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○○フルと△△レス

フルは、英語のfull(十分/いっぱいある状態)が由来の言葉で、日本語の中にも取り入れられています。名詞の先頭にくっ付くタイプ(接頭語)の例では、
フルメンバーやフルスロットルなどがあります。また、名詞の末尾にくっ付くタイプ(接尾語)の例としては、カラフル、ビューティフル、ソウルフルなどがあります。

フルは”たくさんある状態”のことですが、”少ししかない状態”を表わす言葉もあります。それがレス(less)です。lessは比較の際に使う言葉で、対義語はmoreですが、モアを使った合成語はほとんど知りません。

レスはもっぱら接尾語として利用されます。例えば、エンドレス、コードレス、シュガーレス、キャッシュレス、ボーダーレス、セックスレスなどです。一番最後の例などはかなり普及して来たためか、”レス”だけでその意味を表わしたりします。

携帯電話やスマホは、電線が不要なワイヤレス通信を利用しています。ワイヤレスは便利な技術ですが、いつでもどこでも通信がつながるため、ストレスフルな生活を強いられる場合もあります。

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