磯部 一郎

起業家・経営コンサルタント 1⇨10フェーズのスケールアップが得意/起業数15社/事業…

磯部 一郎

起業家・経営コンサルタント 1⇨10フェーズのスケールアップが得意/起業数15社/事業譲渡経験あり/スモールビジネス専門戦略系コンサルファーム経営/3年100社1000案件/著書『生き急ぐ』/公式サイト:https://isobe-ichiro.com/

最近の記事

1月〜2月の登壇情報

1/17(火)・パラキャリ酒場#99 副業ワーカーの5つの思考癖  https://parakyari99.peatix.com/   経営者の思考壁の触りを学びます。   ⇨福水戸家式コンサルティングの簡易版セミナー 1/19(木)・生き急ぐ講座#1 時間を大切にする @銀座100年大学  https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02ced3ep4kp21.html  毎月第3木曜日に開催。生き急ぐの1〜5章を深掘

    • 2023年 新年のご挨拶

      新年明けましておめでとうございます。旧年は秋口から生き急ぐ活動を再開させていただき、急な展開にも関わらず、多くの方にご支援いただき誠に感謝しております。 活動再開は「生き急ぐ活動」への自己認識が覚醒したことに起因致します。特に、起業家としてサステナブル社会への適合を学ぶ中で、社会的意義の言語化は「内なる想いを言語化」することではなく「(17のSDGs目標、169のターゲットにあるような)世界で共通認識されている言葉と自分の活動を結びつけること」にあると発見したことが最大の再

      • 2022年 磯部一郎の"今年の漢字"

        今年の漢字は「復」  毎年、日本漢字能力検定協会から年末に発表される今年の漢字は「戦」だった。ウクライナ戦争、北京五輪、サッカーW杯などが主な理由とのこと。毎年、個人的な「今年の漢字」を考えている。ちなみに去年は「辞」だった。オンラインサロンや複数の事業、Evernoteコンサルタントや地域の活動なども辞めて、選択と集中とはこのことで、正に「辞」した一年だった。  2022年の"今年の漢字"は「復」。復活・復帰・復元・反復と幾つかの熟語に絡めて説明する。 1・復活  ま

        • 生き急ぐ活動について

          生き急ぐ活動を実行に移している。その詳細を整理してみた。ちなみに、「生き急ぐ」活動を最近活発化している理由は別記事にまとめている。 生き急ぐ活動 第一弾 「生き急ぐ読書会」  「『生き急ぐ』に対する意見や感想の共有による更なる深掘り」を目的として10月に突発開催。主催者含めて15名の方が集まり、大きな反響をいただいた。  様々な属性の方が多方面から参加し、感想をシェア。1つの感想に対して私がコメントを挟みながら会は進行。徐々に和み、終了間際には名刺交換・情報交換タイムな

        1月〜2月の登壇情報

          なぜ「生き急ぐ」活動を再開したのか

           最近、Facebookを中心に読書会・100人チャレンジ・講座など、著書「生き急ぐ」に絡めた活動を活発に行っている。その理由を整理してみた。 背景 ・生き急ぐは2021年3月に出版した自分の著作である。 ・当初は名刺替わりに書いたが、気がついたら商業出版になっていた。 ・当時運営していたオンラインサロンISOBUのメンバーを中心に応援していただいた。 ・周囲の方は評価してくれたが、自分では本の影響力を信じていなかった。 ・オリンピックを機にアントレプレナーシップを呼び起

          なぜ「生き急ぐ」活動を再開したのか

          Business Art「スケールアップの谷MAP」

          スケールアップの谷MAP  起業後にスケールアップしていく世界観を、漫画家の菅野さちさんにイラストにしていただいた。スケールアップするためには、リスクを取らないといけないことを表現したイラストである。事業規模が大きくなるにつれて左から右へと移っていく。谷があったり崖があったりと、安全策一辺倒では行かない起業プロセスを表現した。 ビジネスアート  僕は今回描いたようなビジネスをメタファー(比喩)などで表現することを「ビジネスアート」と勝手に呼んでいる。あまり深い意味はない

          Business Art「スケールアップの谷MAP」

          ISOBU閉鎖後1年経って変わったこと

          オンラインサロンISOBUについて  去年の8/4にオンラインサロンのISOBU閉鎖を決め、会員の皆様に告知をおこなった。実際に閉鎖が完了したのは10月だったが、閉鎖を決定してから新たな活動は控え、それより以前に決まっていたイベントの消化に限定した。あれから丸一年が経過し、現在までの心身および環境変化に関してを書いてみた。 なぜ、閉鎖したのか?  活動目的が曖昧なまま会員が増えてきたことにつれ、継続に負荷を感じるようになった。試行錯誤した結果、500円でも会費を頂いてい

          ISOBU閉鎖後1年経って変わったこと

          配偶者恐怖症にみる経営の理想と現実

           こんにちは。株式会社福水戸家の磯部一郎です。当社で配信しているメルマガで45%の開封率という高い関心を呼んだのでnoteにも公開します。 (以下、メルマガより転載。)  経営者の病診断を先日公開し、多くの方から反響をいただきました。今回は「経営者の病」の一種である”配偶者恐怖症”を説明します。  “配偶者恐怖症”は自分の判断で事業投資ができなくなる病です。起業する時に、奥様または旦那様に前職の月収を下回らないことを約束し、思い切った事業投資ができなくなるのです。「安定

          配偶者恐怖症にみる経営の理想と現実

          2021年12月〜僕が今一番夢中になっている事業〜

           株式会社福水戸家では、2021年7月に大きな案件を逃し、僕はコンサルティング事業のあり方を見直した。オリンピック開会式の直後だった。それまではコンサルティングに紐づくソリューションを数珠繋ぎで販売するのが成功モデルだった。しかし、世の中の状況が悪化すると、クライアントの要望がより曖昧で頻繁に変化するようになった。顧客満足度を保とうとすると過剰サービスが必要となり生産性が落ちたのだ。気がつくと2019年から2020年に約10倍の売り上げに伸びたコンサルティング事業は赤字経営に

          2021年12月〜僕が今一番夢中になっている事業〜

          入院して気がついたこと〜八転び九起き〜

           悪性リンパ腫(ホジキンリンパ腫)8回目の再発に対する免疫治療(キートルーダ投与)のために一週間ほど入院をしたが、無事退院をしてきた。2020年5月に余命宣告2ヶ月を乗り越えてから2度目の再発。病歴通算8度目の再発である。私の周りでも8回というのは聞いたことがなく、我ながら「しぶといな」と感じている。プロスポーツの世界でワールドチャンピオンになぞらえると「8X」のように表現してはどうか。「10X」に到達した際には記念Tシャツでもつくってお世話になった人たちに配ってはどうだろう

          入院して気がついたこと〜八転び九起き〜

          2020東京オリンピックの開会式を見ていて感じたこと

           天皇陛下とバッハ会長が並んでいることや、首相や都知事が陛下が話している最中に遅れて立ったことなど、非常に日本人として複雑な気持ちで見ていました。  自信のなさとIOCへの忖度なのか、「多様性と調和」にこだわりすぎて日本らしさをアピールするせっかくの機会を活かしきれていないように感じました。ゲーム音楽を使ったりとユニークで面白い取り組みも数多くありましたが、個人的には、随所でもっとシンプルに和の文化を出してほしかったです。色々な制約もあると思いますが、特にボランティアの衣装

          2020東京オリンピックの開会式を見ていて感じたこと

          「生き急ぐ」出版記念講演会を終えて

           事前申し込み260名、当日出席者220名と盛会のうちに幕を閉じることが出来ました。もともと私は「生き急ぐ」がそれほど売れるとは思っていなく、大々的なプロモーションも出版記念講演会も行うつもりはありませんでした。  しかしながら、周囲の方々から「生き急ぐ」と出会い、救われる方もいるのではないかとのお声を頂きました。また、初の出版であることから著者としての今後の活動を考慮すると、より多くの方に「生き急ぐ」をご覧いただくべきではないかとの結論に至りました。  ここ数年様々なこ

          「生き急ぐ」出版記念講演会を終えて

          プレゼンテーションで緊張しないコツ

          1)プレゼンに対する考え方・評価に対する考え方を変える  プレゼンに対する考え方として、評価に対する考え方を変える必要があります。例えば、5段階評価にしたとき、たいていの人は1や2を恐れ、3や4が多いと安心しがちですが、実は無関心が一番敵だということを頭の片隅に入れておいてください。評価する人が10人いて、10人全員が5段階評価で3という評価を下すと何も生まれません。それが一番怖いのです。 5は誰もが欲しい評価です。そして、1という批判的な評価があっても素直に受け入れることが

          プレゼンテーションで緊張しないコツ

          なぜ、SNSで発信するのか?

           先日、「なぜ、磯部さんはSNSで発信しているのですか?」という質問が寄せられました。世の中の人達はどのように考えているのかは分かりませんが、筆者なりの理由を記載させていただきました。 SNSで発信する理由 SNSはチャンネル毎に利用者層が異なります。電話、メール、グループチャットの機能を兼ね備えているLINEは使い勝手が良く、特に女性はどの世代でも多くの人が利用しています。それに対し、Twitterは若年層、インスタグラムは若い女性、Facebookは高めの年齢層で利用率

          なぜ、SNSで発信するのか?

          アイデア発想法

           アイデア発想法を二つご紹介します。一つは突然アイデアを思いつく「おりてくる」アイデア、もう一つは考えた末の「いきついた」アイデアについてです。 アイデアが「おりてくる」時 先日、大手企業からの講演依頼があり、タイトルを一人で考えていたのですが、なかなか考えがまとまらず、急遽、オンラインサロンのメンバーに壁打ちミーティングをお願いしました。  ところが、zoomで軽く30分のつもりが、話をすればするほど話題の方向性が広がりまとまりがなくなってしまいました。結局、タイトルの

          アイデア発想法

          PL脳とファイナンス思考

           筆者は普段、起業家向けのセミナーや勉強会をしています。26歳の時に会社を立ち上げて15年が経過し、病気が理由で一度バイアウトしています。1周目が一通り落ち着いて、今は2周目・3週目と走っています。1周目の経営時に転んだりけがをしたりと様々なアクシデントがあったので、そこから学んだことを1周目に入ろうという人たちに共有しています。 4つの起業形態 起業の形態には大きく分けて次の4つがあります。   1. 副業   2.フリーランス   3.フランチャイズ   4.ベンチャ

          PL脳とファイナンス思考