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就職って自分ごと

3月に入っていよいよ説明会が解禁され、大学3年生の就職活動も本格的に始まった頃でしょうか。
この“就職活動の解禁”という考え方って最近出来ましたよね。
私が就職活動していた頃は、明確に「ここから開始!」というラインは無かったように思います。
さて、この“就職活動”で一つ。

合同説明会にて。
私は地方の大学に通っていたため、大きな合同説明会に行くためには数時間かけて都市部まで出る必要がありました。
100名規模くらいの学内の学生が参加するような合同説明会には、大学がバスを出してくれたりしていました。
学部の友達も参加するので、バスで隣の席に座っておしゃべりしながら行ったものです。

で、会場に到着して、自分が話を聞きたいなと予めチェックしておいた企業のブースに向かうのですが。

友達同士で行動する人の多いこと多いこと。

「え…自分の就職を決めるための情報収集の日だよね?行きたい会社って友達と全く一緒なの?」

そんな疑問を持って眺めたことを、ふと、思い出しました。

参加するまでにお金もかかるし、何度も足を運べるような場所でないのだから、その時間は自分のために有効に使った方がいいのでは?
と当時の私は思ったのです。
…まあ、人のことをとやかく言う余裕なんて無かったので、さくさく一人で行きたいところを回ったのでした。

最初に入った会社に一生勤めなければならないなんて決まりはありません。
でも、最初に入った会社って、やっぱりその後の仕事人生の中の、基準みたいになるものなんじゃないかなと思います。
そして、どこに就職するか、どこで働くかって、“自分ごと”ですよね。
社会に出ていく自分のための準備に、友達への遠慮なんていらないよ。

友達とは、就職活動で疲れた時になぐさめあったり、受かった時に喜びを分かち合ったりしたら良いのです。
友達ってそういう時に必要な存在だと思います。

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