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やりたいこと(内発的動機と外発的動機)

1. 「やりたいこと」の二面性

私が「やりたいこと」を考えるとき、それは「Will 」と、「Must」の二つの側面が含まれます。つまり、「内発的」な「やりたいこと」と「外発的」に「やりたいこと」の二つの動機です。
例えば、私が今行っているデータ分析の学習で考えてみます。
これは内発的な動機によるもので、今の仕事とは直接関係しない、「なんかかっこいい」、「評価されたい」、「すごいと言われたい」という単純な自己承認欲求から来ています。しかし、同時に、外発的な動機も存在します。具体的には、「データ分析できるようになりたい」から、「統計」、「数学」、「Pythonのコーディング」といった一連の「やりたいこと」であり、これらは「やらなければならないこと」を意味しています。
言い換えれば、同じ「やりたいこと」でも、Willが目標で、Mustは手段と整理すれば、わかりやすいかもしれません。

2. WillとMustの統合管理

最近、内発性が重要とよく言われます。
しかし、私が思うに、「内発」か「外発」かが重要なのではなく、WillとMust、つまり、目標と手段を繋ぎ、「やりたいこと」を意識的に統合管理するインターフェイスこそが重要だと思っています。Mustは、Willにとって必要最低限の範囲でよくて、過剰な負荷が生じないように制御することが大切です。また、Mustは、あくまで手段なので、うまくいかなければ代替手段があるかもしれないと考えることも重要です。
逆に、Mustを積み重ねることで、Willをよりクリアなビジョンとしてアップデートできれば、Mustをアップデートするアクションを返すことが可能となります。これにより、より「やりたいこと」に近づく手段を思いつくかもしれません。また、到底無理だと思っていた夢を、Willのリストに含めることができるようになるかもしれません。

3. まとめ

私は、「内発的」か「外発的」かという二元的な考え方ではなく、WillとMustのネットワークを制御し、Mustをコントロールすることで、Willの実現を目指します。これは、目標管理、スキルアップ、リスキリングなど、様々な場面で応用できると思っています。


以上、書き終わってみれば極々当たり前のことなのかもしれませんが、個人的に、大きな壁を感じている局面である今、改めて自分に言い聞かせるためにまとめてみました。


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