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安心感という魔法。

ただただ、受け入れてくれる人。
話していると安心感をくれる人。
そういう人はいるだろうか?

もしいたとしたら、とっても幸運。
ただありのままの相手を受け止めるって、実は結構難しいことだと思う。
やっぱり、人は身近で大事な人ほど”自分の望むような姿であって欲しい”と思うものだろうから。

ただ、この”受け入れてくれる人”を作るにはコツがあると思う。

まずは、自分が相手を受け入れることだ。

誰だって、どんなに仲が良くても相手の意見が意に介さないことがあったり、共感できない事があったりするものだ。
そりゃ、それぞれ違う人間だもの。
考えることに違いがあってなんら不思議な事はない。

その違いがある、ということも含めて、まるごと受け入れる。
受け入れると言っても”共感する”という意味ではなく、「あ、違うよね」とただ理解するということ。
違うというのを分かる、ということ。
「ふんふん、あなたはそんなふうに考えるのね」
と自分の心の中に置いておく、というようなイメージ。

その感覚を忘れないようにすればきっと、相手を受け入れる土壌は整っていると思う。

自分が相手を受け入れると、相手は安心を感じるようになり、次第に相手の安心感が自分にも伝わってくる。
安心感って、そうやって伝播するものだ。
不安感もしかり。

「私はあなたの存在を受け入れているよ」
の表明ができる人の周りに人が集まり、その集まった人の安心感がまた広がってだんだんと大きくなっていくものなのだろう。

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