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未来の山口の運動会の出口

出口という単語は語尾につけるだけで話のスケールが三段階くらい飛躍する気がするので、今後ともむやみに使っていきます。
始めに断っておくと自分や、未来の山口の運動会に参加した方向け
且つレポート位長いので
僕のことが好きか、運動会のことが好きか、出口っていう単語が好きか
のいずれかに当てはまらない方は
今すぐ見る事をやめた方がいいです。

未来の山口の運動会に参加してきた

スポーツハッカソンfor kidsというイベントに関わっていた事や
一昨年開催の未来の山口の運動会に参加したご縁などにより
ファシリテーターという立場で関わらせてもらいました。
(ファシリテーターってなに?って絶対に聞かないで欲しいしスポハカfor kidsについてはここみて)

最初に何故ファシリテーターとして参加することを決めたのかについて書きます。

・ファシリテーションの勉強をしたいから
・自分が通っている大学の、自分が所属している学部にハッカソンをねじこみたいから
・運動会終了後の懇親会に参加したいから

だいたいこんな感じ。それぞれどゆこと?っていうのと実際どうだったの?っていう事を書くことが今回のテーマです。

ファシリテーションの勉強をしたいから

僕がファシリテーターとしてバイト代をもらい始めて四年目になろうかとするのですが、ファシリテーターって何?って絶対に聞いてこないでほしい。理由はこれ

あまり人様をバカにするなよと。
一つの言葉を説明するために説明が必要な言葉を使う事は説明だと認めないからな。オーガナイザーについて絶対に調べてはやらんからな。
言葉の幅が広すぎて他人に説明する自信が僕にはありません。
ただ、進行役や学級委員長的な役割だと思われる人が多いのですが、
発言しやすい場を作る役割だと思ってくれると何となくイメージが伝わると思います。
その手法としては発言を整理してあげる方法や
発言する人を指名する方法などもあれば、
机を取っ払って座り込むように空間を設計する方法 
自分が率先して会議に参加し、あえて失敗する方法など様々にあります。
つまるところ、
「ファシリテーション」=「生き抜く力」
と等しいものだなと感じています。
生き抜く力を高めるために、ファシリテーションをし続けています。
そういう意味において、未来の運動会、スポーツハッカソンというイベントは生きる力を高めるのに適している(というか死にそう)のです。


ファシリテーターは、
あるゴールに向かって話し合いが円滑に進むようにふるまわなくてはならない。そのために、内容について、より豊富な知識を持って挑む必要がある。
というのが今時点での僕の姿勢です。
これを未来の運動会(主に競技を作るスポハカ内)に当てはめるととんでもない事が見えてくるのです。

・ゴール
最新技術とアイデアを使って誰もまだ見たことがない未来の運動会を作ること。更には運動会を作る人を増やすこと。


・話し合いが円滑に進む
未知なる世界を作るわけですから。
円滑に進んで良いわけがないのです。
見たことのない世界を、知らない人と作ることはものすごく苦しい事なのです。
苦しいから楽しいのです。
つまり、円滑に進むようにするということは、彼らから楽しさを奪ってしまうという事です。
では、ひたすら参加者の概念や議論をぶち壊す立ち回りをすのればいいのかといわれると、
二日後には200余人が運動会に参加するという制約があるので、そういうわけにもいかない。
介入するかどうかの境界線が常に揺らぎ続けているのです。

・豊富な知識
通常であれば会議に必要な専門性があれば十分であるのでしょうが、
運動会の種目を作るためには、運動会に対しての理解だけではなく、
子どもの身体能力や技術への理解度、ゲームメイクのノウハウなど様々な分野からの検証が必要になってきます。

こういった点から、ファシリテーションを見つめなおし、鍛えるのには
とても適しているイベントだと思います。そういうわけでファシリテーターとして挑んだ未来の運動会ですが、全日程が終わり振り返ってみて、多々反省する箇所があります。

・どんどん意見が盛り上がり、要素が増えすぎてしまい、ゲームとしてここが一番という面白さが失われていることに気が付けなかったこと。
→対戦チーム同士が公平か?これをするとこれが出来ないという要素があるか?という事にこだわり過ぎて、一番楽しいのは何かという根幹をなおざりにしてしまった。

・子ども優先の話し合いの進め方でしか子どもの集中力を保てなかった事
→我未熟故望鍛錬
子ども達と対話し理解する時間が少なかった。もっと理解できていれば違ったかかわり方を促せたかもしれない。


・参加者(特に何度か参加したことがある方)の、運動会に対する概念が壊せなかったこと。
→自分の中での概念が壊れていなかったなと感じている。
じいちゃんに会う事を優先して哲学対話に参加しなかったため、
哲学対話に参加していたら変化はあったのかもしれないと振り返る

ざっくりこういう反省がありました。
そもそもファシリテーター機能してた?という疑問は参加者の方や、
一緒にファシリテーターとして参加した残りのお三方にもあると思います。
個人的にはそう思ってくれるくらいが一番仕事を果たせているのではと思っていますが、
上の反省点を含めて考え続け、人と対話し続けていくことをやっていきます。

自分が通っている大学の、自分が所属している学部にハッカソンをねじこみたいから

そのままです。興味を持ったか共感してくれた方。連絡ください。人員探しています。

運動会終了後の懇親会に参加したいから

全日程終了後の懇親会は人生をデベロップレイする場だってばよ。
毎年そうなんですけど懇親会で話した人や交わした会話が財産となってます。忘れらんねえよ。
本当に大切なものは寄り道で得られるっていうのは真実だな。
かっこいい大人が集まる打ち上げは良い。
何が良いって皆酔ってるのに自分が酔っていないのがいい。
懇親会の中でいろんな方と対話をして、自分の人生をハックするための材料を得られるんですけど、
熱く喋る側は酔ってないと舌が回らないし、話した事を覚えていたかったり考え続けていたい側は酔ってない方がいいし、それに皆酔ってると一次会で帰っても問題ない(多分)


YCAMで行われるイベントの打ち上げに参加すると、
毎度ラボの皆さんが遅くまで片付けをして遅くから合流されるのですが、
皆さんがやってくる瞬間がすごく好きで。
とてもきついだろうにいつも自然な顔して参加しているし
話しかけると笑顔で返して下さる。
その姿を見ると本当にしびれるというか、微力ながら一緒に何かしている事が本当に誇らしいなと思い一人で泣きそうになってます。
ラボメンバーに挨拶した瞬間が三日間で最高潮だった。

まとめ

色んな角度から色んな意見をいただきつつ、会話していく中で僕の生き抜く力が高まっていくと思うので、色んな反応してくれると嬉しいです。
ゆるくつながって生きていく手助けしてください。

山口商店街の中にちびっこが息子がデザインしたTシャツを売っている
ご夫婦がいるのでハカ充Tシャツ作って売ってほしい。

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