量子メモリ

量子コンピュータのメモリは、ダイナミックRAMなのか?
そこ、バイナリだったら意味ないやろ。

量子メモリの開発も、進んでいる。
NTTは、ダイヤモンドを使ってるそうだ。

では、データバスは、どうなるのだろう?
今のコンピュータでは、メモリリクエトしてアドレスをDRAMに送ると、クロックのタイミングで格納データが、データバスから送り返されてくる。
32bitとか64bitと云うのは、大方、そのバス幅だ。
あのメカメカしいツララの配管が、データバスか何かなのだろうか? 配管の中を通るのは、光か電磁波の様だ。他、あの配管には、冷却配管もあると思う。
今のコンピュータでは、ブログラムポインタと云うのがあって、そのアドレスの情報を命令として、MPU内のレジスタにデータを持ってきたり、複数のレジスタのデータを演算したりする。
と、思う。Z80の記憶で書いているが、今もそうは変わっていないだろう。
命令を実行したり、レジスタ内のデータを演算するのは、ALUと云うところである。それは、MPUの半導体チップの中の一部分で、全ての演算、命令を総当たりで、トランジスタの回路で組んでいる様なところである。
ALUは、Arithmetic and Logic Unitの略である。アリスマティック and ロジックユニット。算術論理演算装置。私は、アキュムレータユニットの略だと習った気がするが、その場合はAccumulator unit、累算器、である。
量子コンピュータは、メカメカしいツララの外観ばかり紹介され、機構や性能などの情報は、余り無い。物知りさんもそう感じている様で、現在の量子コンピュータは、ALUだけなのではないか、とする記事があった。

今のコンピュータは、2進数を使っている。電気信号のONとOFF。通常、5Vと0V。
これを5V、4V、3V、2V、1V、0Vの6進数を使えば、性能はアップする。
更に、5.0V、4.9V・・・・・と更に細かくすれば、51進数、更には、と無限に細かくして、性能を無限に上げることが出来る。
ただ、電圧差が狭いと、ノイズの影響を受けることになる。
それが、量子コンピュータです。

ウソです。
そんな細かい電圧差を演算するALUのトランジスタ回路は作れないだろうし。
量子ビットの1と0の間は直線ではなく、1であり、0であるその狭間、であるらしい。2枚の偏光ガラスが直交していれば光の透過はゼロ、同じ方向に揃っていれば「1」であり、その狭間は無限である。更にベクトルが加わる。
1量子ビットは、α|0> + β|1> と表現される。って、解んないよ。兎に角、進数の概念を超越したところで、演算するらしい。

D-Wave社の量子コンピュータは、本当に量子コンピュータなのかと疑問が付されることもあるが、2012版のVesuviusで、通常のコンピュータで30分掛る計算を0.5秒で解いたと云う。
このくらいの能力で、お値段1,000万ドル。約10億円。これを高いとみるかどうか。
その後、Googleとかも買っているみたいだし。
最近の機種は、17億円くらいらしい。

現状では光やマイクロウェーブを使っているが、量子ビットを電気的操作が出来ないかと研究が進められており、増えるワカメちゃんで有名な理研が、トンネル効果を使って出来まぁ~す、と発表したと云う。
STAP細胞に次ぐ快挙である。トンネル効果は、SDメモリカードが電源なしで記憶していられる、あれ。

量子コンピュータのチップを極低温としているのは、超電導回路を組んでいるのと、状態の維持時間を延ばすためである。
そのため、メカメカしいツララの下部に量子チップが置かれるらしい。
絶対0度は、-273.15℃である。温度とは、原子の震え具合であり、原子の震えが止まった状態が-273.15℃。絶対0度。0K。それ以下は、ない。
量子チップは、-273.00℃くらいで動作している。これが-272.80℃くらいまで熱くなってしまうと、計算できなくなると云う。
インテルは、-269℃台と云う高温で動作するチップを発表したらしい。
液体ヘリウムで冷却される。
IBM Quantum System Oneで、冷却装置の消費電力は20kWくらいらしい。
ノイズ、と云うかコヒーレンスに対し、脆弱である。

D-Wave社の量子コンピュータは、2011年に突如として発表されたと云う。それまで研究室の実験機器形態だったものが、突如としてカナダの地に、製品形態として現れた。
D-Waveの創業者、ジョーディー・ローズは、元レスラーだったと云う。アントニオ猪木さんの永久機関とは、レベルが違う。
そのテクノロジーは、カナダ北部の氷河の下から出現した超古代文明(ぴ~)とも、異星(ぴ~)とも(ぴ~)(ぴ~)。
レスラーと云っても、オリンピックのレスリング競技カナダ代表だったらしい。

量子プログラミング言語は、Wikipediaでは、QCL、Q言語、qGCL、QFC、QPL、QML、Quantum lambda calculi、Quipperが挙げられている。解かんねぇ~よ。

6進数コンピュータはアレだが、その昔、ソ連には3進数コンピュータがあったと云う。0V、2~3V、5V、の3進数。ではなく、電圧は知らないが、プラス、O、マイナスの3現象だったと云う。

集積回路が出来る前の時代。演算部はトランジスタで組んでいたのか、はたまた真空管か、リレーシーケンスか。

現行の量子コンピュータ。とても高価である。疑似量子コンピュータとも言われる。量子現象発生機器に信号を与えて、その結果の受信結果を得る周辺機器なのか。IBM Quantum System Oneでも、現行の普通のコンピュータで等価計算は可能だと云う。
そこに来て、あのエレコムが、量子関連に参入した。
あの、安かろう(ぴ~)かろうの、エレコムが?

量子コンピュータ、ではない。
量子コンピューティング、と謳っている。
デスクトップ機向けのボードとなる。FPGAを使ったもので、PCI拡張ボードの規格。
予価、百万円未満(目標)。


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