DENNY喜多川

ポリアモリストのアダルト歴史作家。別名義で著書四十冊以上。発達障害(ADHDおよび自閉症スペクトラム)アリ。

第六夜 几帳の綻び 後編

基本的にワンルーム構造であった平安貴族の邸宅は、生活に便利なように、几帳をはじめとする、さまざまな屏障具(へいしょうぐ)で仕切って使われた。屏風や障子(現代の襖...

第六夜 几帳(きちょう)の綻び 前編

「吸茎」(きゅうけい)とは、フェラチオのことである。他に「口取り」、「雁が音」、「尺八」、「千鳥の曲」などとも言う。  日本でいつ頃から、この行為が一般化したの...

第五夜 美斗能麻具波比 後編

「『古事記』に諾冊二尊が美斗能麻具波比(みとのまぐはい)を為し給へりと云ふ事あり。「美斗」は御所(みと)(寝室)にて、「麻」はうまく、「具波比」はくひあひ(交接...

第五夜 美斗能麻具波比(みとのまぐはい) 前編

平安時代、下人(召人)に、人権はなかった。下人は貴族の財産とみなされ、所有物である下人の生殺与奪の権は、その主人が握っていた。  ただし、財産であるがゆえに、下...

第四夜 高灯台 後編

古代の日本では、おそらくは神話の時代から、女陰を「ホト」と呼んだ。字は御陰、陰所、女陰、含処、陰、火陰、火戸、火門など、様々な表記がある。この物語の舞台である平...

第四夜 高灯台 前編

平安の夜にも、照明はあった。台座に柱を立て、その上の油皿に菜種油を満たし、浸した灯心に火を点けて、夜の明かりとするのである。柱が高く、広い範囲を照らすものを高灯...