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329日目(運の命)

昼飯は高松駅前の公楽にて親子丼大。

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オールドスクールな店内もさることながら親子丼がべらぼうにノスタルジック美味い。
大盛りでも430円と激安で、大食らいには物足りなさもあるだろうが、僕的には質量共に満足させてくれる。

今日のパトロールは不二書店。

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オウム事件にのめり込んでいた時期に買ってた別冊宝島の「オウムという悪夢」が百円だったので懐かしさのあまり買い戻し。
あとは別冊宝島「映画の見方が変わる本(300円)」と表紙が麗しい「善と悪(100円)」。
三冊を本用レジ袋に入れてもらい商店街ブラ。
ソレイユでこんなポスターが貼ってあって淡いフィーリンがリメンバー。

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この映画が公開した2000年当時、何がきっかけだったかも忘れてしまったけど映画好きの女性とメル友としてメールのやりとりをしていた。
今では名前も顔も覚えていないけど、その映画好きの女性とこの映画を観に行くことになったのだ。それより前にスペースカウボーイを一緒に観に行っていたはず。
今思えば会うのが二回目でこんな映画観るべきではなかったと思えるのだが、当時住んでいた善通寺からほど近い宇多津ビブレのワーナーマイカルシネマズで観たんだよなあ。
観た方ならわかると思うが、映画が終了して劇場から出てくる時は二人ともゲッソリして無言で出てきたと思う。
それからほどなくして、そのメル友とも静かにフェードアウト。

ソレイユに貼ってあったダンサーインザダークのポスターを見てそんなことを思い出した。
何を観たかとか、その時の様子はよく覚えているのだけど不思議とそのメル友の顔も名前も全然思い出せないのだ。
けっこう可愛い子だったと思うんだけど、あの子も40代目前か突入したかくらいだろう。
あの子、今どんな生活を送ってるんだろうなあ。少なくとも100円の古本を見つけて喜んでいる中年にはなっていないだろうなあ。

そんなことを考えながらチャリで横断歩道を渡ろうとすると、ブチョーン!とチャリのハンドルに下げていた本が三冊入ったレジ袋の持ち手が切れて横断歩道の中央で本三冊を落としてしまった。

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ちょうど同じタイミングで横断歩道を歩き出していた30代くらいの女性が本を拾ってくれた。
マスク越しではあるけど、その女性は麗しい感じなのがわかったが、目元を見てハッと記憶の扉が開いた。

ダンサーインザダークを一緒に観たあの時のメル友だ!!!!!!!!

って、そんのことはあるわけがなく「どどどどーも、すすいません」とその女性から本を受け取った。
受け取った時はこんな感じでした。

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