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さいの目 2024年4月号|公園の未来を考える幸せな仕事/正義感強めな体育会系の私


ダイスプロジェクトの、普段はあまりお目にかかれないプロジェクトの裏側やスタッフの素顔、社内で起こった驚きのエピソードなどを毎月最終日にお届けしています。

「さいの目」とは、サイコロのこと。
サイコロのように多面性のあるダイスプロジェクトの視点で、日常の何気ない風景に彩りをプラスしていきたい、という思いを込めて名付けました。

みなさまのホッと一息タイムのお供に、お楽しみください。


1.最近のダイス

花いっぱいの春、旅立ちの春、目覚めの春、お出かけしたくなる春などいろんな春がありますが、ダイスの春はこんな感じでした。

遠方での打合せ帰り、桜の名所に寄り道するスタッフ発見。
満開に咲き誇る桜並木でパワー補充できたかな?
毎月恒例の全体会議BFM。
最近はオンラインが多かったのですが、今月は久々に全員リアル参加。
レアだ!
約9年勤めたスタッフ佐藤の卒業式。
社外からもお仕事でお世話になった方々が駆けつけてくれました。
いい仕事してきたね。
いいことが起こる予感!?
卒業したスタッフの置き土産のサボテンに花が咲きました。
春だね〜

2.幸せな仕事

vol.19 公園の未来を考える社会実験

「公共空間」というと難しく聞こえるかもしれないが、例えば街の公園。子どもたちが遊びまわったり、お花見や行事で賑わっているイメージだが、一方で雑草が生い茂り閑散としているところもあるのではないだろうか?
日本の人口減少による税収減少で、公園の管理はますますされにくくなると危惧されている。そんな状況でいかに公共空間を活用し街の財産としていくのかが、行政の課題のひとつとなっている。

北九州市八幡東区東田地区にある東田大通公園。ここは、大型商業施設や文化施設に囲まれ、賑わいを生むポテンシャルを持つ公園なのだが、日常的に多くの人に利用されているとは言えず、施設と施設の通過点となってしまっている。ダイスプロジェクトでは、北九州市からの業務委託で、この公園の可能性を検討する社会実験の企画・運営・調査・分析を行った。

通過点ではなく、 目的地となり、居場所となる、開かれた公園 を目指し、様々な「時間帯」「コンテンツ」を試す平日土日を含む9日間のイベントを開催することにした。公園だけでなく、公園と隣接施設の間の道路占用にもチャレンジし、道路空間の可能性や新しい使い方の提案も行った。
公園には、飲食・雑貨・体験WSなど78店舗(延べ201店舗)がテントを連ね、音楽ステージや、遊具がちりばめられた風景は、日常から一転して、来訪者の興味を誘った。周辺施設やSNSでの告知も功を奏し、多くの方が訪れ、公園での時間を楽しんだ。

遊具やピクニックシートの貸出で、より過ごしやすく居心地良い空間となった。
占用した道路には、ベンチやテーブルを設置することで来訪者の滞在を促すことができた。他にも、チョークで絵を描ける巨大キューブや巨大オセロなど、外遊びできるコンテンツを設置し、新しい使い方を探った。
事業者同士のつながりが生まれ、今後の連携の可能性が広がった。

この実験から見えてきたことはたくさんあるが、その中でも特徴的だったのは、公園利用の仕組み作りの重要性だ。地域の中には、公園活用に積極的な事業者が多く存在しているにもかかわらず、活用の仕組みが整っていない現状がある。ルールを整えることで活用のハードルが下がり、おのずと来訪者も増え、街のにぎわいが拡大していくのではないだろうか。

地域の方々が使いたいと思う公園は、地域の方々が使う、楽しむ、稼ぐなどの地域主体の使われ方に変わっていく必要がある。東田大通公園をはじめ、各地の公園利用においてこの調査が公共空間の地域主体の使われ方になるきっかけや足がかりになってほしい。

クライアント:北九州市都市戦略局都市再生推進部都市再生企画課
統括責任者:椛島 康平
プロデューサー:木村 隆志
ディレクター:石田 葵、藤 尚人
プランナー:松井 美佑紀、西野入 杏美
サポート:岡本 彩花


3.私、こういうモノです

正義感強めの体育会系 
田川 光介 Kosuke Tagawa

長崎出身の体育会系。豊かな自然の中でのびのびわんぱくに育ち、親が校長室に呼ばれた回数は数知れず。
体育大学を卒業後、消防士の道へ。レスキュー隊員として人命救助の最前線も経験しました。
その後、アメリカ縦断&ヨーロッパ放浪を経て、ダイスプロジェクト入社。
福岡へ引っ越してきてまだ3ヶ月の新参者ですが、すっかり福岡の虜です。

面白い会社”だと友人に教えてもらったダイスプロジェクトのウェブサイトを一目見て、ここで働きたい!と強く思い猛アタックの末、念願叶って入社。
デザインとは縁遠い異業種からの転職ですが、自分にしかできない仕事をしていきたいと思います。

#歩くの大好き #10kmは #徒歩圏内 #山登り大好き #キャンプ大好き #パシフィッククレストトレイルを #バックパックひとつで #歩きました #が #途中で #ヨーロッパに #進路変更して #美術館と #ビールを堪能 #旅は #行き当たりばったり派 #初対面の外国人とも #気おくれせずに #しゃべれます
#地下鉄1日乗車券で #サイコロ振って #出た目で進んだ駅で下車して #その街をぶらぶら #するのも好き #猫大好き #実家で10匹飼ってます #餃子大好き #餃子は無限にいけます #料理もします #レシピは見ない派 #小学校卒業前夜 #消火器で遊んで #学校中を真っ白に #思えばこれが #消防士への道のはじまり
#僕のセブンルール #楽しいことには寝る間を惜しむな #人に優しく #自然と命を大切に #美味しいものにはお金を惜しむな #迷わない時だけ進む #理屈じゃない感覚を大切にする #おにぎりはシーチキン


4.楽しい業務連絡

◯雲仙ウェブサイトFind UNZEN春の特設ページ公開中

長崎県雲仙市の魅力や観光情報などをまとめたウェブサイト「Find UNZEN」に春のオススメの雲仙を紹介する特設ページを公開しています。
※ダイスプロジェクトは WEBの企画、デザイン制作、サイト運用・サイトマップ整理を行いました 。

特設ページはこちら
https://www.unzen.org/season/spring

◯雲仙じゃがいもんすたー 誕生

雲仙市観光戦略策定推進業務で開催した合同ワーキングから出たアイデアをもとに、雲仙の特産品であるじゃがいもの価値を伝えるツール(リーフレット、グッズ、ウェブ記事)を制作しました。
※ダイスプロジェクトは 合同ワーキングの運営と、ツール制作を行いました。

ウェブ記事はこちら
https://www.unzen.org/article/unzen_potato_monster

◯江津湖Living

都市部にありながら清水が湧く、熊本を象徴するスポット江津湖で、マルシェや音楽、アートにアクティビティなどを楽しむピクニックイベント「江津湖Living」が開催されます。
※ダイスプロジェクトは協議会メンバーとしてイベント企画運営をサポートしています。

日時:5月12日(日)10:00〜16:00 ※雨天時は5月19日(日)に順延
会場:水前寺江津湖公園内 斉藤橋付近近
入場料:無料
主催:くまもと江津湖魅力化推進協議会

詳しくはコチラ
https://ezuko.love/event/江津湖living-vol-10/

◯団地でフリーマーケット in つつみ

福岡市城南区にある堤団地でフリーマーケットを開催。団地にお住まいの方の要望からはじまり、地域と連携して初開催するUR主催のフリーマーケットです。
※ダイスプロジェクトは 地域関係者との調整、企画支援、出店者募集・調整、ツール制作、会場設営を行っています 。

日時:5月25日(土)10:00〜16:00 ※雨天時は翌26日に順延
会場:堤団地広場 ジャンボ公園横広場
コンテンツ:①フリーマーケット②なおしてつかうマルシェ③キッチンカー④モルック⑤絵本交換会
主催:UR都市機構
協力:堤団地自治会・なおしてつかうマルシェ・URコミュニティ