今日は三月三日で、桃の節句の日、すなわち雛祭りでした。私は男兄弟で育ったので、お雛様を飾ってもらったことはありませんでした。三月三日は、その数字をもじって耳(ミミ)の日でもあります。今日は”数字の３”に因んだ記事を書きたいと思います。

今でも続いている風邪薬のCMに、『ルル』のCMがあります。ルルは昭和26年(1951年)に三共から発売された歴史ある風邪薬です。ルル以前の日本の風薬はアスピリンやサルファ剤が主成分でしたが、ルルは眠気やだるさなどの副作用が出にくいトンジルアジンを主剤とし、従来にない風邪薬として売り上げを伸ばしました。とWikiPediaに書いてました。

ルルの売り上げの増加は、その効能による結果でしょうが、CMの効果もかなりあったと思います。CMの決め台詞が、｢くしゃみ3回、ルル3錠｣でした。数字の３の繰り返しで覚えやすいのと、当時売れていた女優さんを起用したことでCMによる認知度が上がりました。歴代のCMに起用された女優さんたちは、全てではありませんが以下の通りです。

1973年　松坂慶子
1974年　早乙女愛
1975年　大竹しのぶ
1984年　三田寛子
1989年　富田靖子
1993年　石田ひかり
1997年　遠藤久美子
2002年　竹内結子
2004年　木村佳乃

2015年からは、有村架純さんが担当しています。昔は短期間で女優さんが変わることが多かったようですが、有村さんの評判が良いためか、かなり長く続いています。

｢馬鹿は風邪をひかない｣という迷信がありますが、その言葉通りに私はあまり風邪をひくことがありませんでした。とても喜ばしいことですが、なぜか釈然としません。