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知らなかったよ。退職交渉がこんなに大変なことなんて…

4月下旬には、会社に退職意向を伝えたわけですが、上司は寝耳に水のようで、本当に驚きを持った反応で、複数回の面談を行うことに。


「7月入社なので、6月中旬を最終出勤日とし、1週間は年休消化させていただきたい」
上司
「仕掛かり中のプロジェクトの区切りが不透明。後任は7月に来る。あなたも引継ぎは責任をもってやってくれますよね?引継ぎが終わるまでは残って欲しいので、8月入社を転職先には交渉してほしい」

「入社を8月に延期したとした場合、年休は最低限2週間は欲しい」
上司
「それは、後任の立ち上がり次第。状況によっては、7月末までフォローをお願いしたい」

というようなやり取りが発生。

上司は、引き留めはムリでも、退職時期を少しでも後ろ倒しにしたい。
私は、退職時期を決めたいし、年休を取得したい。の攻防戦に。。

色々、上司とも話す中で、チームのメンバーが困らないようにはしたいし、迷惑はかけられないとも思ったので、上司の言う8月入社に延期し、年休だけは人事の力も得て2週間いただくことで決着しました。

ただ、この攻防に約半月はかかりました。。
まぁ、退職辞退が珍しい組織なのと、入社10年以上のメンバーが抜けるのはそうあることでないので、足止めされることは想定はしていたものの(だからこそ、早めに退職の意思を伝えた)
ここまで神経使うものなのか、と疲れました。。

攻防期間中も、上司に案件関係でエスカレもあるし、その度に退職時期について諭されたりもあって(苦笑)
退職の稟議も、何人にエスカレしたか(涙)

入社以上に手間はかかるのが、退職なのかもしれません。

とにかく、退職の意思が確定したら、出来るだけ早めに意思を伝えることが大事だなと。
そして周囲に退職の先輩がいたら、以前の段取り等を仕入れて、参考にするとよりいいかもしれません。

私の場合は退職が珍しく、周りに退職経験者もいなかったため、交渉に時間がかかってしまいました。。
ただ、とことん上司とも会話をしたので、最終的には上司も理解いただき、次のキャリアを応援してくれるところまでいったのは良かったです。
不本意だったら、入社時期の後ろ倒しも、結果的に後任への引継ぎをしっかりできたので、当初心配していた、職場に極力負担をかけずに、、ってところは最大限ケアできたのではないか、、とも思います。

とにもかくにも、お世話になった職場ですし、辞めさせたくない会社と辞めたい自分を折り合いをつけるのが「退職交渉」なので、コミュニケーションが本当に本当に大事だなと感じました。
誠意を持った対応で、お互い気持ちいい形で折り合いをつけて、次の先に行くことが、とても大事だなと思います。

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