夢の彼方 記憶は凍り付いたまま
幾千の時を越えて行く
愛と安らぎ
それだけを思い出せぬまま
思い出させまいとする何者かの
作為が生きるこの世界で
唯一
抗う勇気を太陽が教えてくれた
仄蒼い朝の大地に立つ
私は蝋人形みたいな目で 空を仰ぎ
少しずつ氷解して行く記憶のドームを
見下ろしている
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