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展望: 2024 J2 第9節 甲府 vs 清水

今まさに甲府に旅たとうとしており、本当に簡単ですが、甲府戦の展望について。

昨季の対戦

昨季のアウェイ甲府戦は、第7節、後半終了間際の失点で痛恨の0-1で敗戦。これがリカルド体制に終止符を打ちました。ホーム甲府戦は第36節。終盤戦で勝ち点3が欲しかった清水でしたが0-0のスコアレスドローとなりました。この試合は現清水の中村亮太朗と蓮川が甲府側にいましたね。

つまり甲府には勝ててていないどころか、昨季は1点も取れなかったということになります。

今季の甲府の戦績は?

現在の甲府は、4勝2分2敗の勝ち点14で5位。清水とは勝ち点差2で、この試合甲府が勝利すると、順位としても逆転するという形になります。
過去5戦の成績は以下の通り。

甲府と清水の直近5試合の成績

直近5試合では2勝2分1敗と若干足踏みしていますが、前節はメンバーを大きく入れ替えて、1-0で鹿児島に勝利しています。
これまで平均得点は1.5点と清水と同じ3位。シュート数や枠内シュート数は多くはないため、シュート精度が高いとうことですね。

甲府の各スタッツの成績

甲府のメンバーは?

序盤にACLがあったこともあり、かなり多くの選手が出場機会を得ています。

甲府の選手の出場試合数

前々節のメンバーがレギュラークラスになると思いますが、

甲府の第7節 山口戦スタメン

前節はターンオーバーで選手を入れ替え勝利を収めましたので、この試合でパフォーマンスの良かった選手は続けて起用することになるでしょう。

甲府 第8節鹿児島戦スタメン


河田とエドゥアルドマンシャはケガという情報があります。おそらくこの2試合のメンバーのミックスになると思います。システムは清水同様、4-2-3-1ですね。篠田監督、ウタカ選手など清水に縁のある選手もいるため対戦が楽しみですね。

清水のスタメンとサブは?

昇格争いのライバルとの大事な一戦ということ、次節は来週末で少し空くことを考えれば、コンディション不良の選手を除いてベストメンバーで臨むのがセオリーになるでしょう。
そういう意味では、北川、乾、原、カルリ、蓮川のコンディションが気になりますね。

清水ベストメンバー

カルリは前回コンディションは良くないながら出場していたので大丈夫なはず。蓮川も古巣対戦に準備OKとの記事があり出場できる見込み。
但し、北川と原と乾は不明。もし欠場となれば以下のスタメンになるでしょうか。

北川乾原が欠場の場合

トップは千葉ではなくタンキを持ってきたのは、前線3人のブラジルトリオのコンビネーションに期待するのもありだと思ったからです。
他には前節好調だった白崎が疲れの見える宮本に代わってスタメンになる可能性もあるでしょう。
あるいはカルリをトップに入れて、西原を左WGという考え方もありますが、個人的には西原はスーパーサブ的に後半相手の足が止まってきたタイミングで入れた方が効果的かと思います。
上記の場合のサブは、沖、高橋、北爪、白崎、西澤、西原、千葉になるでしょうか。西澤選手は矢島選手との争いですが、山形でも効果的なプレーをしており、セットプレーという武器もあるので、現時点では西澤を選ぶ可能性が高いと思います。

清水はどう戦うか?

おそらく甲府との戦いは1点を争う締まった試合になると思います。コンディション面では前節ターンオーバーで勝利して、ホームで戦える甲府の方が有利だとは思います。よって前半のうちにできれば先制点を取りたいです。また前節は交代が後手に回りましたが、交代枠5人をいかに良いタイミングで投入できるかも大事になります。リードしている場合は早めに高橋を入れて3バックにしたり、得点が欲しい場合にはカルリを上げる、あるいは千葉を投入して4-4-2の2トップにするなど積極的な采配が求められます。
また前節も前々節も課題になった前線からのプレッシングの整理の部分。甲府は通常は2CBですが、これまでの試合を見て3枚で回してくる可能性もあると思います。その場合にどうするか、どれだけ事前に想定して準備をしておけるかにも注目です。
清水にも中村、蓮川、吉田と甲府出身の選手がいて、古巣対戦に気持ちを高めているはずです。

今特急かいじで甲府に前入りすべく向かっています。現地の皆さん、最大の声量とクラップで選手を後押ししましょう!

ヴァンくんには負けない

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