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【恐怖】初めての大腸カメラ

健康診断の便検査でひっかかってしまい、次のステップは精密検査の大腸カメラ(大腸内視鏡)と言われました。
「大腸カメラは痛い・しんどい」といった話を耳にしたことがあったため、「検査で陽性=重大な病気」とは必ずしも限らないし、受けなくて良いかな。。と結構迷いました。
しかしせっかくの機会なので徹底的に調べてもらうことを決意し、大腸カメラ検査を人生で初めて受けてきました!
自分が事前に気になっていた疑問に答えることで少しでもどなたかの役に立てばと思いました。

Q1. 大腸カメラ検査は何がどう辛いの?

A1. 結論から言うと、私は何も大して辛くありませんでした。
その日の体調や、その人の体格・体質、病院や機器など、色々な要因で個人差はあるとは思いますが、私が特に心配だった点について自分の感想を書きます。

Q2. 病院に行ったらいきなりカメラをつっこまれるの?

A2. 私は1度目の通院で検査前準備の説明を受けて必要な吐き気止めと下剤をもらい、2回目の通院で検査を受けました。

Q3. 「大量の下剤を飲むのがめっちゃきつい」というのは本当?

A3. 私は検査当日の朝に吐き気止めの薬を飲んでから、約3時間にわたって合計約 1.8 L の液体を飲んでいました。下剤 1.2 L, 水 0.2 L, 温かいお茶 0.4 L くらいです。
普段からよく水分(やお酒)を飲む方なので、体積的にはそこまでしんどくはなかったです。

Q4. 下剤はまずいの?

A4. 私個人の感想としては、「劇的に不味くはなかったけれど美味しくもなかった」です。
味:1番にしょっぱさ、2番に酸っぱさが来ます。10年前くらい、スーパー等で売り出されたばかりの頃の経口補水液を思い出しました。夏に売っている塩分補給用の酸っぱいラムネを液体化した感じです。
テクスチャー:ちょっとだけトロっとしています。コーンポタージュくらい?こぼれた下剤でコップがツルツルして危うく割りかけたので、腸の中もこんな感じでツルッとなるのかなと妄想しました。
準備など:私が飲んだ下剤は粉状で、飲む直前に水で溶かすタイプでした。もっとまずい味を想像し、「とりあえず冷えている方がマシでは」と思いヒエヒエの水で溶かしたところ、粉が最初中々溶けず焦りました。冷たい下剤を飲む合間の温かいお茶に癒されました。

またカメラの邪魔になるものが腸に残らないよう、前日は野菜など特定の食材が禁止、検査当日は半日食事禁止でした。
こうしたひもじく不安な状況下で初めて見たエド・スタッフォードの全裸サバイバル動画に非常に元気をもらいましたのでおすすめです。

Q5. 下剤の強さはいかほど?

A5. 私の場合、下剤が効き始めるまでにしばらく時間がかかりました。下剤を1 L 近くまで飲んでも全然トイレに行きたくならず、とても不安になりました。
しかし一度効き始めると信じられないくらい効くので、気をつけてください。トイレに行きたくならないからと言ってトイレから遠い場所とか行かないでください。急に襲ってくるおそれがあります。
トイレの近くで、変な草を食べすぎて下痢するエド等を見て過ごすことをおすすめします。

下剤を飲み始めてから4時間くらいするとトイレに行きたくなくなり落ち着いたので、そこから病院に行きました。

Q6. 検査中は痛いの?

A6. 個人差が大きいとは思いますが、私は痛みはありませんでした。
病院に着いたらまず鎮静剤の点滴をしてもらいました。意識が飛びはしませんでしたが、寝入る直前のような状態になりました。
その後カメラを入れて検査しました。私が行った病院は、お医者さんがカメラを操作している最中の動画を検査を受けている人が寝ながら見れるようサイドモニターが設置してあり、途中で声をかけてもらって見せてもらいましたが、何が何だか全然わからなかったので現代アート感覚で鑑賞しました。
検査は驚くほどあっさりと終わり、まだウトウトしているので30分ほど横になって休憩した後、先生とお話をして帰りました。

Q7. 検査後はしんどいの?

A7. 病院を出てしばらくはちょっとフラフラする感じでしたが、じきに元気になりました。
検査後、お腹が張ってしんどいというのも聞いたことがあったのですが、私はそこまででした。従来の空気の代わりに二酸化炭素ガスを使う病院もあるようで、そういった違いもあるのかもしれません。


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