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RTA in Japan 2022 Winterで気になった・見てみたい作品(12/26~27)

年末のRTA in Japanがいよいよ12月末に迫ってきているという段階で、運営のTwitterから採用されたゲームの一覧が公開されました!

数えてみましたが、
採用作品(実際にRiJで必ず披露される)            :81作品
バックアップ(巻き進行や採用作品で披露されない場合の代理):13作品
となりました。

実際に全部の採用作品を少しだけではありますが応募動画を見まして自分の思い入れも含んでいますが、見てみたいゲーム8選を選んでみました!
以下の応募サイトOengusで採用されたゲームのRTA動画を見ることが出来ますが、それを見た上でのコメントです。https://v1.oengus.io/marathon/rtaijw2022/submissions
本番でどんなRTAになるのかはわかりませんが、こういうRTAをするのだという感じで書いています。
※応募動画で見れますが、ネタバレ注意(RTAにネタバレと言う概念があるのかわからないが)

12/28~29は以下の通り

バーガーバーガー(2022/12/26 12:00~)

カテゴリ:Hard Any%
発売年:1997年
ハード:PS
EST(予定時間):00:50:00
走者:ミッド

どんなゲーム?

ハンバーガーショップを経営するシミュレーションゲーム。
自分でハンバーガーを作って売ったり、経営投資で新しく作るハンバーガーに使える材料を増やしたりするなどし、メニューを増やすこともできる。
ライバルの店舗よりも100店舗出店を達成する目的のゲーム。

見どころ

確かにコアなファンも多いマイナーな良作のゲームだけど、採用されるとは思いもよらずそれにまさかのトップバッターのゲームとは思いもよらなかった…

実際に中古でもそれなりの値段が今でもするぐらい隠れた良作ゲームだと思います。

このカテゴリはハードモードをRTAするということなのでハードだとライバル店の出店速度が速く、経営を盤石なものにしていかないとクリアできない難しいシミュレーションゲームです。

ただ、そんな難易度のゲームでもRTAでは楽にクリアできてしまいます。
何故かというと「メニュー」を改変させるからですね。
現実のマク〇ナルドのメニューなら、ハンバーガー、チーズバーガー、てりやきバーガー、ビックマックと単品が並んで、セットもポテトやサラダとドリンクの組み合わせだったりとバリエーションが豊かではないかと思います。
しかし、このRTAでのメニューを見ると、ダブルハンバーガー?単品とそのセットだけで攻略してしまうというどんな頑固なお店?って思うような経営をします。(しかも、単品のハンバーガーはボッタくりという)
これでも客は来て爆利益が生まれるので良いみたいですね。

後は、経営投資でブランドイメージを上げたり、ライバル店の店舗買収に対応しながら100店舗達成する。
こんなやり方でも経営できてしまうのが恐ろしいですね。

中盤以降見どころは少なくなるかもしれませんが、RTA中はライバル店に買収されるか否かの運要素も多いので見ていてハラハラさせる感じになっていくのではないかと思いますね。

全く関係ないけど、マク〇ナルドよりもサブ〇ェイの店舗増えて欲しい。
近くにないからわざわざ遠出しないといけない。

クッキークリッカー(2022/12/27 20:04~)

カテゴリ:第2回クッキークリッカー100万枚RTAトーナメント
発売年:2013年
ハード:PC
EST(予定時間):01:20:00
走者:したい, コーリャン, むんべちゃん, あすなろ, きっかん, 1000ju

どんなゲーム?

画面に現れているクッキーをクリックすることでクッキーを焼くことができる。焼いたクッキーはさらに自動で焼くことができるようお店でクッキー生産施設を購入できる。これを繰り返しながら、画面いっぱいにクッキーを焼いていくのが目的。(ゲームクリア等の概念なし)

見どころ

海外産の無料ブラウザゲームですが日本でも流行し、クッキークリッカーだけじゃなく類似のスマホアプリ等でやったことある人も多いのではないでしょうか?

この企画「第2回クッキークリッカー100万枚RTAトーナメント」は、クッキーを100万枚焼くまでを競うRTAトーナメントですね。
①6名の走者が3名ずつ対決し、勝者2名が決勝進出
②勝ち上がった4名の勝者で決勝戦

という流れのようですね。

走者はRTA初めましての人やRTA界でも有名人の様々な6名が出場します。
・したいさん(企画)
ホラーゲーム中心のRTAプレイヤー
RiJex1走者:バイオ7、RiJO2020走者:絶体絶命都市 等

・コーリャンさん
テトリスのトッププレイヤー
RiJW2021走者:TETRIS、RiJ2走者:テトリスwithカードキャプターさくら
テトリス(FC,GB等)RTA:世界一位

・むんべちゃんさん
テトリスのトッププレイヤー
RiJW2021走者:エアホッケー@GAMEPACK
スーパーテトリス3RTA:世界一位

・あすなろさん
テトリスのトッププレイヤー
マジカルテトリスチャレンジRTA:世界一位、テトリス64RTA:全カテゴリ世界一位

・きっかんさん
RTAはクッキークリッカーが初めて?
ニコニコメドレーや音MADの制作協力を手掛けているみたいです。

・1000juさん
RTAはクッキークリッカーが初めて?
ハースストーンとDJをやっているみたいです。

ちなみに第2回とカテゴリにある通り、第1回もありました。
上記の6名中4名がRTA Racingでのトーナメントに参加し、見事優勝したのはコーリャンさんですね。

見どころとして、クッキーを物凄くクリックしまくります。(本当にそれが大半を占めています。)
クリック連打する方法としてはどの走者も様々で、マウスをどのように持ってどのように指を動かしてクリックするのかというのを見ているだけで面白いですね。
ですが、様々な開放条件を達成したり生産施設を適宜購入したりとただクリックしているだけじゃなく、クッキーをより増やすための施策を考える必要もあるなど戦略ゲームみたいなところがあります。
また、ゴールデンクッキーがあり各種いろいろな効果がありますが、それが出現するのがランダムみたいですので運要素も勝敗に決しています。

また、参加している走者6名で何か気づくことはありますか?
そう、テトリスプレイヤーが多いということです。
テトリス勢がクッキークリッカーのRTAをやる理由は謎ですし、何かテトリス以外のRTAにみんな挑戦するほど流行しているのかと個人的に思ってしまいました。
ですが、調べた限りだと意外な共通点がありました。
それは、「連打」ですね。
実は、テトリスのRTAやスコアアタックをする上で連打が重要であり、以下のテトリストッププレイヤーに関する記事を見ると、「ローリング」「ハイパータップ」といったコントローラを異様な持ち方をして高橋名人をも超える高速連打を実現しているのですね。
クッキークリッカーのRTAも連打が重要であり、クッキーをいち早く焼くという目的だったら、テトリスの経験や技術が大きく生かせられるのも納得です。

実際にRTA in Japanの会場で披露すると、ゲーム自体は無音で走者が画面の前で一生懸命マウスでクリックしてカチカチ音が響き渡る中の光景を見るだけで笑ってしまうかもしれません。

カテゴリの100万枚というのは長く感じる人もいるかもしれませんが、0枚クッキーから20分以内で基本的には達成してしまうらしいですのでそれも驚きです。

ちなみに、自分もかつてそれなりにクッキークリッカーをプレイしました。
それにハマり、スマホアプリでは「ヤンキー春のパン祭り」と「ゆるヤミ彼女」をプレイしていましたね。

海腹川背・旬(2022/12/27 23:25~)

カテゴリ:目隠しAny%
発売年:2013年
ハード:PC
EST(予定時間):00:35:00
走者:わあい

どんなゲーム?

主人公の川瀬さんを操作するラバーリングアクションゲーム。ゴムロープを高いところに伸ばしてよじ登ったり高スピードで駆け抜けていき、ステージに散らばるドアに入るとステージクリア。途中ボスステージを挟みながら、複数あるEDを目指す。

見どころ

海原川瀬シリーズはRiJ2019:さよなら海腹川背ちらり(Longest Path)、RiJW2021:海腹川背 Fresh!(Any%)と計2回RTAで披露されています。
今回は本編シリーズ2作目の海腹川背・旬ですが、今までのカテゴリとは違い目隠しで走ります。
目隠しのカテゴリに関しては、BubziaさんがDeltarune、マリオ64、スマブラDXとRiJで数多く披露されており、ミクロンさんがパンチアウトで披露されています。(間違っていたらごめんなさい。)
近年のRiJでは連続して目隠しのカテゴリのゲームが採用されやすくなっていますが、今回は海腹川背となっていますね。

まず海腹川背といったら、独特過ぎるラバーアクションが思い浮かぶのではないかと思います。人によっては操作がかなり難しく、どのように操作すれば思い通りに川背さんを操れるのか苦戦した人多いと思います。
私もSFC版の海腹川背をプレイしましたが、全くできませんでした。
過去のRiJのアーカイブは、「プロの動きってすげー!」って思いながら以下の動画を何回も見るぐらい見ハマっていますね。

これだけでも相当凄いと思うのに、目が見えていない状況でどうやるの!?って応募を見かけたとき思いました。

過去のアーカイブから目隠しカテゴリで共通して大切なのは「音」が共通しています。
上記の動画を見ると、ルアーを投げて地面や壁に引っ付くと、「カチッ」って音が鳴ると思います。
これが海腹川背・旬の目隠しカテゴリでも重要な要素なのかな?と思います。(走者の生放送等見ていなく、応募動画を見る印象)
ルアーを「ピュイ」って投げて、「カチッ」と音が鳴るまでの時間が発生すると思います。この間の時間を使って目が見えていなくてもステージを突破する形になっていますね。
また、走者の頭の中にステージの全体像がインプットされている前提ですね(これだけでも相当やり込んで熱意がないと無理)。

①移動しながらルアーを投げて「カチッ」という音で位置を把握
②高いところや大きく穴のある部分に関しては微調整を行う
③ルアーが引っ付いた後に移動するときは決められた操作をして川瀬さんを目的の場所まで移動させる。

こんな感じなんでしょうか。
応募動画みていくと、目が見えていなくてもどうやって操作するの!?って思ってしまうような操作をするので可笑しいって思ってしまいますね。

実際に現地で披露するのかと思いますが、深夜帯ですが結構視聴者も増えるのではないかと思いますね。

海腹川背自体も本当に息の長いシリーズで今でも関連ソフトが出ていたりと昔からのファンもいて、類似のゲームも多数出ているゲームなのでなんだかんだいって影響力は強いゲームですね。


今回は26~27日で発表しましたが、本来は31日まで全てに関して記事を書きたかったのですがここまで書くのにあまりにも相当時間かかりました。
なので、後日、28以降についても別記事で公開したいなと思いますね。

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