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食べるということ

年齢を重ねるにつれて “食べる” という行為の重要性をひしひしと感じるようになってきた。

人間にとって“食べる” “寝る” は基本。
どちらが欠けてもきっと生きていけない。

20代までは、徹夜しても多少は体に無理がきいていた。
翌日ちょっと寝るとか、週末にまとめて体力回復する、とかの荒技が効いていたのだけれど、30代近くなってくるとそうもいかず、無理のメーターを振り切ってしまいすぎないように自分の体と相談しながら進む必要がある。

睡眠と同じく、食事もそうなのだ。

これまで ”寝る” というのは精神を健康に保つために大事だなとは思ってきたけれど、食にそこまで気を配っていなかった。
正直、「ひとまずなんでもいいから食べておけばいいか」と思い、20代のころはかなりいい加減で、忙しくて時間がなかったりすると平気でごはんを抜かしていたりした。

でも、私たちの体は、当たり前だけれど毎日食べるもので出来ているし、維持されていっている。

こうやってnoteを書くのに思考したり、歩いて会社に行ったり、眠るのだってその前までに食べたもののエネルギーによって可能になっている活動だし、もっと言うと、ものを食べるのに噛むエネルギーだってその前までに蓄えたものなのだ。

ジャンクなものもたまには食べたくなるのだけれど、やっぱり、野菜や魚や肉やごはんやといった基本的な食事は、自分が食べたいと思うもの・自分の体が欲しているものを出来るだけ食べてあげたいと思う。
栄養が偏りすぎず、かといって嫌なものばかりは食べず、バランス良く、好きなものを食べる。

食べながら悲しいことはなかなか考えられないし、楽しく食べるというだけでこころの健康も一緒に保たれると思う。
エネルギー補給もできる上にこころの健康も保たれるなんて、なんて一石二鳥なんだ。

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