森田慶賢

DESIGN WORKという屋号でグラフィックデザイナーとか編集とかやっています。 h…

森田慶賢

DESIGN WORKという屋号でグラフィックデザイナーとか編集とかやっています。 https://d-w.cloud

最近の記事

こうつくった、ショートフィルム「星がきれいですね。」ポスター。

先日、女優のSanae margaretさんが自主制作されたショートムービーのビジュアルポスターを制作つくりました。 内容を簡単に紹介しておきます。 ある日、あいはカフェで友達にある相談ごとをします。 「付き合ってる恋人からプロポーズされたんだけど、彼は浮気をしている」と。 場面は変わり、もう1人の主人公のれなもある日、友達に相談します。 「プロポーズされたけど、私は浮気をしている」。 同じ境地でありながら立場の異なる2人は果たしてどうするのか。 といった話です。詳しく

    • ロゴとは何か。

      ロゴとブランディング。 一般にロゴとは企業や店舗、ブランドの「旗印」となるものを指します。日本では昔から家紋がその役割を担っており、それをあしらえることで敵・見方の分別をつけたり、掲揚することで士気を高める効果がありました。 一方ブランディングとは元々は「burned」という語源で、家畜に自分の焼印を押して他人のものと区別をつける、という意味がありました。つまりブランディングとは「他社のサービスと区別をしてもらうためにはたらきかける」ということです。 もっと簡潔に言えばブ

      • Facebook製仮想通貨「libra」のロゴは何がダメか。

        先月、Facebookが独自の仮想通貨「libra」を発表しました。 その内容は置いておいて、同時にお披露目されたロゴについてデザイナー目線で綴っておきたいと思います。 あのロゴを見た時は驚きました。Facebookほどの大企業でありながらロークオリティだなと。 マークコンセプトの背景ですが、「libra」はラテン語で天秤を意味し、同時に発表されたCalibraという決済アプリも「〜」をマークにしており(ただしこちらは3つ重なっているのではなく1つだけ)、正確なことは分かり

        • 事業立ち上げのビジュアルブランディング

          こんにちは、グラフィックデザイナーの森田です。今回はとある会社の立ち上げに際してのデザイン一式をさせて頂いたのでその話をしようと思います。 社名は「sayme(セイミー)」、事業は保険代理店です。 僕自身もそうなんですが、保険代理店と聞くとやっぱり少し警戒してしまうのではないでしょうか。「騙されるんじゃないか」「必要ないものまで契約されるんじゃないか」。そして個人的には現時点で28歳ということもあり、正直そもそも保険の重要性・必要性をあまり感じていません。 ただお客さん

        こうつくった、ショートフィルム「星がきれいですね。」ポスター。

          アイドル誌制作風景

          こんにちは、グラフィックデザイナーの森田です。 今回は地下アイドルグループのオリジナル雑誌の制作風景を綴っていこうと思います。 遡ること昨年の11月、僕が自ら企画・制作しているフリーマガジン(これについてもいずれ記したいと思います)を見たアイドル事務所の方から、突如連絡をもらったことから始まりました。 デビューを控えたアイドルがいて、デビューと同時にオリジナルの雑誌をつくって宣伝していきたいとのこと。地下アイドルでオリジナルの雑誌を作っているところはなかなかないので、企画

          アイドル誌制作風景

          「ARCHIVE」ロゴデザインの裏側

          ダメな業界こんにちは、初めまして。グラフィックデザイナーの森田です。 恐らく業界外の多くの皆さんは「一体デザイナーって何をしてるんや」って感じだと思います。同じくクリエイターと呼ばれる種族でも、例えば靴職人や美容師、カメラマンにイラストレーター等は、なんとなく想像がつきやすい。 しかしデザイナーはどうか。結構ブラックボックスに見えると思うんですよね。他のデザイナーさん達も開示したくない訳ではないと思うんですが、業界的に昔から仕事はアウトプットされたものだけを見せる、という

          「ARCHIVE」ロゴデザインの裏側