高速道路

交通渋滞の本質~不解消の要因とは

 【発生原因】の基本的な要件は、各メディアで取り沙汰されることがあるので、冒頭で”おさらい”のみしますが、主題としてはその後。一般論とは別角度からの考察へと展開します(^^)/

 行楽シーズンや連休などの高速道路。「何故」「どういうところで」渋滞は発生するのか---。
 時々テレビ等で話題になるので知っている人もいるかと思いますが、まだまだドライバー全体の認知度・意識付けが低いように感じます。

 概ね、①上り坂②事故等で車線減少③トンネル入り口④合流⑤料金所の順で多いようで、減少・緩和のためには「①や③で減速してしまわないように」との心掛けが有効です。
 ただ、上記の話題は”ありふれて”いて、メディアから簡単に見聞きできる情報・観点であるので、ここではあまり深く言及しません。代わりに、少し違った点に目を向けてみましょう

ーーー渋滞から抜け出した際に「何でここで?」と訝しく思うような”上記のどれにも当てはまらない場所”で自然渋滞となっているケースで、その区間の長さが短縮/解消へと推移せず長時間継続するのは何故か?誰のせいか?
※「渋滞車列の最後尾に近付く前に車間距離を保ちつつブレーキランプ点灯具合を工夫して…」というテクニックの話は除きます。「防止・回避」よりも「早期緩和」の方に観点を置いて考えましょう☝

『渋滞とはつまりどういう状態のことか』

という本質思考が鍵です👍


 【渋滞】とは「ある領域において、円滑運行の許容量を超えて過密となり、流れが鈍化した状態」のことです。『交通渋滞10km』と言えば、起点と終点の間10kmの”枠の内側に車が集中”しているわけです。大少関係の不等式では、
一定の区間(=枠内)に、
【新たに入る量】>【出て行く量】
だとそこは渋滞し、一旦渋滞したならば、
【新たに入る量】<【出て行く量】
でないと短縮/解消されない、と言えます。

 本質追究でこのように捉えたならば、
今回の論題
渋滞が長時間継続するのは何故か?
の”答え”は、
『渋滞に突入後、その領域の終端に差し掛かった(=やや緩和/空いてきた)際に、すみやかに加速しない車が多いから』

 誰も意識していないでしょうが、「この渋滞を助長していた自分一台がさっさと”枠”から抜け出して解いてやるぞ!」風の心意気が有効です。その逆の「やれやれやっと抜け出せそうかな。ここまでだいぶ時間かかったし今さらちょっと急いだところで…」的にゆったりしている運転態度は、”渋滞不解消”に加担しているわけですね
※車間距離を詰め過ぎる危険運転は不適ですが、ここでの”のんびり感”を安全運転だと勘違いして褒めていてはいけません🙅

 一人ひとりのちょっとした心掛けで社会がよくなり得る例はたくさんあります。

結果として「自然な相互協力」がもたらされるこのような《気付きnote》が、できるだけ多くの人に届けばいいのにな、と思います(*^▽^*)

*** コチラもご参考ください🙇 ***

 

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