シマトネリコ | 毒親デトックス

支配的で過干渉な親に長年悩まされてきました、シマトネリコです。同じような親のもとで苦し…

シマトネリコ | 毒親デトックス

支配的で過干渉な親に長年悩まされてきました、シマトネリコです。同じような親のもとで苦しんでいる人たちに、もっと必要な情報や、ヒントになる考え方と出会えるきっかけを作りたい。私も、親から受けたネガティブな影響をデトックスし切りたい。そんな思いで記事を書いています。

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私のものさし、親のものさし

✤こちらは2018年11月13日に書いたブログ記事(再編)のアーカイブです 私は今、自分を産み育ててくれた親と疎遠にしている。 これ以上会うことも、連絡を取り合うこともしたくない、と伝えたうえでのことである。いわゆる「絶縁」というもの。 成人するまでは、 趣味趣向、交友関係、勉強、成績、進学:母 勉強、成績:父 といった分担で、過剰に管理や制限された生活を送っていた。 たとえば、アニメや漫画は絶対にNG。 友人に借りたりお小遣いでこっそり買った漫画本は容赦なく没収された

    • 毒親から受けた心の傷を直視した結果

      昨日の投稿「毒親から受けた心の傷を直視してみた」を早速読んで下さり、ありがとうございます。今日は心の傷を直視した時に読んだ本と、見つめた傷について書きます。 昨日の投稿はこちらからご覧いただけます。 ところで、傷を直視するためになぜ本を読んだのか。 もちろん対象となる内容の背景や詳細に関心があったのは入り口として言うまでもないですが、実際にやりたかった作業はこのツイートにある「非寛容な感情」を認め「寛容を育」てたかったのだと思います。 ちょうど今朝このツイートを見て、これ

      • 毒親から受けた心の傷を直視してみた

        一年半ぶりのnote投稿になります。お久しぶりです。 投稿していない間も読んで下さった方がたくさんいて驚くと共に、何か少しでも参考になっていたらいいなと思いながら、閲覧の多さに喜んでいます。 特に抜毛症の記事がほかの10倍(!)ほどの閲覧数となっていて、驚きました。知らぬところで、どなたか引用してくださったのでしょうか…? ともあれ、ありがとうございます。 今日記事を書こうと思ったのには、今だからこそ書けるものを残したい、という気持ちが背景にあります。 (前回までの3

        • 毒親の影響に立ち向かう力 - その2

          前回、私が親からの(良くない)影響克服のために必要と信じている「立ち向かう力」3つのうち、1つ目について書きました。 (1つ目については、「毒親の影響に立ち向かう – その1」へ) 今回は「毒親の影響に立ち向かう - その2」として、3つのポイントに絞って書いてみます。 1. 世代・性別・環境を超えた「味方」を見つける私は親の言いなりになりたくない意思だけは強くて、親との衝突は数え切れませんでした。中でも戦争レベル(生活や学業、仕事に影響するレベル)のことが大きく3回もあ

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        私のものさし、親のものさし

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        • 毒親育ちを乗り越えるノウハウ
          3本
        • 毒親バトル 戦闘記
          1本

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          毒親の影響に立ち向かう力 – その1

          ✤こちらは2018年12月10日に書いたブログ記事(再編)のアーカイブです ブログを立ち上げてから、先月で半年。 立ち上げと同時にtwitterでもこまごまと、過干渉な親から受ける影響や、日々その影響克服の経過を発信しています。 ブログの閲覧数自体が増えただけでなく、同じような環境に置かれて努力している方々や、抜け出して状況を客観視出来るようになった方々のことを目にする機会も増えました。 色々と目にして考えるうちに、こう考えたら良かったんだ、これには気をつけよう、これで

          毒親の影響に立ち向かう力 – その1

          わたしが子どものころ、ほしかった親

          ✤こちらは2018年9月4日に公開した記事のアーカイブです 前回の記事から3ヶ月、その間にたくさんのことを考えてきて、そろそろ1つ記事としてまとまるかな、と思っていたところでした。 先日発売された幡野広志さんの「ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。」を読み、たくさん心に響くものがあったので、触発された記事を急きょ書くことにしました。 親子関係に悩む人たちの救いの手にもなる1冊読み始めたきっかけは、コピーライターの糸井重里さんがtwitterでリツイートされていたこと

          わたしが子どものころ、ほしかった親

          物理的な対処と、心の対処

          ✤これは2018年5月24日に公開した記事(再編)のアーカイブです 今回はデトックスにあたり必要な2種類の対処のうち、「心の対処が必要だ」と強く感じたエピソードについて書きます。 人前である程度普通に振る舞える、もしくは普通に見せかけることに慣れてしまっている毒親環境下の皆さまは、ぜひ。 物理的な対処を頑張りすぎた私 現在一緒に暮らしている人がいます。その人は、私の親が何らかのパーソナリティ障害を持って毒を盛ってくることを理解してくれていて、何事かあったときにはとても助

          物理的な対処と、心の対処

          毒親育ちと抜毛症

          ✤こちらは2018年5月17日に公開したブログ記事(再編)のアーカイブです。 私はふさぎ込んだり、追い込んで集中しなくてはならなくなると、髪やまつげを抜いてしまう癖があります。 この癖はたしか11才くらいから。なぜ覚えているかというと、中学受験のために塾に通わせられ始めたからです。 この頃はいじめにも遭っていました。 最初は髪の毛だけで、いつからかまつ毛も対象になっていました。 これが抜毛症と知ったのは、20代になってからでした。それまで親に見つかって、気持ち悪がら

          まえがき – 毒親ブーム10年目の今

          ✤2018年5月16日にブログで公開した記事のアーカイブ(再編版)です 「毒親」という言葉が日本のメディアにたくさん出てくるようになって、10年ほどになるのだそうです、今年。 2008年から自己愛の強い母親とそれに苦しむ子供の問題に関する書籍が増え、日本では2015年時点で毒親という言葉は一種のブームになっていたが、…  毒親(Wikipedia)より もともと「毒親」は、Susan Forward著 “Toxic Parents”から派生してきた言葉。 10年かけて呼

          まえがき – 毒親ブーム10年目の今