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長い名前の省略形いろいろ

関税と貿易に関する一般協定(General Agreement on Tariffs and Trade; GATT)や、包括的核実験禁止条約(Comprehensive Nuclear Test Ban Treaty; CTBT)のような長い名称の条約などは、その英語名称の頭文字を使って3-4文字程度の名称に省略されます。これは実用上仕方のないことで、テレビニュースなどで毎回正式名称を連呼していたら、ニュースが時間内に放送できません。

会社名なども省略形の対象になります。省略のパターンには4つほど形があります。一つ目は、日本道(国鉄)や新日本製(新日鉄)などのように、漢字の一部をそのまま使うパターンです。この他にも、全日輸(全日空)や畿日本道(近鉄)などがあります。

二つ目のパターンは、会社の英語名称の単語の頭文字を使うパターンです。JTBは、日本交通公社の英語名のJapan Travel Bureauが由来です。海外の企業名になりますが、IBMはInternational Business Machineの省略形です。また、今では世間一般にも浸透したNTT、JR、JT、JAなどもこのパターンになります。

3つ目は少し変則的な省略形です。NHKは、日本放送協会のローマ字読みであるNihon Housou Kyoukaiが由来です。このパターンはあまり例を知りません。

4つ目は省略形が変化した場合です。化粧品会社の『ちふれ』は、地婦連ちふれんの読みから一部を抜粋したものですが、地婦連は全国人団体絡協議会の省略名称でした。少し似ていますが、ニッカウヰスキーのニッカは、日果にっかが由来で、さらにその日果は大汁(株)の略称です。

これ以外にも面白い省略パターンがあるかもしれません。新しい省略パターンを発見したら、続報を書くかも・・・。

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