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#76 オフィスホワイトニングにも色々あってだな、、、

っていう話を今日はしようと思います。

医療機関以外で行うホワイトニング、いわゆるセルフホワイトニングと呼ばれるものは、歯科衛生士が扱うホワイトニングとは、作用機序が違うので今回は割愛します。


ホワイトニングをやりたくて歯科医院に行ったら思いのほか種類があった。なんてご経験はありませんか?

ホワイトニングには大きく分けて3つの方法があります。
①オフィスホワイトニング
 クリニックで受ける施術で主に歯科衛生士が担当する。
 2時間くらい寝たまま、効果が見えにくい割に染みる。後戻りもしやすい。
 歯科衛生士がつきっきりになるため、人件費等割高。

②ホームホワイトニング
 クリニックでマウスピースを作成し、自宅で薬剤を注入して1日2時間程度行う。
 マウスピース作成に少々時間を要し、また効果が出るまでに2週間はかかるため
 やるなら計画的に始めるが吉。コスパ良い。

③デュアルホワイトニング
 ①と②のコンビネーション。
 マジで速攻白くしないと困るんだけど!とかお金はあるけど時間はない。な人にオススメ。

といった感じに分けられます。
読んでいただいてお分かりのように、ホームホワイトニングが一番患者さんの満足度も高くて、こちらからしてもマウスピース作って、やり方説明するだけなのでWin-Winな施術です。

正直、わたしもオフィスホワイトニングに関しては、マイナスイメージがありました。
だって、施術前と施術後では、そんなに歯の色味(シェード)は変わらないのに、患者さんめっちゃ痛がるし、気まずい。そして利益ほとんど出ない という……。
遠回しにホームホワイトニングをめっちゃ薦めていた時期もあります。
ただ、いくつかメーカーを変えて施術してみると全然仕上がりが異なることに気づいて、マイナスイメージが払拭されました。
いまなら、オフィスホワイトニングもホームホワイトニング同様推せます。

わたし的、染みない・白くなるオフィスホワイトニングは一つ。


Tion (ティオン)/GC

※写真はイメージです。

国内メーカーが開発・販売しており、日本人の歯牙にあった薬液濃度で
染みにくく、同じくGCから発売されているTion専用の照射器を使うことで確実に効果が出ます。(個人差あり) 
間隔を空けずに最低2回はやった方がなお確実で、現に2回セットにしている医院が多いです。それでももっと白くしたい!と思ったら3回目もしくはホームホワイトニングに移行するのがいいです。(歯の白さには限界があります。Big Bossみたいな白は承れません。笑)

これ使っているのに白くならないのは、照射器の波長があっていないからだと思う。(メーカー談)だそうです。
たしかに染みにくいし、視覚的にもはっきり効果がわかるので
患者さんの満足度も高いです。
厚生労働省の認可も下りているので、安心・安全。
金額は結構高めに設定しているところが多いイメージ。材料が高いんですよね。
さっきも言ったように、ほぼ利益のない施術ですし。
安全を買うと思ったら患者さん的には安いかもですが。

とはいえ、”うちの医院はティオン使っています!”と大々的に推しているところは少なめです。患者さんに薬剤を選ぶ権利は与えられていないのです。
複数の薬剤を用意している医院もありますが、これらは使用期限が限られているので、ロスを避けるためによっぽどホワイトニングが盛んに行われている医院でない限りは、先生もしくは歯科衛生士の好みによって決められていると思います。
HPに使用薬剤が載ってなかったら電話で聞いてみるのもいいかもしれないですね。
マニアックな人だなと警戒はされるかもですが、教えてくれない医院はないと思います。そこは勇気を持って!笑

ちなみに、ホワイトニングというとアメリカが先進国であり、種類が多く日本国内にもたくさん流通していますが、アメリカクオリティーです。
刺激強め。下顎前歯に知覚過敏のあるわたしは染みてできません。
心配な方にはオススメできないです。

その中でも比較的低刺激だなと思ったのは、
BOOST/オパールエッセンス  です。
割と新しめの商品なので、扱ってる歯科医院は少ないかもしれません。

最近注目されているポリリン酸は、歯に優しいと言われていますが、
結局過酸化水素使うし、そもそも白くならなくない?というのがわたしの印象。
取り扱い医院に勤務する友人曰く、めっちゃ白くなるよ!とのことだったので、今週末その実力とやらを見せてもらおうと思います。体張ってきます。
施術のレポはまた書きますね。


日本でもホワイトニングがスタンダードになりつつありますが、
何でも、どこでも同じと思って受けると失敗します。
自分のニーズに合わせた施術と薬剤を選択するようにしてください。

それから、ホームホワイトニング用の薬剤がAmazonなどでも売られているのを見ますが、追加の薬剤を購入する際は、必ず購入した医療機関で購入するようにしてください。
安全は安売りしていないと思った方がいいです。

今回ホームホワイトニングに関してはまとめませんでしたが、
ご希望があれば書こうと思います。
セルフホワイトニングとの違いについては、いつか投稿しようと思います。
気長にお待ちください。

今週も読んでいただきありがとうございました!

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