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ノートPCにMintを入れてみた


はじめに

私が現在使っているのは ThinkPad E14 Gen5 です。
このノートPCは拡張性が非常に高く、もともとのオンボードメモリ16GBに加えて32GBメモリを増設して使用していました。
そして、メモリだけではなく2242サイズのM.2 SSDの増設ができるスロットも一つ空いていたため、今回は増設したSSDにLinuxをインストールしてデュアルブートすることにしました。

OS 選び

選ぶ上で重視したのは以下のポイントです。

  • Windows からの移行ハードルが低い

  • 人気がありドキュメントが豊富

  • Linux 初心者に優しい

  • 見た目が好みかどうか

ハードウェアリソースに関しては十分に確保できるため、軽量かどうかは特に気にしませんでした。
また、Ubuntu は多少触ったことがあったためせっかくなので素の Ubuntu 以外の触ったことのないディストリビューションから選ぶことにし、今回は Mint(Cinnamon)を使用してみることにしました。

SSD 購入

購入したのはこちら。トランセンドの2242サイズのM.2 SSD 512GBです。
選択した理由として、ThinkPad E14 Gen5 はSSDの厚みに制限があり片面実装じゃないと上手くいかない場合があるらしいということと、こちらの商品のレビューにて同機種で使用している人がいることが分かったからです。

ISOイメージの作成

Mint のダウンロード

以下の公式サイトから Cinnamon をダウンロードしました。

rufus でブータブルUSBメモリを作成

rufus でダウンロードした Mint を選択し、USBメモリに書き込みました。

SSD 増設

手順

  1. 裏蓋のねじを全て外す

  2. 裏蓋の爪を外していく(百均のカーボンはがしヘラが大活躍しました)

  3. 一応バッテリーの配線を抜いておく

  4. 2ndスロットに購入した SSD を取り付け

  5. Windows が入っている SSD を外す

  6. バッテリーの配線を戻す

裏蓋を外すのは2回目なこともあり、スムーズに外すことができました。

4. 増設した後

OS のインストール

  1. rufus で作成した USB メモリをさした状態でPCを起動

  2. Mint がテスト状態で起動するので、デスクトップ画面上のインストールをダブルクリックして SSD にインストールする(細かい手順は割愛)

  3. インストールと初期設定を軽く済ませたら電源を切る

こんな感じになりました。

ちゃんと起動
システム情報

デュアルブートできるようにする

Windows 入りの SSD を戻す

  1. SSD 増設時と同様に裏蓋を開ける

  2. バッテリーの配線は一応抜いておく

  3. 先ほど取り外した SSD をもとの場所に戻す

  4. バッテリーの配線をして裏蓋を戻す

起動順序設定

PC起動時にエンターキーで BIOS に入り起動順序の設定をします。※キーは機種によって異なる
私は Linux の項目を一番上にしたところ、GRUB によってPC起動時に使用する OS を選択できるようになりました。

選択できる

感想・今後について

今回の試みをするにあたってミニPCでデュアルブートすることに挑戦した経験が活きました。特に大きなトラブルに見舞われることもなく構築することができたので良かったです。
Mint は今後しばらくメインで使用してみようと思っています。大学生活でどうしても困ることや Office を使用したいことがあれば Windows を起動するかもしれませんが…
まだ Linux に慣れていないので、今後もいろいろと調べながら学んでいきます。


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