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女子大生の晩酌講義2

今回のテーマは

拡散的好奇心 vs 特殊的好奇心


先生によると

拡散的好奇心 (イコール) 普通の好奇心
これを刺激したり、これを持っているだけでは十分とは言えない
子供に「特殊的好奇心」を持たせる、これを育むことが目標だ、という

 普通のは 「拡散的好奇心」

まずはセンセイがいうところの、 拡散的好奇心 とは、

変わった現象・モノを見せたとき、まずは興味を持ってもらうのが関門。
ここからすでに、誘導するはかなり難しい。

で、成功裡に関心を引けたとしても、「へー不思議!」ってのが反応。
関心を引けた場合の普通の反応は
「ほかにもないかな?僕も珍しいの探してくる!」っていうやつ。
その現象・モノを探す方向に関心が向いてしまう。
これが「 拡散的」ってことではないか!?

育みたいのは「特殊的好奇心」


ほいじゃあ、特殊的好奇心とはなんなの?
概念としては、こうらしい。

『何か既知の情報がある状態から、それに関連する新たな情報を得たとき、
既知の情報との矛盾・不整合を見つけて、
なぜ?何が違う?という理由付け・解消を図る方向への動機』

うん?何となくわかるぞ。
その現象自体や、珍しいものを知っても、あまり価値は無くて。

子供に照らすと、こういうことじゃないか?
(おお、ってゆーか、今僕に湧いた感情こそ、特殊的好奇心じゃないか?)

事例検証:石投げ

毎週土曜日に河原に行って石投げをしています
で、橋脚にむかって放り投げて割れた!届かない!等々ワイワイします
(何となくぶつけて割れたら「やったー!」ってなる)

で、拡散的好奇心に由来した行動は、
・いろいろ石を投げてみる
・割れて楽しむ
・何回投げてなんか言われるか勝負する
など、遊びの楽しさのバリエーションを膨らませる

対して、特殊的好奇心に動機づけられた場合
・割れた場合と割れない場合の比較
・割れやすい石があるのか?
・強さや回転の違いか?
 (強く投げれば良いとは言えない、お父さんも割れないときがあるから)
と、

あとがき

この講義ノートは、センセイが晩酌しながら僕に抗議したもののメモなので、厳密な考証は一切行っておりませんからね。
特殊的好奇心が刺激されたら、最高です。

お父さんになると、今まで関心のなかった分野に、新しい触手が伸びてきた
たのしい!


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