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ハッカ(薄荷)は、ミント(mint)の和名です。ハッカは、シソ科ハッカ属の多年草(一年草もある)の総称で、葉には爽快な冷涼感のある風味があり、ハーブティーやデザートに利用されます。私が子供の頃には、ミントというオシャレな呼び名が普及していなかったので、ハッカと呼んでいました。確かサクマドロップにはハッカ味のドロップが入っていたと思います。

ハッカをググってみたら、『北見ハッカ通商』という会社がありました。ここでは、ハッカ飴やハッカ油などのハッカ関連商品を幅広く扱っていました。何年か前の夏の日に、ハッカ油を入れたお風呂に入ったことがありました。どこかの情報番組で紹介されていたので、試したくなってやってみました。お風呂はぬるめの設定ですが、湯船につかっている時からヒヤッとした感覚がありました。また、風呂上りにはもっとヒヤッと感じました。

ニッケイ(肉桂;ニッケ/ニッキ)は、シナモン(cinnamon)の和名です。私が住んでいた地方では、”ニッケ”が標準的な呼び方でした。ニッケは、ニッケイ属の樹木の内樹皮から得られる香辛料です。ニッケには独特の辛みがあるのでスパイスとして使われますが、漢方薬の材料としても使われます。過剰な摂取は問題があるようですが、通常使用では問題はありません。京都のお土産に『八つ橋』がありますが、八つ橋の表面には肉桂の粉が使われています。

タイトル画は、ハッカ飴(左)とニッキ玉(右)の写真ですが、偶然なのか必然なのか、両方とも飴の材料に使われています。

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