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”カメハメハ”と”かめはめ波”

昨日、カタカナ言葉の”どこで区切る?”という問題について書きました。そんなことばっかり考えていたら、新しい”どこで区切る?”問題を見つけました。

1810年にハワイを統一してハワイ王国を建国したカメハメハは、カメハメハ大王の名でも親しまれています。そのカメハメハという名前は、カ(人)+メハメハ(孤独な)なのだそうです。その名前の由来は、以下の通りでした。

カメハメハが生まれた当時、その地を治めていた首長に仕えていた神官が、「この子はいずれアナタを倒し、ハワイを統一することになるでしょう」と予言しました。そのため、生まれたばかりのカメハメハは首長から殺されそうになりました。その難を避けるため、カメハメハは人里離れた場所にかくまわれ、ひそかに育てられました。その後、5歳になった頃、首長が亡くなったので状況が変わり、ようやく両親の元に戻ることができました。親と離れて暮らすことを余儀なくされたので、”カ・メハメハ(孤独な人)”という名が与えられました。

それでは、役に立たない”カメハメハ”情報を2つほど紹介します。

『みんなのうた』で知られるようになった童謡「南の島のハメハメハ大王」の主人公・ハメハメハ大王は、”カメハメハ大王の友達”という設定なのだそうです。しかし、ハワイ語は文字を持たない言語だったので、古い文献などでは、カメハメハはハメハメハ (Hamehameha)と表記される例もあるそうです。つまり、マネして適当につけた名前が実は本当の名前でもあったのです。

鳥山明さんの『ドラゴンボール』で主人公の悟空たちが使用する”かめはめ波”は、このカメハメハ大王の名前から取られています。実はこの技名は、鳥山さんが技の名前を考えていたとき、鳥山さんの奥様が提案したものだそうです。

この2つの情報は、Wikipediaに書いてありました。


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