代表ウィーク前に行われたセリエC第4節、ACレナーテ戦は3-2でレナーテの勝利に終わりました。
ユベントスNext Genは、これでリーグ戦2連敗。

この試合では、イリング、バルビエーリ、バレネチェアの3名がトップチームに帯同していたため欠席し、彼らの穴を埋められるかが一つの鍵を握っていました。

彼らの穴を埋めた選手たちに着目しながら、この試合を振り返ってみたいと思います。

ちなみに今季ユベントスNext Gen初レビューですが、一応全試合観てます。
（書く時間がないだけ😭）

スカッドリスト

ACレナーテ

ユベントスNext Gen

得点者

総括

ACレナーテ

①才能を見せたモラキオーリ

ACレナーテで特に輝いていたのは、10番を背負っていた左サイドのアタッカー、モラキオーリでした。

調べてみたところ、実はユベントスユースに所属していた経歴があることが判明。
スペツィアユース出身で、ユベントスU17とユベントスU19にローン移籍で在籍していたようです。

ユベントスに買い取られずにローン移籍が終了すると、スペツィアに戻り、その後はピストイエーゼやイモレーゼへのローン移籍を経て、昨季レナーテに完全移籍しました。

まだ2000年生まれの22歳ですが、レナーテで10番を任されているモラキオーリ。
今後の成長に期待です。

ユベントスNext Gen

①やはり別格のハムザ・ラフィア

この試合では、クレモネーゼへのローン移籍を経て帰ってきたラフィアが先発出場しました。

ラフィア、やはりセリエAに昇格したクレモネーゼに認められただけあって、セリエCで見ると別格ですね。
奪われないし、相手の意表を突くようなプレーの連発でした。

間違いなく今季ユベントスNext GenのセリエB昇格に向けて鍵を握る選手の1人となるでしょう。

②徐々に才能の片鱗を見せ始めたベサッジョ

ラフィアと同じく好調なパフォーマンスを見せていたのが、ジェノアからローン移籍中のベサッジョです。

さすが元ジェノアU19の10番なだけあり、技術が高いです。
と言ってもスーレやミレッティのような分かりやすく傑出して上手い選手というわけではないですが、ボールを持つのが得意なんだろうなというのが一つ一つのプレーから伝わってきました。

この試合では絶対的アンカーのビルドアッパーであるバレネチェアを欠いていましたが、ボネッティが頑張ってボールを散らし、ラフィアやベサッジョがボールキープで時間を作る組み立てでバレネチェアの穴を埋めていました。

③セルサンティ、「Next Genのベンタンクール」へ。

今季ユベントスNext Genのキャプテンを任されることもある、30番のセルサンティ。

これまでよりトランジション面での素早い切り替えが目立ってきて、持ち前の走力と相まってどんどん「ベンタンクール感」が出てきました。

背番号30番もお似合いです。
サッカーはボールを持つ時間より走っている時間の方が圧倒的に長いスポーツなので、試合においては必然的に「走る能力」も重要となってきます。

自慢の走力でユベントスNext Genを支える中心選手となることはできるのでしょうか。