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「キョリカン」というサービスを創りました。

 こんにちは、かけるです。本業はデザイナーなのですが、いろいろサービスのアイデアを考えたりするのが好きで自分で作れるようになりたいと思いプログラミングを始めました。もっとスタートアップ界隈のかたとつながりたいのでフォローお願いします!仕事ください。。。。
と、余談は後にして。本題です。今回は、プログラミングを始めて作ったサービスを紹介するためにnoteを書きました。

作るなら、誰かのためになるものを

 やはり何か作るなら使ってもらいたいので、誰かのためになるものを創ろうと思いました。でも、これがまた難しいんですよね、どこに課題があるのか見つけるのが難しい。それこそ、課題なんかないじゃないかと思うくらい僕には何も見えていなかったんです。その課題探しに没頭すること数日、、、
ついに見つけることができたんです。それは、僕が体験していたけど自ら「しょうがないこと」と封印していたことでした。その問題というのは、企業と採用応募者との距離感です。就活をしていて、どうも変な感じがしていたんです。もっとお互いのこと知るべきなのに形式ばったり、企業という顔が前面に出すぎていて本心が言いずらいと思っていました。緊張もしましたし。もっと面接までのやり取りをラフな感じにすれば、このような緊張感などは起きないのかなと思いたわけです。

**人材業界の市場規模と問題

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 人材業界の市場規模は、約9兆円で電子部品・デバイスや医薬品市場よりも多いです。ということは、人材業界より低い市場は人手不足という事ではないでしょうか。専門性が高まるにつれて、人材不足数が大きくなっていきます。そうすると専門職の給料は高騰し儲かるというわけですが、そんな大金到底払えないので、インターンやアルバイト、派遣社員雇って安く済ませているという事だと思います。そして、それが嫌な人はフリーランスとして働き始めて、企業ではどんどん人手が少なくなっていくのかなと考えています。間違っているかもしれないですが、、、
そして、人手不足を抑える方法の一つに退職率を減らすことがあげられます。それは、新卒や転職者と企業とのミスマッチを減らすという事です。こんかい、私が問題だと思った事とつながってきます。本心や求めているものを引き出し、ミスマッチを減らすにはやはり距離感が必要になってくると思うのです。

企業と採用応募者との距離感

 これは、企業と採用応募者の距離が遠いほど採用者のリラックス度や密なコミュニケーションをすることができる可能性が減っていく図です。リクナビやその他の就活サービスは「企業」という顔が前面に出ていてどうしても、応募者側に緊張感を与えてしまいます。一方Wantedlyというサービスは、企業という面を持ちながらも、その内部の人とチャットができるという面でよりリラックスさせることができると考えられます。

採用応募者のリラックス度が高ければ高いほどより密なコミュニケーションが取れるので本心や真の実力を知ることができると考えられます。
これは、私の予測ですが「Wantedly」を使うベンチャー企業が多いのはこの密なコミュニケーションによってより良い人材をとることができると感じているからではないでしょうか。後日アンケートを取ってみたいと思います。

より密なコミュニケーションを実現するために

 より高い数値を出すにはどのようなサービスが良いのか。そこで考えたのは、プラットフォームに内包したサービスです。私が、「これだ!」と思ったのはというサービスでした。ツイッターやFacebookでイベントや人材の募集ができるサービスで、僕は最初このサービスがバズったのは、はやりのOGPを利用したサービスだったからだと思っていました。でもそれだけじゃないと気付いたんです。「bosyu」でイベントや人材を募集する人たちは個人なんです。そう、個人が募集を共有するところはツイッター、Facebookという開けたソーシャルネットワークなため、よりラフに応募することができそのやり取りもそこで進んでいきます。企業という顔が前面に出ず個人が前面に出る事が密なコミュニケーションをとることには重要だと思っていたので、「これなら密なコミュニケーションが実現できる。」と思った瞬間でした。また、最近「ツイッター採用」という言葉を耳にする事や、そこで仕事を受注する人を良く見るようになったのでイケるかもと思い今回「キョリカン」というサービス作成に至りました。

キョリカンというサービス


 これがトップページです。キャッチフレーズに関してですが、サービス名である「キョリカン」と「距離感」をかけて、創り出してほしいものは信頼だという事を伝えたくこのようなキャッチフレーズにしました。何かいいキャッチフレーズある人募集します。。。ツイッターに内包されたサービスですので、サインインはツイッターアカウントのみです。

使い方

 これが一連の流れです。募集要項を作ってそして確認し、ツイッターに共有するだけです。そしてツイッターできになった人が共有されたリンクに飛び、詳細ページで募集要項確認後、興味があればツイッターで興味を知らせるボタンを押します。すると作成者に共有された通知がツイッターで届くのでそこからやり取りが始まります。このメカニズムは、募集要項作成時にツイッターIDを記入する欄があり、そこに記入することによって通知が来るようになっています。ツイッターAPIでIDを自動取得しようと思ったのですが、よくわからなかったので、今の形で作りました。今後改善していくつもりです。OGPで作成される画像と詳細で見る画像が違うのは、少しでも会社のことを詳細画面で表せたらなと思ったためです。
使い方はこれくらいです。

最後に

 誰かの役に立つものを創ろうとしたと書きましたが、本当は自分のためで、僕が就職活動をしていていやだなと思ったことを解決したくて作りました。もし、この問題を分かち合える採用側、採用者側がいれば使っていただきたいです。大きな問題より小さな問題を解決するのが案外難しかったりするんです。また、見つけにくいものなんです。

あとがき

 このnoteはサービスを作りながらだらだらと書いていました。そのあいだに、もう少し市場分析したいと思いしらべていたら、実は僕が考えたサービスとおなじプロダクトを見つけてしまいました。「JobTag」というサービスです

もうやられていたのか。。。。。。。と思ったんですが、リンクが壊れていて実際のサービスは終了?しているみたいでした。それよりうれしかったのが、1日で100社を超える募集を集めることができたということです。やはり需要はあるのかなと思っています。1年前でこれなので。
誰も考えつかないアイデアを考え付くのは難しいことだとあらためて思い知らされました。ルンルンだったのに深く調べていくとズンズンになりました。最近本を読むようにしていて、見えなかったものが見えるようになっていくことがとても充実感を与えてくれます。
ほかにやってみたいサービスがあるのでどんどん実験して経験できればと思っています。

ありがとうございました。

参考文献

https://rc.persol-group.co.jp/column-report/files/research20120912.pdf
(2020年の労働市場と 人材サービス産業の役割 - パーソル総合研究所)

https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2034
(人材ビジネス市場に関する調査を実施(2018年) | ニュース・トピックス )

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