ここのところ咳止めを服用している影響で、兎に角一日中睡魔に襲われ続けている私。要所要所で仕事はしているものの、やはり全般的に眠い。
但しこの「眠い」と言う感覚、実は健康のバロメーターのようにも思えて来る。

本当に体調が悪いと患部が気になって、むしろなかなか寝付けない。落ち着いて眠れない。痛みやら不快感、喉が痛ければ咳が出たりくしゃみも出る‥等、結果的には眠れていないので寝起きも悪い。
だが、意外に咳止めを飲んで咳がピタっと止まって来ると、その分睡眠を遮る邪魔も少なくなるので、眠いながらも寝起きは悪くない。

今日は木曜日、練習を休んで通常ならば読書をしにカフェに出掛けて行く筈だが、まだ油断が出来ないし「眠い」ので今日は一日室内で過ごしている。
先週「カモメのジョナサン 完成版」を読み終えたところで、今日からは「24人のビリー・ミリガン」と「不思議な羅針盤（梨木香歩 著）」を並行して読む予定だったが、一先ず休養優先で今日の読書はお休みと相成った。

どうも読書と言う受け身の作業より、こうして「自ら綴る」方が性に合っている‥とは言え、それもこれもまだ体調が全快ではないからだろう（と思い込んでいるだけだったりして‥）。

そうそう‥。さっき鞄から二冊の本を取り出した途端に、ムワーーっとハッカの香りが立ち込めた。
思い出したことが一つ、ここ数日間ティッシュにハッカのオイルを数滴垂らして鞄にそっと忍ばせておいた、そのティッシュと書籍とが密着していた可能性大(笑)

大好きな香りで室内の加湿器にも時々使ってみたり、寝る前に枕元に、オイルを含ませたティッシュをそっと忍ばせたりしているので、この香りを嗅ぐととても落ち着くし鼻炎もかなり軽減される。
そのオイルがやおら本を捲った途端に香って来たので一瞬驚いたけれど、何だかにやにやしながらPCの前に座り込んでいる私。

植物とは最近、以前にも増して仲良くなっている。アルバム「Sacred Forest」の制作を通じて「森」の本質や内面を深く探求したから‥かもしれないけれど、何よりこの和製ハッカの香りはとても穏やかで、最近の私の鎮静剤代わりに大活躍してくれている。