ハロウィンかぼちゃ2紫水玉

「MIZUTAMA」3号の発刊のご挨拶

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いよいよ実りの秋がやってまいりました。
皆さまには、恙なくお過ごしでしょうか。
おかげさまでウエブマガジン「MZUTAMA」も3号を発刊する運びとなりました。

3号では妖怪を特集いたします。

妖怪は人間のシャドウから生まれるもうひとりの人間(わたし)です。妖怪はその人間が抑圧され、痛めつけられて、心の奥に逃げた、もう一人の自分でもあります。

だからこそ妖怪は自分の真実を代弁するものでもあり、また自分に代わって強者や抑圧者を攻撃してくれる、シャドーヒーローでもあるのです。

つまり妖怪とは人間及び人間社会が不可避的に生みだすモンスターなのです。だからこそ妖怪は世界中に出現します。

それぞれの地方の意匠を凝らして、時に恐ろしく、時に面白くそして時に私たちの溜飲をおろしてくれるヒーローとして、いつも時代は妖怪を産みだします。

一昨年東京銀座のエルメス店で開催された、仏人写真家のシャルル・フレジェ氏の写真展「YOKAINOSHIMA」(妖怪の島)」では、日本各地の妖怪が紹介さえれています。

今回は「MIZUTAMA」3号は、10月11日~15日まで遠野で開催される 「遠野の妖怪アイコンフェスティバル」のご紹介を皮切りに 漫画家の奥友志津子さんの漫画が久々に登場いたします。 中には懐かしいファンの方がたもいらっしゃるのではないかと思います。

また村上浩康映画監督のコラム「その一本に魅せられて」も秀逸な記事になっています。

また海山かのんさんの漫画「宮沢賢治ってどんな人?」の 第2回が掲載されます。

その他にも面白いものを色々企画しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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