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【でんこラボ活動報告】2018/11/27 動画のプロに動画制作の裏側を教えてもらおうの会

ことの発端は、でんこラボSlack内(#動画写真関連の部屋)での会話から。
※でんこラボSlackには、#広報部屋、#キャリア相談室、#グルメ部屋などの色々な部屋があり、日夜お仕事からプライベート、ちょっとした雑談など、さまざまな話題が飛び交っています。

メンバー「イベントやカンファレンスの写真などを外部カメラマンにお願いする際、どのくらいのギャラで依頼してる??」

たしかに、発注する機会を経験しているメンバーも多いなか、ギャラの相場はみんな手探りのようす。そんなところに、ある方からこんなご提案が。

かもさん「僕が今までに作った動画みせながら、実際にいくらかかったのかをぶっちゃける会をやってもいいですよ。」

!!
ぜひー!!!!むしろギャラに限らず色々知りたいです!!

ということで、でんこラボメンバーの私「ぽちゃ」こと小関と、Tik Tokのビジネスをしているりょーけん、そして動画のガチプロである「かもさん」を先生としたこの企画を開催いたしました。

動画のプロに動画制作の裏側を教えてもらおうの会

ラボメンバーと、そのお友達なら誰でも参加OKということで行いました。
先生はこの方…

浅生鴨さん
(あそう かも 1971年〜)は日本の作家、広告企画制作者。男性。本名は非公表。元NHK職員であり、在籍時に同放送局の広報局Twitterを担当していたNHK_PR1号(エヌエイチケイピーアールいちごう)として知られる。2014年7月末にNHKを退職後は作家として活動している。
※かもさんの公式HPプロフィールリンクより引用。さらにくわしくはこちら

かもさんはこの日のために、参加メンバーに向けてご自身が制作された動画を60本近くシェアしてくれ、みんなは事前にそれらを見て質問を投稿してから集まりました。
動画は30秒ほどのものから、20分近くあるものまで。ジャンルも企業から依頼されたPR動画、企業のイベントで流すムービー、ヒストリーをモーショングラフィックにしたもの、キャンペーン動画、作り込まれたフェイクドキュメント、ショートムービー、インタビュー動画などなどさまざま。

珠玉の動画たちを見ながら、その制作の裏話をねほりはほり聞いちゃいました!その内容を少しだけご紹介したいと思います!
※著作権の問題もありますので、僭越ながらわたくしのイラストでご勘弁を…。

例えばこちら、某局の愛らしいキャラクターのコマ撮り映像にほっこりし、

メンバー「この映像は一体どうやってつくってるんですか?!」
かもさん「1コマ1コマ手で動かしてます。俳句みたいな画を撮ろうといってね…」
メンバー「か、かっこいい…!」

はたまた、内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局の委託により平成28年度オリンピック・パラリンピック基本方針推進調査として制作したという(なんだかものすごく大変そう)こちらの映像に度肝を抜かれ…

えっこわっ!!◯◯◯くんからの振り幅よ!!
メンバー「す、すごい…!ロケーションも多彩に変化するし、これは一体いくらかかっているのですか…?」「これは行政との企画ですが、こんなにはっちゃけた映像一体どのように企画を通したのですか?!?!?」

そしてこちらは震災復興支援の映像…

うう、だから振り幅よ…T T
メンバー「ものすごくデリケートな題材ですが、どのように実現に向けて落としこんでいくのでしょうか」
かもさん「見せたい相手の状況や心情をトコトン考える。想像で分からなければ、現地にも見せに行く。これなら見れるなぁと被災者の方に言っていただけて、そうか、じゃあ作ろう、と。」
かもさんの超かっこいい、届けたい相手に向き合う姿勢、ものづくりにかける哲学に触れ、一同しびれる。。

そしてこちらは、長年取材されているというパラリンピックを題材とした映像。ある事情で超特急で作らなくてはならず、最小限のスタッフで敢行したという視覚障害者スキーの映像(ナレーションまでされているんだとか!)

メンバー「すごい、迫力ある雪山でのロケ…こちらの映像は一体いくらかかっているのですか?!」
かもさん「最低限のスタッフ人数で行ってるんで超低予算です」
そんな風には見えない超かっこいい映像…これが海外のオリンピック会場で流れるなんて、日本人として誇らしいです。

そしてこちらは、もんのすごく短納期での依頼がきたという、自殺防止キャンペーン映像。

納期を逆算すると、企画は1日で考えなくちゃいけなくて、打ち合わせの帰りの道中には企画を仕上げたんだとか。そして時間もないのに「海辺」というロケーションを思いついちゃって、絵コンテに描いちゃったもんだから、すっごく大変だったんだよね、と語るかもさん。
どんなに時間がなくても、そのイメージを実現するために、それは、届けたい人にきちんとメッセージを届ける映像として仕上げるために。たくさんの人があらゆるベストを尽くすんだなぁ、とわたしはとても熱いものがこみあげました。ものづくり、なんて尊いのでしょうか。

さらにさらに、みんなが気になっているこちら!

こんなものや、

こんなお宝まで見せていただき、まさに普段は知り得ない制作の裏側をとことん公開していただきました!!いやー、すごく濃密な時間でした。

参加者は、発注の立場となるメンバーが多く、そのほかにも動画制作について気になることが盛りだくさん。
「予算を抑えたい場合どのようにお話ししたらよいのでしょう?」「予算を抑えるために見積書を見ていてよくわからない単語(カタカナ)があるんですけど、、聞いてもいいのですか?」「社員インタビューのように一般の人の動画を制作するときのコツは?(グダグダになりがち、芯をついた回答がなかなか出なかったり)」「発注者として良い担当者・悪い担当者は?」「良いオリエン、良くないオリエンは??」などなど、企業から依頼された制作経験も豊富なかもさんが、普段制作スタッフさんには聞きにくいこと、ぜんぶ丁寧に答えてくれました。

あるとき突然動画案件が舞い込んできても、これで少し心の準備ができたかも?!
かもさん「とにかく目的を明確にしておくこと。最後に言いたかったのはこれでしたよね、という芯をぶらさないことが大事です」

メンバーの感想や心に残っていることはこんな感じです。
「どんな人に、どんな気持ちになってもらいたくてコンテンツを作るか。ここを一番大事にしたいし、企画いただくプロはもちろん、依頼主がもっとも考え抜いてから、プロにぶつけてみないといけないなと…!」
「心に残ったのは、かもさんがオリエンや依頼主と話すときに心がけているという『根掘り葉掘りききたい。聞いて本気度と本心を探る』というところ。」
「依頼するときにはクライアント、作り手双方が「考え」を重ね合える関係値をつくりたいなぁ。」
「自社商品やサービスをトコトンまで理解して、その世界観に合わせるべき。」
「新しいことをしたがる人も多いが、「切り口」も「手法」も新しい=難しすぎて誰にも伝わらなくなってしまう。「切り口」だけでも十分なのではないか。」
「CMを見て、CMは作らない。縮小生産になるから。かもさんのインプットについて。映画と海外ドラマを相当量見ている。広報としてのインプットも他社広報事例を見ているだけでは縮小生産になるから、もっと幅広く興味持っていかないと!と思いました。」

とても勉強になりました。

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