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BAD ORANGEZ ~腐ったみかんの方程式~

Bling Bang Bang Born から、ラッパーR指定さんの歌にはまり、ここ1か月くらいずっとCreepy Nutsと梅田サイファーを聴いています。
まさか、48歳になってラップを聴くようになるとは(笑)
BBAにも優しくて心地よくて個性的でかわいいラッパーさんたち、ありがとう💗

どの曲も、それぞれに響く歌詞はありますが、今日のタイトル「BAD ORANGEZ」がこちら。

私自身も、子どもの頃から「腐ったミカン」の部類(笑)この曲を何度も聞くうちに、深掘りしたくなってしまったので、書いてみます。

世の中を変える人たちというのは、いわゆる腐ったみかんのように、学校や社会で、うまく立ち回れないところがあると思います。

しかし、そのなかでもただただ腐っていく人もいれば、ラッパーR指定さんのように、せっかく進学した大学を除籍になってしまっても、大好きなラップを極めて、フリースタイルで三連覇してゆるぎない王者になる方もいます。

そして、王者になった人たちというのは、そこで立ち止まることなく、さらに広い世界へと、こぎだしていく。

私だって、Rさんが単なるラッパーだったら、知らないままだったと思いますが、アニメ「マッシュル」の曲を聴き、てっきり海外の曲だと思いきや、8歳の娘が「いちばんうえ~」とうたっているのを聞いて・・・え?!これ日本人の曲なの?!日本語なの?!とちゃんと聞いたら、はまってしまった、という💗

みかんの話に戻ります。
そもそも、なぜ箱の中でみかんは、腐ったのか?
「腐りはじめの1個」が、まわりを腐らせるというのは、人間のエゴじゃないか?
と、思うのです。

みかんが腐るのは、効率よく小さな箱にたくさんつめてたくさん売りたいから。でも、みかんそのものは、そんなことハナから望んでいない。

考えてみれば、世の中は、そんなことだらけになっていないでしょうか?

人間の欲とエゴで都合よく作られた、種のない果物、苦みや渋みのない野菜、真っ白なワイシャツ、海外から「靴箱」を呼ばれる都会の小さな住まいに暮らして朝から晩まで必死に働く・・・

そんな社会や環境の中で腐るのなら、腐るほうが正しいのかもしれない。
でも、腐らなかった人たち、そう「発酵してうまみや風味を増した」ひとたちもいる。

先日、映画「We are what we eat」を鑑賞する機会に恵まれました。
アメリカ・カリフォルニアのちょっと変わったレストラン「シェ・パニーズ」を経営してきた、アリス・ウォータースさんは、オーガニックの母とも呼ばれています。

ある時、フランス旅行に行って食べたものがあまりにも美味しくて、そこからローカル(地産地消)で、ほぼオーガニック(必要最低限の薬剤しか使わない野菜、有機栽培、自然農)を使うようになった。

農家さんや畜産家さんたちと密につながり、コミュニケーションしながら仕入れた原材料を使い、料理家が主導権をにぎるのではなく「ファーマーズファースト」原材料を作り育てる方々が最優先であるべきだという理念のもと、いま、畑でたくさんできているものや、間引きで出るものなどを中心に、届いた食材でシェフたちが知恵と技術で美味しい物を作り提供している方です。

私も、実は2月にちょうどタイミングよく「食の6次産業化プロデューサー」という資格を取得する勉強をしたところで(しかもそのお勉強の資材が柑橘だったのです🍊)もうすぐその認定が出る予定です。


食の6次産業化というのは、1次産業×2次産業×3次産業=6次産業化

つまり、生産者(1次)、作る人(2次)、売る人(3次)が力をあわせて、良い物を作り、世の中にその商品の背景となるものや価値を伝えて売る。
その総合プロデュースをするという国家戦略プロフェッショナル検定のひとつです。

で、ラップと何がどう私の中でつながったのか?
ラップというのは、韻を踏みます。
つまりつながりの中でストーリーが展開されます。

韻を踏むためには、音・言葉・カテゴリーなどの共通点を見つけ出す。
1行では、ちょっと意味がないように思える言葉が、次の行に行ったら韻を踏んで、また次の行にいったら関連した韻を踏んで・・・そうして、この世界でバラバラになっていたもの、点と点がつながりだすのです。

ラップだけじゃない、本来はどんな音楽も、食も、人も、すべては自然との調和のなかで韻を踏む=響きあって響かせあって生きてきたはず。

3/20 春分の日に、オンラインのイベントに参加させていただきました!
哲理学作家さとうみつろうさんが、日本の中心にあるレイ・ビレッジで、純正律に調律されたピアノを弾き、目標は144000人でしたが、それをはるかに超える方々が、同時にカノンを聴きながら瞑想をしました。

現場からの音声には、涙を流す方々の息吹も聞こえてきていたので、そこで体感された方々にとっては、それはそれは、素晴らしい時間だったのだろうと思います✨

オンラインではありましたが、私も、みつろうさんが弾くピアノの音と瞑想への誘導を聴きながら、これまで自分が目指してきたこと、これから進んでいく道について、ゆるやかにイメージをしながら過ごすことが出来ました。

「自然と調和して暮らす」
私が目指しているのは、このひとことに尽きます。

そして、2021年5月から加入している 情熱クラブ の仲間たちは、まさにみつろうさんのおっしゃる「マスターマインドメンバー」です!

いま、日本各地で小さな村づくりも始まっているので、どこに所属するか?は、人それぞれだと思いますが、私は2020年にMr.都市伝説 関暁夫さんが立ち上げた情熱クラブの「本気で生きる人、集まれ🔥」という一言に、なぜか、ここだ!と確信したのです。

その時点では、関さんのことも、ほとんど知らずでしたが、本を読んだり、カフェに伺ったり、ネット検索で調べたりして入会、クラブの仲間たちも、関さんも、とても暖かく迎え入れてくれました。

入会から3年、仲間たちと経験してきたこと、学んできたこと、そしてこれから作っていくものは、まさに私が目指してきたことと一致しているのが、本当に不思議であり、嬉しいです。

さらに、春分の日以降、不思議なご縁や久しぶりの連絡で、次のステップとして考えていたことが、現実味を帯びてくるようなことが・・・あまりにも立て続けに起きているのもびっくりです!

これに関しては、まとまってきたらご報告したいと思います。
今日も、「BAD ORANGEZ」を何度も何度も聴きながら、私にできる事、ワクワクすることにたくさん気づけたことに感謝です。


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