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ワイヤー矯正治療中に起こる痛みとその対処法について紹介

みなさん、こんにちは!歯科矯正治療って、初めて装置をつけた時やワイヤーの調整のたびに、ちょっとした痛みが出ること、ありますよね。特にワイヤー矯正は、マウスピース矯正と比べて痛みが出やすいなんていう話もよく聞きます。

そこで今回のブログでは、ワイヤー矯正で感じる痛みや、その上手な対処法についてお話ししていきたいと思います。既に歯科矯正中のみなさん、これからワイヤー矯正を検討している方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ワイヤー矯正治療中に起こる痛みとは?

歯の並びをキレイに治す矯正方法として、ワイヤー矯正はよく用いられますよね。対応できる症例が多く、今でも定番の矯正方法です。

でも、ワイヤー矯正の際には歯が動くたびや装置が粘膜にあたるたびに、痛みを感じることがあります。こうした痛みは個人差があるので、人それぞれ感じ方や痛みの続く期間が違うんです。

近年のワイヤー矯正治療では、NiTiワイヤーやローフリクションブラケットといった装置が用いられていて、弱い力を持続的にかけられるようになったので、痛みは以前より少なくなっています。ですが、まったく痛みなく治療を進められるわけではありません。

痛みがある場合、矯正装置を調整したり、食事の際にやわらかい食べ物を選んだりして、工夫してみると良いですよ。ただし、強い痛みがずっと続く場合には、歯科医師に相談しましょうね。

ワイヤー矯正治療で起きる痛みのパターン

ワイヤー矯正治療を進めていく中で、少々気になる痛みが出ることもあるでしょう。その痛み、実はいくつかの種類があるんですよ。ここでは、その種類を詳しくお話ししますね。

  1. 歯が動くときの痛み

  2. 矯正器具が口の内側に触れる痛み

  3. 食事中などで歯がぶつかるときの痛み

  4. 歯磨きが不十分で歯肉炎や歯周炎が起きてしまう歯茎の痛み

  5. 歯の移動に伴う一時的な知覚過敏

それぞれについて詳しく解説していきましょう。

歯が動くときの痛み

ワイヤー矯正治療中、矯正器具から力が加わり、歯が動くことで感じる痛みがあります。これは、矯正器具の刺激が歯根膜(しこんまく)に伝わり、血管が圧迫されることで痛みを感じる物質が出るからなんです。

痛みの度合いは人それぞれ。特に、矯正器具を初めて装着した後や、ワイヤーの調整をした直後の数日間は強い痛みを感じることがあります。だけど、時間が経つと徐々にその痛みは和らぎます。我慢できないほどの痛みを感じたら、歯科医師に相談しましょう。

痛みは矯正初期に感じやすく、治療が進むとだんだん軽くなっていきます。美しい歯並びを目指して、最初は頑張りましょうね!

矯正器具が口の内側に触れる痛み

ワイヤー矯正では、歯にブラケットという装置をつけて、そこにワイヤーを通すことで歯を動かします。そのせいで、ブラケットやワイヤーが歯ぐきや舌、頬の内側に触れて痛みを感じることがあります。傷ができて口内炎になることもあるので注意が必要です。
特にワイヤーがはみ出すと、口の内側に傷をつけることがあるので、装置が口の中に当たらないようにワックスを使ってカバーしたり、ワイヤーの端を切ったりするなどの対策が重要です。

食事中などで歯がぶつかるときの痛み

矯正器具をつけてすぐやワイヤーの調整後は、歯が動き始めているため、食事の際に物を噛むと痛みを感じることがあります。
こういう時は、硬い食べ物を避けてやわらかいものに切り替えたり、食べ物を小さく切って食べるなどの工夫が必要です。

歯磨きが不十分で歯肉炎・歯周炎による歯茎の痛み

矯正器具をつけると歯磨きが難しくなり、うまく汚れを取り除けないと、歯肉炎や歯周炎を引き起こす可能性があります。これらの症状は直接的に歯の痛みを引き起こさないものの、汚れによって歯茎が炎症を起こし、痛みや違和感を引き起こすことがあります。
歯肉炎は適切な歯磨きで改善できます。普段からしっかりと歯磨きをすることを心掛けましょう。

歯の移動による一時的な知覚過敏

矯正中、歯が動くことで歯茎と歯の根(歯根)部分に隙間ができ、象牙質が露出して一時的に知覚過敏になることがあります。
この症状は冷たいものがしみやすくなるなどの形で現れます。対策としては、知覚過敏用の歯磨き粉を使ったり、冷たいものを避けたりすることが有効です。症状が長引くようであれば、歯科医師にご相談ください。
矯正治療中に感じる痛みはそれぞれ異なりますが、その都度対策を取ることで快適に過ごすことができます。


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ワイヤー矯正治療中に感じる痛みへの対処法

皆さん、こんにちは。今日はワイヤー矯正を行っている時に感じる痛みについて、その対処法を紹介したいと思います。

痛みの軽減には痛み止めが助けになります

歯が動く時には、やはりある程度の痛みが伴います。そんな時には、歯科医師に相談して痛み止めを処方してもらうのが一つの手段です。市販の痛み止めでも十分に効果がありますが、どれだけの量を服用すべきか、過剰に服用するとどのような副作用があるかを理解することが大切です。

矯正用ワックスで痛みを緩和する

矯正装置が歯肉や舌、頬の粘膜に当たると痛みを感じることがあります。そんな時は、矯正用ワックスがおすすめです。これは矯正装置のブラケットにつける保護材で、手を除菌した上で、口内の水分を取り除いた状態で使用します。市販のものもありますが、最初は歯科医院で販売しているものを購入して、医師から使用方法や注意点を学ぶことがおすすめです。

食事内容を工夫しましょう

歯が痛い時には、やわらかい食べ物を選ぶか、食べ物を小さく切って噛む回数を減らすなどの工夫が必要です。豆腐やスープ、やわらかいハンバーグ、おかゆなどはおすすめです。

口腔内のケアは必須

ワイヤーやブラケットによる傷から口内炎が発生したり、食べ物が装置に挟まったり汚れが蓄積しやすいのが矯正治療中です。口腔内を清潔に保つことで口内炎の治りが早くなり、虫歯や歯周病のリスクも減らすことができます。普段の歯ブラシ以外にもタフトブラシや歯間ブラシを併用すると、より確実なケアが可能です。

痛みが長期間続く場合は歯科医に相談しよう

ワイヤー矯正の痛みは一時的なもので、普通は時間が経つと痛みは和らぎます。適切なケアを行いつつ、我慢強く治療を続けることが求められます。しかし、もし痛みが長く続くようであれば、歯科医師に相談することをおすすめします。その原因を特定し、痛み止めの処方やワイヤーの調整など適切な対策を講じることができます。

まとめ

ワイヤー矯正の痛みには様々な種類があります。例えば、歯が動く時の痛み、装置が粘膜に当たる痛み、食事中に上下の歯がぶつかる痛み、清掃不足からくる歯肉炎や歯周病による歯茎の痛み、歯の移動による一時的な知覚過敏などです。

痛みがある場合、矯正装置の調整をしたり、食事時にはやわらかい食べ物を選んだり、装置周りを保護するためのワックスを使用したりすることで、痛みを和らげることが可能です。しかし、痛みが強い場合には、歯科医師に相談することが重要です。

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