ハンガーを外してから

レジの手間 - ファストファッションのお店

 当該ページ内、これの関連記事が多いですね!でも、当方はそもそも「買い物好き」ではありませんし、アパレル関係にも疎い方です^^;

 さて、この写真は、とあるディスカウントストア内(のTシャツ売り場)で掲げられていた【お客さんへの要望】表示です。これの意味・目的については理解に容易いですよね?当方が最初にこれを見た時「今やもうここまで追求が進んでいるのか」と多少感心しました😲ただ、これと同じ発想<お作法>のものは、例の大手チェーン店でも実施されていたのですね!?(だいぶ後になって)ようやく知りました。
 『手間が掛かかるとは?』について、もう少しだけ視野を広げつつ、整理してみましょう(^^)/

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 初めて〔GU〕に行ってみた我が家。1号店がオープンしたのは2006年だそうですが、その初期の頃から、このようにお客さんへ協力を請うことで、精算レジでの手間削減とそれに伴う高速・高回転化を実現しているようです(*1)。
 当該『対顧客方針』に関し、この写真の店とGUとどちらが先に始めたのか、後から他方を参考にしたのか、前後関係は不明ですが、【手間削減の追求】という点で共通の執着を感じ取ることができます。

 〔ユニクロ〕と〔GU〕とは、いずれも同一の母体企業〔ファーストリテイリング〕の傘下にあるということをご存知の方も多いと思います。それらの違いは、「〔GU〕の方がより一層低価格路線である」というのが第一印象でしょうか。
 そして、これら2つの店舗内の様子は異なります。値段や取扱商品のニュアンス以外に、陳列を見ると大きな違いが?つまり、上記とはまた別の「”手間”に関係する工夫ポイント」として真っ先に目につく様式の違いがあり、〔GU〕の方で見られるタイプは、他の外国由来のファストファッションブランドや〔西松屋〕や〔しまむら〕等でも広く採用されているものです。
 
 それは、「ハンガーを多用している」ということ。もはや当該商形態においてはそれが主流になっている、とは過言ではないかもしれません。
 ハンガーに洋服を吊すことによって、洋服を畳む必要がなく、人件費が削減できるから。これらの中には輸送段階、つまり工場からハンガーに付いた状態で(さらにはラックごと)扱うことが多いようです。

 
 と、ここまでは”雑学感”ばかりでしたね。さて、【まとめ】として別側面に触れておきます。

 数量を買い、ごく短い周期で買い替える手軽さ、には到底馴染めないです。確かに店舗に『回収箱』を設置し、「リユース/リサイクル」の目論見があるようには見えても。やはりファストファッションは地球にやさしくないのでは?と感じます。 ※「子供の成長が早いから」は除外!

 さらに、「何故そんなに安いのか」について考え始めると、もっと深みへ… 前述したように取り沙汰されるのは「手間の削減で人件費圧縮」。それだけでこれほどまで安くできるのでしょうか?他の要素は? 

 国内の店舗で働く人や、海外の工場で働く人の賃金との兼ね合いはどうなっているのだろう…と頭をよぎります(;'∀')

(*1)ICタグによる自動計算システムについては、今回は触れずに見送ります

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