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【第5回】週刊・ユベントスユース考察

Ⅰ. パルンボ再獲得!

昨季トップチームデビューを果たしたパルンボ

ユベントスNext Genは2日、ウディネーゼからマルティン・パルンボを再びローン移籍で獲得したことを発表しました。

実質的にはローン延長と同義となるこの移籍、個人的には希望していた補強だったのでGOODです。

パルンボは、レフティーで技術のある中盤。
なぜかユベントスは左ウイングでトップチームデビューさせましたが…😇

これでユベントスNext Genの中盤は、バレネチェア、ズエッリ、パルンボ、セルサンティ、ボネッティの5人体制となりました。
このメンツ、セリエCはもちろんセリエBでも通用するレベルだと思います。


Ⅱ. 移籍市場が閉幕したのでユースの動きを整理する

9月に入り、とりあえず冬市場まで戦うチームが確立したわけですが、ここでユベントスユースの市場での動きを整理してみます。

(1)獲得選手

①トンマーゾ・マンチーニ(ヴィチェンツァ→ユーベU19)

ユベントスU19の目玉補強のひとつが、このマンチーニ獲得です。

前所属のヴィチェンツァではトップチーム入りを果たし、セリエBでの出場経験も少なくないマンチーニ。

獲得するまではユベントスU19ではなくNext Genに加入するのではないかとも言われていましたが、加入を発表したのはU19でした。

年齢的にもU19がベストですし、実はカンピオナート・プリマベーラ1は未経験なので、セリエB経験があるとはいえ今季はU19登録が妥当なところでしょう。


②ケナン・イルディズ(バイエルンU17→ユーベU19)

マンチーニに並ぶ、ユベントスU19の目玉補強です。
バイエルン産の超有望株が、電撃のフリー移籍でユベントスU19にやってきました。

今季すべての公式戦に出場中で、記録も2ゴール2アシストと一定の活躍を見せています。

プレーを見た感じは、実力は間違い無く本物です。
ただ、すぐにトップチームに絡んでくるレベルでもないです。

今季プリマで活躍して、来季のNext Gen次第ではないでしょうか。


③ Ivano SRDOC(HNK Rijeka U17→ユーベU19)

クロアチアから獲得した17歳のアタッカーです。

プレシーズンではスカッド入りしていましたが、シーズン開幕以降はなかなかベンチ入りすることができていない状態です。

出場機会の確保が難しいシーズンとなりそうですが、同じポジションのソルベルグの退団によって、チャンスが回ってきそうです。


④マルティン・パルンボ(ウディネーゼ→ユーベNext Gen)

先述した通り、昨季ウディネーゼからローン移籍により加入していたパルンボの再獲得(≒ローン延長)が確定しました。

詳細な紹介は割愛させて頂きますが、とりあえずナイス補強です。


⑤ ミケーレ・ベサッジョ(ジェノアU19→ユーベNext Gen)

昨季ジェノアU19の10番を背負い、ユベントスU19戦ではゴラッソを決めたベサッジョが加入しました。

ジェノアU19では攻撃的MFとしてプレーしたエースで、ユベントスNext Genだとセクロフやイリング、イオコラーノあたりと被りそうな選手です。


(2)放出選手

放出選手および市場の総括は、来週(第6回)の週刊ユース考察にて触れようと思います。

今回は、ファンカルの方に時間を使ったため、なかなかこちらに注力する時間を作れませんでした!🙇🏻‍♂️🙇🏻‍♂️

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