生きているということ
『生きているという事」
生きているということ。
鼓動があること、心があるということ。
想いを巡らせることができるということ。
私は、摂食障害で体重が28キロにまで
なりました。
成人女性で身長161cmで28キロ。
ほぼ飢餓状態です。(骨と皮)
私はその状態を認めることも、受け入れる
ことを拒否し続けました。
「まだ太ってるよ・・・」
そんな自分への言葉をかけ続けました。
ある時、脳が溶け出すような感覚に襲われました。
思考の停止。
ぼーっとして何も考えれなくて、頭の中がグルグル
回り始めました。
胃のあたりから燃え上がる熱さを感じ、心臓が
ドクドク必死に動こうとするのが分りました。
” 私を生かす為に必死になってくれている ”
このフレーズが頭を巡りました。
この時、生きているという状態をすごく感じました。
そして恐怖に包まれました。
恐ろしさを一人で絶えるしかなかったあの瞬間は
時より、思い出し瞬間まだ怖くなります。
生きているということは、体の臓器一つ一つが、
わたしたちを生かそうとしてくれていること。
呼吸し、血を巡らせ、脳や心臓、各臓器にわたしたちの
生命を宿らせてくれているということ。
大切な、自分。
大切な、心と体。
あなたは、愛せていますか?
感謝できていますか?
生きている、今という瞬間を精一杯歩んでいますか?
あの経験があったからこそ、生きれているこの瞬間をとても愛しく思います。
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