SHY

IT系の企業でエンジニアから知財業務までを経験し、このたび退職しました。知財部門では業務の枠組みを超えて、半ば自主的に組織の創造性を高める活動を行いました。優秀な人材(技術者)が力を発揮しづらいと思われる日本。知財部門にできることはないかと奮闘した記憶を書き記したいと思います。

知識創造型企業になるべきか

どうも。ブログを書き始めて数日です。どうせなら毎日更新しようと思い始めました。なので、ネタをじっくり考えるのではなく、思いついた順番でなんとなく続けていきたいと思います。
 ところで、このブログを書き始めたのは、自分が企業の知財部門の中で、一風変わった活動をした記憶を書き留めて置きたいと思ったからです。一般的な知財の仕事とはかなり異なることをしながらも、その根本は組織としての知識創造力を高めるとい

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新ビジネスの検討を手伝う

さて、初回から話題にしている未来の特許を考えるワーキンググループを続けていると、あるところから少し変わった依頼をもらいました。知財部門としては珍しいと思うのですが、若手を中心に新ビジネスを考える機会を作るので手伝って欲しいというものです。
 未来の特許を考える→新しいビジネスもん考えられるはず、という期待だったと思います。しかしながら、ワーキンググループは対話を続けているものの、成果を明確に示すこ

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知財部門がイノベーション活動に絡んでいこうとすると

私が属していた知財部門とは、企業の技術戦略と近いようで遠い組織でした。特許などの知的財産は技術開発の最後のアウトプットとして、その成果は独占され、時には金銭的価値を創出します。しかし、近年、特にコンピュータ・ソフトウエア分野では、技術のオープン化が進み、技術そのものの価値は下がっているように思われます。それに準じて、企業内における知的財産の価値が下がり、知財の価値を拠り所に成立していた知財部門はそ

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未来に何が起こるかなんてわからない

よく思うことがあるんです。計画していたこと、例えば、どこかに旅行に行くとか、出張に行くとか。また、外出しないとか、するとか。計画していたことの大まかなことは、だいたいわかります。でも、時には計画画素の通りにならないこともありますが。
 それ以外のこと、外出したら偶然にも友人に出会えたとか、とてもいいお店見つけたとか、または、なにか失敗してしまったとか。いくら今までの経験や知識を動員してもわからない

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ワーキング・グループが始まった

IT業界における未来の特許?の位置づけ

 さて、前回お話したように、知財部門に所属する私は今の特許ではなく、未来の特許を考えるという命題を与えられ、とても困っていました。ここで、もしかしたら他の業界の方は???の感じかもしれないので、IT業界、特にITサービスや業務パッケージなどを主力とするビジネスの特許の考え方を説明したいと思います。
 簡単に言うと、ITサービスの特許はアイデアしだい、技術的

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ブログはじめます

知財部門を退職しました

 2019年3月、29年間務めた企業(IT関連)をいろいろあって早期退職しました。入社してから、10年は液晶デバイスの設計・開発技術者、残り20年を知的財産部門で過ごしました。
 知財部門の仕事といえば、代表的なのは特許の出願や中間対応、ライセンスや係争になるかと思います。でも、私はそのような一般的な知財部門の仕事だけではなく、ワークショップをやったり、デザイン思考を試し

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