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チケットを取り置きではなく販売するには

事前に予約して当日決算をする。価格は前売り価格で。
これってちょっと変じゃない?

チケットを「予約」して当日受け付けでお金を払う、このとき払う金額は前受価格。
これは元々身内客など、限られた観客へのサービスだった。

90年代前半から「日時指定・整理番号付きチケット」が広まり、日時別の票券管理が必要になると、対応が難しかった一般客向けの電話予約は廃れていった。一般客はプレイガイドの利用が原則となった。直前まで予定が立てられない社会人向けに、「前日予約」のような電話予約を設ける公演もあったが、これも特定の人気公演に限られた。一般客は、小劇場公演でも普通に事前決済していたのだ。

これに対し、身内客に対する取り置きは盛んになった。チケットが日時指定になったので、関係者が手売りする際も手持ちがない。「プレイガイドで買ってください」とも言えない。このため、公演前までにチケットの受け渡しが難しい場合は、受付での取り置きになった。事前に座席を確保した上で、当日受付で支払うもので、これが現在ネット上で行なわれている当日精算と同じ概念だ。
http://fringe.jp/topics/casestudies/20160717.html より

ネットを使って、たとえば通販サイトを用意してそこで買ってもらえば取り置く必要もない。

今は無料で30秒で通販サイトを立ち上げられる

公演の制作・製作費はチケット代でまかなう、これはどの団体でも共通しているであろう。
何度も公演を開催していれば、直近の公演の利益を次に開催する公演のための資金としてつかう。
あまり資金力がない状態だと、現金収入が必要になる。なぜなら公演製作費は基本現金払いだからだ。
となると、どうしてもチケット代は売れた時に現金がほしいとなる。
オンラインチケットが浸透しづらいのもこれが大きい。オンラインチケットの売上は後日運営会社から指定した口座へ支払われる。

だったら現金で購入してもらう方法をつくればいい。
通販サイトを立ち上げてチケットを商品として販売し、支払いが確認されたら発送する。
この方法ならおそらくオンラインチケットを導入するよりも金銭的コストは低減できるだろう。

「通販サイトをつくる」ってとても難しいように思う人もいるだろう。チケットを販売することが目的なのでAmazonや楽天のショップのような大掛かりなお店は不要。fc2のカートシステムを使うという方法も以前はあっただろう。だが今は無料で作れるBASEというサービスがある。

BASEを使って商品ページを作成し、支払い方法を銀行振込に指定する。
カード決済や代引きはそれぞれに別途手数料が発生するので銀行振込がいいだろう。

ただこの通販サイトを使う場合にもデメリットがある。
銀行振込なので振り込まれたか確認する必要があるし、チケットの発送も手作業となる。

ただ当日にキャンセルされてアテにしていた収入が確保できなくなる、という事態は避けられる。
当日のキャンセルが数名ならばまだカバーが効くかもしれないが、まとまってキャンセルされると大損害となる。

前売りへの移行のハードルは低い。



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#演劇ビギナー ノート

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