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対談動画:演技の引き出しの使いかた

ドラマ/映画の演出家として活躍中の千村利光監督と対談しました。

テーマは「演技の引き出し」。

千村監督が演出サイドの視点から、小林でびが俳優サイドの視点
「演技の引き出しってよく言われるけど、それって要するに何なのか?」から「演出家が俳優の演技の引き出しを活用する方法」について・・・企業秘密ギリギリOUTの内容でディスカッションしてます(笑)。

【『演技の引き出しの使い方【演出編】』お芝居について考える会④】

【『演技の引き出しの使い方【演技編】』お芝居について考える会⑤】

各サイドがおよそ16分のYoutube動画x2本なので、電車の中でひとつづつ観るもよし!このお盆休みにまとめて観てみるもよし! 俳優部さんにも、演出部さんにもオススメです。

この対談動画『お芝居について考える会』シリーズ・・・じつはシーズン2で、既にシーズン1の①②③がYoutube上にあります。 もし今回の動画が面白かったかた↓コチラの対談動画もぜひどうぞ。

【『演出とは化学変化を仕掛けること!』お芝居について考える会①】

【『演技のリアルを演出する!』お芝居について考える会②】

【『演技のリアリティとは?』お芝居について考える会③】

千村監督とボク小林でびはそもそも、考え方がある意味”真逆”というか(笑)、いやもちろんお互いリスペクトし合ってるのですが、お互いに「え?そんなやり方アリなの?」「そんなこと考えたことも無いわ」とか思いながら対談してる(表情見てると分かりますw)のが面白くて。 でもそのまったく”やり方が真逆の2人”が最終的には何故か同じような結論に辿り着こうとしているのが、また面白いというか不思議なんですよねー☆

同じ山頂を目指してるんだけど、登頂コースが真逆からというか(笑)、徒歩派とバス派の違いみたいな? でも2人とも山登り大好きみたいな?(笑) そーゆートコも含めて楽しんでいただけたら嬉しいです。

ちょっと今回フリートークっぽいので、
ついでに先日このブログで公募した8月12日の演技ワークショップについてご報告を。

大盛況で開催できました。ありがとうございました。
お盆休みなのでみなさん東京にいらっしゃらないだろうし、よほどの数奇者しか応募してこないだろうから小人数でガッツリやるぜ!とか思ってたら、ビックリするくらいの応募がありまして。 あれよあれよと言う間に定員に達して、予定よりもかなり早めに募集を締め切らせていただきました。 お断りしてしまった方々すみません。次回ぜひ。

いや~みなさん意外と東京にいらっしゃるんですねー。 しかもみなさん超熱心で、それぞれに自分の限界を超えるチャレンジをしてくださって、ホント意義深い4時間になりました。

座学が1時間半で、エクササイズが30分、残り2時間で台本を演じていただきました。

男性は警察官役、女性はバンドの追っかけで地方に来たんだけど何故かUFOに追い掛け回される独身OLを・・・警察官とかOLとかって実は面白く演じるの難しいんですよね。ついつい形で演じてしまうから。
警察官やOLを形で演じるのではなく、やはり「俳優さん本人の普段の心の動き」と「役の人物の特徴」が混ざり合った時が一番面白いんですよねー。 ところがこの2つの要素を両立させるっていうのが、俳優さんならわかると思いますが、超難しいんですよね。
これを両立させるための4時間でした。

結論としては「赤の他人」を演じるのではなく、その人物を「パラレルワールドの別バージョンの自分」として演じる、というテクニックなんですが、これを上手く出来てくると一気に演技くささが抜けて、見た目がどんどんリアルに、しかも人間味のディテールたっぷりになってゆくんですよねー。

いや~このテクニック『パラレルワールド演技法』っていうふざけたネーミングで申し訳ないんですが(笑)、今回もかなりの効力がありました。
また次回参加者公募で演技ワークショップをやる時には、このテーマで、さらにディープに取り組もうと思ってます。2~3か月後かな。 またその折にはこのブログで公募いたしますので、ご応募ください。
普段、クローズドな環境で演技ワークショップや個人レッスンをやっているので、新しい俳優さんとの出会いはとても新鮮なのです。

いや~しかし昨日のこの4時間のワークショップでエネルギー全てを使い尽くして、今日はまる一日抜け殻でした(笑)。もう寝ます!w

対談動画、観ていただけると嬉しいでーす!

小林でび<でびノート☆彡>

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