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【入学式の主役は、新入生一人ひとり!】デジタルハリウッド合同入学式&クリエイティブアワードを開催しました。

2024年4月11日、デジタルハリウッドは大学・大学院・社会人向け専門スクールの合同入学式をLINE CUBE SHIBUYAで開催しました。

デジタルハリウッドの入学式では例年、前年度に卒業した学生の卒業制作作品の中で優れたものを表彰するセレモニー『DIGITAL FRONTIER GRAND PRIX(DF)』を同日開催しています。

デジタルハリウッド公式の開催レポートはこちらからご覧ください。

今回は、2年ぶりにDHU note取材班がDFの会場に潜入し、新入生の様子と、入学式の舞台裏を覗いてきました。


新入生に手渡された、青い封筒の正体は?

入学式当日、新入生には受付で入学式のプログラムと青い封筒が手渡されました。

「指示があるまで開封しないで」。そう言葉を添えられた封筒を手にし、新入生たちは緊張の面持ちで会場に足を踏み入れます。

DHU note取材班は、入学式開式前の新入生に話を聞いてみました。

Sさん(写真右)
すごく緊張しています。友だちができるかな、という緊張もあるけれど、技術力がないまま入学したから、このあと授業とかでちゃんとやっていけるかなと思っています。3DCGやアニメで人を笑顔にしたいと思ってDHUに入ったので、頑張りたいです!

Aさん(写真左)
入学式、すごく楽しみです。でも、昨日まで秋葉原で新入生全員が集まる研修があったので、このタイミングでやっと入学式なんだって不思議な気持ちでもあるかな(笑)。
入学式が終わって本格的に授業が始まったら「継続」を頑張りたいです!この学校は、自分がやりたいことができそうだなと思って選びました。自分に合った場所だと思ったから、今までやれていなかった「継続」を頑張りたいと思います。

Kさん(写真右)
今、めちゃくちゃワクワクしています。今日は先輩たちの作ったものを見られるので、それがすごく楽しみです。入学後はCGを学びたいと思っていて、すごい映像作品を作りたいと思っています!

入式前からすでに仲の良さそうな雰囲気の4人は、一言ずつコメントをくれました。

Tさん:とてもワクワクしています!
Fさん:心臓バクバクです!
Hさん:緊張とワクワクが半々くらいかな。
Kさん:緊張しながらも、ワクワクもしています!

Hさん
入学式、ちょっと緊張しています。高校生のときの入学式とは会場の雰囲気が全然違っていて、スケールが大きいので、どんな式になるんだろうって想像できなくてワクワクしています。あと、さっき青色の手紙を渡されたんですけど、なんなんだろう。開いちゃダメって言われたんですよね。

「ワクワク」「緊張」。そう口を揃えた新入生の皆さん。実際の式を見て、どのように感情が動くのでしょうか。そして、“青い封筒”の正体とは——?

第一部・合同入学式の様子

入学式は、デジタルハリウッド株式会社代表取締役社長兼CEO吉村の12か国語の祝辞から始まりました。続いて行われたのは、「新入生宣誓」。一般的には「答辞」として代表者によって行われる新入生宣誓ですが、今年の入学式は、一人ひとり、すべての新入生が主役。総合司会から「新入生の皆さんには、夢や目標をこの場で宣誓していただきます」と告げられ、あの“青い封筒”の正体が明かされます。

▲配信の様子

「受付でお配りしたこちらの封筒をお持ちでしょうか。この封筒の中に、QRコードが書かれた紙が入っております。そちらをスマートフォンで読み取って、そちらで夢や目標を宣誓してください」

「え…?」と不思議な表情を浮かべながらも、新入生は言われるがままにスマートフォンを手に取り、目標を入力していきます。

すると会場の大画面には、「VR技術を使って新しい映画を撮る」「好きなことで社会の役に立つ!」など、この場で入力された夢や目標が表れます。

入学して早々に、リアルとデジタルが融合する様子を目の当たりにした新入生たち。会場からは「おぉ~!」「わたしのだ!」といった歓声があがります。次々と浮き出る他の新入生の「夢」に、新入生の視線は釘付けに。DHU発の「クリエイティブ集団」として活躍するDHU新2年生の先輩たちによる演出に心を動かされる瞬間でした。

▲新入生宣誓の演出を担当したDHU発クリエイティブ集団「intera

第一部の入学式は、学長・杉山知之の言葉で結ばれました。

「宇宙全体から見れば、人間の存在は、まったく無視できることのようにも思えます。しかし、私たち人間は、真理を追い求め、良き行動をとろうともがき、美の創造に命を懸けるのです。それぞれが好きなことを探求する自由を持っているのです。探求はエンタテインメントとなり、あなたの人生に大きな喜びをもたらすでしょう。

『すべてをエンタテインメントにせよ! - Entertainment. It’s everything.-』わたしたちのモットーです。今晩のイベント、DFは、最初の卒業制作がでた1996年から続く本学ならではのものです。今晩披露される目標を超えることがみなさんの目標となるのです。最後にもう一言。デジタルハリウッドへようこそ。入学おめでとう!」

第二部・DF 2024

2023年度に卒業した学生の卒業制作作品の中で優れたものを表彰するクリエイティブアワード『DIGITAL FRONTIER GRAND PRIX 2024(DF2024)』では、各部門賞と、全体のグランプリが発表されました。

学部・大学院・社会人スクールそれぞれの学びの集大成とも言える作品の数々に圧倒される新入生たち。講師陣からの講評にも、真剣に耳を傾けていました。

▲表彰の様子を袖から覗き見

DF2024の様子、本編はこちらからご覧ください!

▲最後は、受賞者と新入生一同を一緒にパシャリ

新入生たちの夢は?

最後に、入学式の感想や、新入生たちの夢や目標を聞いてみました。

Tさん
入学式って、形式ばった“入学を祝われるだけの式”だと思っていました。でも、卒業生の優秀作品のアワードが一緒になっていて、大学や大学院を卒業するときにどんな作品を作れるのか明確になって、はっきり目標として見えた。とてもいい体験でした。

Rさん
デジタル作品を作ったことはなく、本当に未経験なので、正直なにも知らない状態で作品を見せてもらったのですが、未経験の自分から見てもちゃんとすごいっていうのがわかった。「自分もやってきたい!」と刺激されるような良い作品ばかりでした。
今後は、自分もそうなれるように頑張ります!

Kさん
自分が専門にしたいと思う分野以外の作品も正直たくさんあったのですが、それでもすごく楽しめたし、今日新たに触れた分野にも精通していきたいと思えるようになりました!

Oさん
たくさんの先輩の作品を見られて、とても感動しました。たとえば「ORIGAMI」はすごく印象に残っています。将来は、同じ領域(3DCG)で自分の作品を作りたいです。

Hさん
入学前は、DHUのことを映像だけの大学なのかなってイメージしていました。でも今回のデジタルフロンティアグランプリを見て、研究みたいなものもあって幅が広いと感じました。今後の制作のモチベーションになるものもたくさんあって、よかったです!

入学式前に青い封筒の存在を気にしていたHさん。式後に再び声をかけると、入学式、DFともに楽しんでくれており、「新入生宣誓」のパートで書いた夢を教えてくれました。

Hさん
感無量の入学式でした。二部でたくさんの作品を見てすごくモチベーションになったし、4年間しっかり制作を頑張りたいと思えました。
将来は、身体に障害を持っていても楽しめるゲームを作ります!

続いて、3DCGを学ぶためにDHUへ入学したというBさんの夢は?

Bさん
入学式、楽しかったです!
夢とか目標って、1つじゃなくてもいいんですよね?じゃあ、2つ。4年間楽しく過ごせるように頑張ります!それから、3DCGアーティストになれるように頑張っていきたいと思います。

DHUでの学びを終え、大学院生として新たなスタートを切る学生からも、学部での学びを終えた“今だからこそ”のメッセージをいただきました。

「ちゃんと内定をもらいます!」
「最大・最高・最強!宙に舞い、キレキレに動いて、頑張ります。」
「自分の作ったもので世界に衝撃を与えます!」
「つよつよデザイナーになって、またここに戻ってきて、表彰されます!」
「骨伝導を広めていきます!」

学部の新入生、大学4年間の学びを終え新たな学びをスタートさせる大学院の新入生、優秀作品を携えた昨年度の卒業生、保護者、多くの講師やデジタルハリウッド従業員が一堂に会する合同入学式。デジタルハリウッド関係者全員が力を合わせて作り上げる、年度の初めの大切な行事です。

今日を皮切りに、デジタルハリウッドに関わる全ての人が刺激を受け合い、クリエイターとして切磋琢磨していくことを祈っています。

 Entertainment. It’s everything. すべてをエンタテインメントにする素晴らしい4年間の始まりを祝って。改めて、ご入学おめでとうございます!

▲ともに「デジタルハリウッド合同入学式・デジタルフロンティアグランプリ」を作り上げた職員一同


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