人がまだ少ないので、それがもどかしいです。

マーケティングってすごく、言葉が広いじゃないですか。やろうと思えばいろいろやることがあるんですよ。なので、一回やるべきことの全体像を整理して、そこに対して今いる人たちの中で、どこに優先度をつけていくかという集中と選択は当然意識しつつも、フォーカス外になったプロジェクトでも「人がいさえすればビジネスを大きく加速させられること」が残っている状態ってすごくもったいないじゃないですか。いろいろ整備してみたら、そういう役割・領域がけっこうあり、まさにいま、もどかしい気持ちでいっぱいなので、一緒に最強のチームを作りたい方を絶賛募集しています。

それと同時に、人員が増えていく分、チームメイキングもしっかりと行っていかなければと思っていて。今後は組織を整えていくということも考えていかなければならないフェーズに差し掛かってくると思います。delyには起業家精神を持った個性的なメンバーがとても多く集まっていますが、代表や役員の意図することを噛み砕いて落とし込んでいくとか、社員同士のギャップを埋めてあげたりすることも必要になってくると思うので、そういう役割をする人が必要になるタイミングも来ると思います。

個人としては、せっかく入ったからにはdelyを大きな会社にしたいので、そのために出来る経営的なことにしっかりと参画してきたいです。delyって、クラシルだけで止まる会社じゃないと所属している皆が思っているので、今後もより大きなビジネスをやっていくべきですし、どんどん新しいことにはチャレンジしていきたいと思っています。

僕が前職でいたところは社員が1000人以上いる企業だったので、今後delyが何千人単位の企業に育っていくために、手伝えることはあるかなと。前の会社でうまくいった施策や、逆にこれはしてはいけないとか、せっかく前職の経験があるのだから、活かせるところは活かしていきたいです。会社の規模と、会社のフェーズと、いろいろ考えながら未来を描いたりしてみると、delyの今後の成長がとても楽しみな気持ちになります。

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こんな人とdelyを作り上げていきたい

すごく広い意味でのコミュニケーション能力に長けている人がいいですね。会話していて、的確に本質を捉えることが出来るというか。僕もそうありたいなと思っていますし、そういう意味で、すごく広義でのコミュニケーション能力というのが大事だと思います。あとはやはり、課題をチャンスだと捉えられる人ですね。難しい課題であればあるほど、僕はすごくワクワクするし、やりがいを感じられると思うので。そういう人とdelyを大きくしていければなと思います。

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