悩みのループから抜け出すために、あえて「誰か他人のためなのだ」と思って書くこと。
会社を辞めてからずっと悩んでしまい、もはや悩みの消化不良を起こして、体をゆっくり休めるはずがますます体調が悪くなっていました。
本を読むのもモチベーションが無く、ただ最近長湯をするためにお風呂で軽く読書をしていたので、謎の義務感で本を読み進めていました。
そんな日々を送ってた、昨夜の長湯&読書タイムのこと。デール・カーネギーの「道は開ける」を久々に読んでいたところ、悩みについての下記のアイデアがじんわり私に響いてきました。
“事実を把握しようとする場合に、情報集めは自分のためではなく、誰か他人のためなのだと思うようにする。こうすると、事実に対して冷静かつ公平な観察がしやすくなり、感情を取り除くことができる。”
そもそも悩んでいる時は感情が高ぶっていて、解決策を考えようにも冷静でいられません。「悩む」って延々とループ状態。
自分でもループ状態に陥っていることには気づいていたのですが、なかなか抜け出すにいました。こんな時、自分はどうしていただろうか?それを思い出させてくれたのが先程の一節の「自分のためではなく、誰か他人のためなのだと思うようにする」という言葉でした。
私がこうやってnoteやブログで文章を書くのは、「自分のため」を前提にしていました。何よりも自分のための見返すメモになったり、文章にすることで自分の思考の整理もできます。
なので、「客観的に冷静になるために、あえて、誰か他人のためなのだと思ってやる」という発想にハッとしたのです。そうか、逆にそうやるのも有りなんだと。
ブログやnoteなどを継続するのに、「自分のため」にしておいた方がモチベーションが保てていたので、それで逆にバイアスがかかっていたのかもしれません。
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思い返せば、私がこんなにも長々と悩んでいたのは、どこにも書き出していなかったからかも。とも思います。
今回はあまり表立って言えないことも多く、その中でも体を壊したことだけは書けたので、それが逆に他の事柄を覆い隠してしまい、いつしか自分の中で体を壊したことだけが原因になり、「こんな体じゃ、この先上手く生きていけない」という考えで頭がいっぱいになっていました。
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最後に、「道は開ける」で紹介されている、悩みの追い払う方法を置いておきます。
次の四つの段階を踏めば、悩みの九割を追い払うことができる。
一、悩んでいる事柄を詳しく書き記す。
二、それについて自分にできることを書き記す。
三、どうするかを決断する。
四、その決断を直ちに実行する。
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