最近カードマジックに嵌まっています。といっても、私がカードマジックを練習して実演するわけではありません。嵌まっているのは、”カードマジックの動画”です。

最近は親切な？動画が多く、カードマジックの実演の後に、そのマジックのトリックの解説をしてくれる動画が数多くあります。カードマジックには、ある程度のテクニックが必要なものもありますが、手順さえきちんと守れば必ず成功するマジックもあります。

後者のマジックは数理マジックとと呼ばれ、算数的な考えが元になっています。小学生の時に友達がやっていたトランプマジックは、縦の並びを横にならべ変えて、そのカードを当てるというものでした。これは非常に単純で、縦の列と横の列が入れ替わることによって、縦の位置と横の位置からカードの候補を一つに絞り込むのです。

この程度でも、小学生なら｢わースゴイ｣と驚いてくれそうです。大人になるとそう簡単にはいきませんが、誰でもできる凄いマジックは結構あります。数理マジックは、コツが理解できれば自分で作ることもできそうです。ただし、見せ方まで考え込まれたプロの技は、素人にはなかなかマネできません。

もっとマネできないのが、テクニックが必要なカードマジックです。前から不思議だなぁと思っていて、最近そのマジックに名前があることを知ったトランプマジックに『アンビシャスカード』と言うのがあります。このマジックを見たことがある人は多いと思いますが、一つのカードが、どこにいても瞬時に手札の山の一番上に移動するマジックです。

マジックのタネはここでは明かしませんが、あるテクニックを使うことで何度でもカードを一番上に移動させることができます。実際には移動していないのですが･･･。これ以上書くとネタバレになりますが、YouTubeの動画では数多くの”種明かし動画”を見ることができます。｢こんなに種明かししてもいいの｣と思いますが、タネがわかってもマジシャンのようにうまく実演するのは難しいのでしょう。

でも、いつかチャレンジしてみたいと思って、早速Amazonでトランプを買いました。｢また無駄遣いして！｣と、どこからかお叱りを受けそうです。