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EIGO NIGATE な人へ。矢印のススメ。

EIGO NIGATEですか? 安心してください。なんとかなります。たった一工夫、矢印を書くだけで。

今回は EIGO NIGATE な人へ、プロのデザイナーから誰でもできるアドバイスです。

※ この内容は、 UX JAM Outbound 2 という、デザイナー向けの英語限定イベントで実際に自分が話した内容に基づいています。サムネと資料全然デザインテイスト違くてごめんね!!

転職前の職場にて、最後にずっと会話していたPMがアメリカ人でした。彼は日本語を話せるのですが、やっぱり深い議論をするのはまだまだ難しかったようです。

僕はEIGO NIGATEです…高校(高専)では「英語で留年」というレベルで、むっちゃ EIGO NIGATE でした。もちろんしゃべれないわけじゃないんですが…orz

TOEICも社会人平均607点に対し、僕は500点👼

EIGO NIGATE... I can't speak english...でもそんな僕でも英語を喋らないといけない。チームメイトと一緒にいいものを作るには、言葉の壁くらいは乗り越えないといけないとおもい、英語を話すことにしました。

その時僕がやった上達法がこれ(実際やった)
・とにかくネイティブと話す
・英語記事をなるべく読むようにする
・洋画を英語字幕で見る、字幕版を見る
・英文をたくさん書く
・洋楽を聞k....


もうお気づきですね、そんな暇あったら仕事する。寝る。こっちは疲れてるんだ、もっと楽な方法ないのか? そう思ったことでしょう。

でもないでしょうね、英語を習得するのはもう正攻法でこういうやり方以外ないと思います。(強いて言うならしゃべるのが一番早い、みたいな話は別)

え、じゃあ、あれか

もう僕らみたいな EIGO NIGATE 勢は英語話者とは一緒に仕事できないのか…

安心してください。知ってる英語だけでギリ仕事できます。できました。コツは唯一つです。

矢印を使ってください。

それ以上に言いたいことはありませんが、具体例を示しておきます。

※ 僕が言ってることは「デザイナーだから描けるすごいもの」じゃなくて、「棒人間が描ければ描けるレベル」なので、ノンデザイナーも安心して読みすすめてください。

ケース1: 「ボタンをクリックしたらポップアップが出ます」

ポップアップっていうのはこういうのを想定しています。

まあこれぐらいなら EIGO にできるでしょ…と思うあなたも、「うーん、クリックのスペルって…?」なNIGATEなあなたも、こんな感じを意識するとわかりやすいでしょう。

わかりやすい。なんか見た感じですぐに「クリックしたらポップアップがショウね!」と瞬殺でルー語に変換できる。

英語が苦手ならまずは矢印を使いましょう→

上のIIKANJI ENGLISHが、時制を気にしないと行けないのに対し、YAJIRUSHI ENGLISHはそのへんが雑。それでいいんです。時制とか言う言葉を知らなくてもわかる書き方ができる。

ケース2:「ボタンをクリックしたら、ポップアップが出てボタンの色がグレーになります」

こいつも矢印の手に書かれば楽勝です。

大切なのは、「何をしたら」「何がおきた」をパーツパーツに分解して、矢印でつなぐことです。

結構複雑な文章も、矢印を使えば IIKANJI ENGLISH よりわかりやすくできます。たったこれだけ。

ケース3: 「クリックしたらローディングが始まって、ポップアップが表示されて、ボタンがグレーになる。ローディングが成功したら画面Aに飛ぶ。失敗したら画面Bに飛ぶ」

日本語でも読む気が起きない人が居るんじゃないでしょうか?

こういう文章にこそ、YAJIRUSHI ENGLISHです。

むしろ日本語の原文よりわかりやすくないですか!矢印をつかえばここまで説明できる。

時間ごとに四角形の枠で囲んでグループ化し、それぞれを矢印でつなぐのがポイントです

例えば今回の例の場合、「ローディングが始まること」「ボタンがぐれーになること」「ポップアップが表示されること」は同時に起こります。なので一つのグループとして一つの四角形に囲ってあげると、矢印でつなぎやすい構成になります。

たとえばここに画像を付け足すと超いい感じになります。

なにも文章だけを矢印化できるわけではありません。矢印は超万能なので、何かを説明するときにはたいてい使えます。

おまけ

この記事の本題とはそれるんですが、絵文字も役に立ちますよ。こんな感じで。

↓↓↓↓

まとめ

Use YAJIRUSHI → You can work with English person.

EIGO NIGATE なら、まずは正攻法ではなくて、小手先からはじめてもよいと思います。それでは、よいYAJIRUSHIライフを!

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