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2023年上半期ベストアルバム

今年もこの季節がやってまいりました。

昨年12月に2022年の下半期ベストアルバムについて書きました。

たくさんの方に読んできただき、ありがとうございます♪

今までの上半期下半期ベストのマガジンはこちら


さて、2023年も上半期、下半期とベストアルバムについて書いていきたいと思います♪

昨年2022年のベストアルバムを振り返ると、割とそれまで好きだったアーティストの新譜を選んでいる事が多くて、とっても充実していました。
が、今年の上半期はもちろんそういうアーティストもいるんですけど、結構新人だったり今年に出会ったり、死語かもですが「フレッシュ」な(笑)顔ぶれになったかな~と思います。新しいアーティストを好きになれるって個人的にまた嬉しいっていうか。「まだまだおかんもついていけるぜ!」的な気持ちになれるというか(笑)。

今年は春から息子の小学校入学に加え、夫の仕事の都合で平日の夕方~夜はほぼワンオペで、予想よりもぜーんぜん時間が無くなっちゃって。しばらくnoteやインスタも更新できなかったのですが、やっと生活のペースもつかめてきました(主に私の体力と眠気問題)。

そんなわけで、溜め込んでいたモヤモヤを活かして、発信もさらにいろいろパワーアップしていきたいと思っているので(笑)、早速がーっつりと私の上半期ベストアルバムについて書いていきたいと思います。

※順位はありません。

※アルバムジャケ写のクリックからYoutubeのアルバムリストに飛べます。

各アルバムから1曲選んだプレイリストはこちら。


Paramore 「This is why」


Paramoreは昨年のベストソングに「This Is Why」を選んでいますが、

昨年から待望のアルバムだったものの、まさかリリース日に聴いて泣くとは思っていなかったです(笑)。でも、それくらいにめっちゃいいアルバムだったんですよ!というわけで、このアルバムについてはがっつりとレビューを書いています。

そこでも書きましたが、一度エモロックとしてかなり人気があったところから、紆余曲折を経て今作までたどり着いたところは本当に感動的!エモロックのパワフルさとメロディ感を活かしながら、インディロックに完全に幅を広げたアレンジとボーカルのヘイリーの歌の力で「完全無欠のロックアルバムを作った」という印象です。前作の方がもっとポップ感があったと思うのですが、今作は完全にロックで、そのストイックな感じも胸を打たれました!「ヘイリーのソロを経たというのが大きかったのかな~」と。このparamoreの道のりは「こんなにカッコいいことってそうそうないというか、もう奇跡」という点で、「かっこいいーっ!!」って気持ちと共に超感動してしまいまして。聴いたことない方は、ぜひ数年前にリリースされたヘイリーのソロも聴いてみてほしいです。
このアルバムをリリースする前からかなりの場所をツアーでまわってて、バンドとしての基盤も本当にしっかり固めてきてる感じもあります。前座がbloc partyとfoals!カッコいいよね〜。「今こそ来日すべき時」と思うのですが、なかなか決まらないですね~。日本でも超エモだった時代からparamoreって人気あったし、単独でもある程度の会場ならフルで埋まる(と思う)ので、今の世界ツアーに加えてアジア圏も即刻検討していただきたい最重要バンドの一組です!みんな、ヘイリーの姉御感と生歌にシビれたいよね!!

d4vd 「Petals to Thorns」

このd4vdはもうこのEPがリリースされて聴いた時から、今現在1、2を争うレベルでハマっているアーティストです。10代や20代を中心としたファンからすると「おせーよ!」って思われると思うのですが(笑)。もちろん昨年からチャートでめちゃ人気だったので数曲は聴いていたのですが、こうしてEPやアルバムとしてまとめて聴いてみて「なんて曲がいいんだ!!歌もいいんだ!!」と、もう感情移入しきりな状態で、ほんと聴きながら泣きそうなのをいつも我慢しています(笑)。R&Bとロックを自由に横断しながら、laufeyとのデュエット曲はなんかちょっとミュージカルのようなところまで感じさせるような。それが曲の良さでアルバムにすごく統一感もあって。個人的には一昨年にオリヴィア・ロドリゴに出会った時と全く同じで、先にリリースされたシングル数曲で「いいな」と思ってて、いざアルバムを聴いたら「とんでもねーな!」って感じさせられた時と全く一緒でした。
それからインスタ中心に彼のことを調べてみたんですが、なんとベッドルームどころか自宅のクローゼットの中で一人で作曲・録音もしてたのかな?そのクローゼットを紹介している動画を見たんですが、めっちゃ狭くて唖然としました(笑)。いや、どこでどう作ろうが出来上がったものが素晴らしければ全然いいんですけど、すっごいびっくりしちゃって「人生、クローゼットに入って作業してみるのも悪くないな」と思いました(笑)。
で、今ツアー中でライブ動画も漁ってるんですけど(どんだけ漁ってんだよ!笑)、ライブもすっごくいい感じだったんですよ!本人が公式でツアー中のヒューストン公演をtwitchでフリーでライブ配信してて、しかもアーカイブで観れるようにもしててくれてて。YouTubeやtiktokですらない。なぜtwitch?しかも、ここまで売れてるアーティストでツアーまだ2日目とかで?なんか配信と共に生まれ育ったみたいな世代観をすっごい感じてしまいました。そして本人がライブでも歌が上手そう。で、観客にあんまり人種男女(最前は女子だけど)の偏りがなさそうで、会場中が一緒に熱唱系。客が「歌いたくなる」って理屈じゃないと思うんですよね。あたいも一緒に歌いたいー!!(笑)そういうところも「ちょっとオリヴィアと似てるな~」と(オリヴィアは客のほとんどが女の子だけど)。あと、この後に出てくる女性アーティストとも共通点があると思います。というわけで、幸いにも今年私が行くフジロックの二日目にも出演が決まっているので!!スマッシュ様ありがとうございます!子供と一緒だからどうなるか分かんないけど、せめて数曲だけでもいいからライブを観て、できましたら単独レポしたいと思います♪キャンセルしないでー!!

Caroline Polachek 「Desire, I Want to Turn Into You」

彼女は一昨年からアルバムを待ち望んでいた一人。2021年に選んだベストソングで

Charli XCX、Christine and the Queensとの共演作「New Shapes」、そしてポラチェック本人のシングル「Bunny is a Rider」を選んでいました。それ以前の印象では、エレクトロポップの中でもちょっとシャープめで好きだったけど、もっとマニアックな感じも少しあったような。でも2021年のこれらの曲あたりで本当にとっつきやすく、かつ彼女ならではのカッコよさや包容力みたいなものも感じられるように私がなってきて。そんな中でこの新アルバムは、そのジャンルレス感にまず驚きました!冒頭の「Welcome To My Island」の彼女の伸びやかで美しい声から始まる開放感あるロックポップサウンド!この1曲だけで「あーもうこれ最高確定」と思いました(笑)。そこからフラメンコみたいな曲があったり、オシャレ感なエレクトロポップスがあったり、アンビエント感のあるバラードがあったり。やっぱり根幹はエレクトロだけど、以前のアルバムよりさらに幅が広がって、彼女自身が持つ歌の表現力や得意なメロディがハマった時の気持ちよさがとても活かされている1枚だと思いました。彼女の高音のハミングというか歌詞のない歌声に私はグッときちゃうんですよね~。PDはダニー・L・ハール。ほとんど二人で作り上げたようですが、私が大好きなオリヴィアのPDでお馴染みの(笑)ダン・ニグロも1曲目に参加していて、彼とも前作では何曲か一緒に製作しています。今作はダニーとの試行錯誤や、アルバムに「Desire」とあるように彼女の作品や歌に対する熱が感じられるようなアルバムで、前作のクールに感じていたような時より私はさらに好きになりました!
彼女も今年フジロック二日目で来日し、私が昨年下半期ベストアルバムに選んだWeyes Bloodも同日に出演します!なんと「Welcome To My Island」のMVに一瞬出演しているし、グラストンベリーでも共演してるんですよ!シスターフッド万歳!フジでも期待しちゃうな(笑)あとはタイムスケジュールが被らないことだけを祈っています!!

TOMORROW X TOGETHER 「The Name Chapter: Temptation」

はい、私は何回彼らについて語ってきたことでしょう。私が上半期や下半期のベストアルバムを選ぶようになったのは3年前の2020年。その年から、毎年TXTのアルバムが選ばれています。そんなアーティストは彼らだけです。え、そうですよね。「もうイカれてるな」って思われる方もいらっしゃると思います。まあ、ある意味そうかもしれません。でも仕方ないんです、理由は一つだけです。「毎回前作超えて最高作を出してくるから!!」
というわけで、今作についても当たり前のようにレビューをがっつり書いていますが、

今作は私がバカみたいに愛しているPDのSlow Rabbitの最高なPDワークはもちろんですが、TXTのメンバー自身も、その自分たちの表現に対する意欲や自分たちの一番の推しどころををすごく意識して挑んできたような「チャレンジ感満載の作品」だったんじゃないかと思います。私がハマるきっかけとなったロックテイストの曲はもちろん、「どこの誰でも聴いてもらいたい!」みたいな風に感じられるような、今の時代に合わせて作られたあらゆるジャンルのポップソングを「自分たちの持ち味で最大限に表現した」というような内容で。TXTって振り返ってみると「守りに入らないな~」と改めて思いました。
例えいくらPDが優秀でたくさんアイディアがあるからといって、表現する側がついていけなければ曲って作れないと思うんですけど、TXTはそれができるんですよね。で、私が感心するポイントは「曲や歌を聴くだけでそれが分かる」ってところです。例えばMVやダンスなんかも含めてK-POPの面白さはたくさんあると思うんですけど、音や歌だけでも「いいー!」って思うんだから、本人たちの努力たるや凄いですよね。「ラッシャッシャー」とか歌って真剣にかっこいいんだから(笑)、本当に感動作です。K-POPはリリースサイクルが大変なので、今年もう1作出るかどうかだと思うのですが、本当に高クオリティの連発で「いつも楽しませてもらってありがとうございます!」と改めて言いたいと思います。

Inhaler 「Cuts & Bruises」

「イカれてる」といえば、私のイカれっぷりが今年上半期で最大限に発揮されたのはこのバンドについてです。今年は

この若手バンド特集と

このアルバムのリリース時のレビューで2回特集しています。愛が走りすぎてアルバムのレビューの方は「あなた大丈夫ですか?」って感じかもしれないですが(笑)。
なぜかって言ったら読んでもらえば分かると思うのですが、まずサウンドがツボしかない!!曲もボーカルも演奏も私のツボでしかないんです!!!「ボノの息子とかどーでもいいのよ!!」ってくらいに、イーライが大好きだからです(笑)。実際、ライブに行くようなファンはそう思っていると思うんですよ。歌声はボノ遺伝子がビンビンなんですけど、でも曲がU2っていうよりも、いわゆる「00年代からのインディーロック」って感じで、大好物な私からしたら本当にこのアルバムで「きたよ!」って感じでした(笑)。まだ2ndらしく未成熟な感じも含めて、変に背伸びしたりせず今しか作れないアルバムを出してきたと思います。
かといって小さくまとまらず、スケール感やビッグバンドになる片鱗が散りばめられてる感じがして、前作も好きだったんですけど「あら、いいじゃない~♪」くらいだったんですけど、今作で「え?フジロックかサマソニ絶対呼びますよね!え?サマソニ?分かってんなー!まだ日本でそんな人気ないかもだから最前狙えるかもしんない!絶対行く!」って感じに変わったくらい好きですね(笑)。昨年サマソニをキャンセルされて結構悲しかったんで、今回は絶対に来てね!!やっぱりライブで観てこそ、さらに真価が分かるバンドなんじゃないかと思うんです。と共に、単純にこのアルバムの曲たちをライブで聴きたいんです。昨年のシングルだった「these are the days」は「こんなにピッタリな曲あるか?」ってくらい、真夏のバカみたいに暑いフェスで聴いて盛り上がりたい1曲です。すみません、かなりサマソニに心がいっちゃってますけど(笑)、ライブ観てきてがっつりレポできたらと思っています!

Boygenius 「the record」

今年も女子インディーロック界は活気があって、新旧問わずいろんなアーティストがアルバムをリリースしたり、ツアーやフェスに出演したりしていますが、私の中では今年前半に別格で素晴らしかったのがこのBoygenius。フィービー・ブリッジャーズ、ジュリアン・ベイカー、ルーシー・ダッカス。それぞれに人気の女性ミュージシャンたちが再集結して新作をリリースしてくれたのですが、本当にこれはもう感謝です。

ここにレビューを書きましたが、曲の味わい深さと三人の表現力、それが終結した時の力強さとはかなさ。90sロックが基盤の私としてはたまらない懐かしさから、今の時代の耳で聴いても普遍的に良い曲のアレンジ。全曲通して聴いて、本当に感動しました。個人的には三人それぞれの作品を聴くより、このBoygeniusの方が完全に好きになってしまいました。それくらい、このアルバムが大好きです。三人のまとまり方も本当に自然に感じられて、曲のために無理をしていないというか、本当にお互いを分かりあっているからこそ作り出せる自然なところが、かえって曲の力を増しているなと。力技を一切感じなくて、すごくナチュラルなのが素晴らしくて。「本当の強さみたいなものを教えてもらったな」みたいな感覚です。どの曲もめっちゃいいので、どこから聴いていただいてもよいかと思います。上記のレビューは自分の予想より多くの人にアクセスいただいて、「いいね」も多くいただきました。とても嬉しいです。
先にも書きましたが、今世界中でたくさんの充実した女性ロックミュージシャンがいる中、上半期もたくさん聴いたと思うのですが、私の中では他のアーティストを選べないくらい彼女達が突出していました。希望しかないな。素晴らしいアルバムをありがとう!
もーあとは来日!来日してくんないかな〜。


Foo Fighters 「But Here We Are」

このアルバムについてはベストに選ぼうかちょっと迷ったところがあります。私自身がドラマーのテイラー・ホーキンスの死も、それが起点になっただろうこのアルバムのことも、まだあんまりちゃんと受け止められてない感じがしていて。
もちろんたくさんニュースを見たし、追悼ライブの中継も観たし、このアルバムもリリース日に聴いて泣いたけど。けど「死んだなんて嘘で、ほんとはどっか行っちゃってるだけなんじゃないかな」みたいな。それだけ、テイラーにあの「死」は似合わないっていうか、本当に思えないっていうか。自分で、自分のこの事に対する受け入れ難さぶりに驚いています。
だから勝手ですが、私は今はまだ「さよなら」は言わないことにしました。準備ができたら受け止めます。一生できないかもだけど。
そんな私ですが、今作はそういうバックグラウンドを除いたとしても、私には「原点回帰」と感じられるような、シンプルなフーファイらしいバンドサウンドの中からのパワーが凄く感じられる「会心の出来だ」と思いました。音を削ぎ落として、感情をぶち込むことを何より大事にしたような曲達がかえって心を打ちます。デイヴをはじめ、メンバーがこのアルバムを制作して、一歩を踏み出した事は本当に希望があるし、素晴らしい事だと私は思っています。
私はフーファイ至上で一番好きな曲は「learn to fly」なんですけど、今はまだ無理でも、あの頃みたいなユーモアある一面が感じられる曲もまた聴ければ。待っています。


で、ここから2枚は昨年リリースのものになります!毎年そういうのある気がする。すみません(笑)。

SZA 「SOS」

SZAの特大ヒット作となったこのアルバムは、昨年12月にリリースされたもの。SZAはもっと早くリリースしたかったみたいだけど、レコード会社ともめてたのかな?おかげで今現在(R&Bやヒップホップのアルバムは知らぬ間にすげー曲が増えてたりする笑)、23曲という大作になってて。とはいえトータル1時間弱なので、とても聴きやすいアルバムになっています。
既にこのアルバムの素晴らしさは多くの人に語られてると思うので、今さら私が言えることもないのですが(笑)、もー何より曲の良さが最高ですよね~これは♪特にCarter LangとRob Biselとの曲が大半です。っていうか個人的にはCarter Lang。SZAとずっと曲を作ってきてるしPost Maloneとかの曲も良かったけど(「sunflower」だーいすき!!!)、今作でSZAと共に飛躍っぷりが凄くて、本当に捨て曲が一曲もないし、SZAと共に作りあげただろう曲達が、ジャンルは横断してるのに凄く統一感があって。曲と共にアレンジが見事で、それはCarter Langがだいぶ貢献してるんじゃないかな、と。omar apolloのアルバムもアレンジは彼なんですね。アントノフみたいに自分色が強いPDも魅力ですが、こうやって「アーティストの力を、共に作り上げて引き上げていくタイプの人も本当に必要だな~」と。彼は今年のベストPDの有力候補筆頭ですね。
もちろんSZAのソングライティング力や唯一無二のボーカルの魅力あってこそで、私はR&Bはそれほど聴きこんでないのですが、SZAの声は中でも分かりやすくて、可愛くて力みがない、力というよりどこか儚さを感じる歌声。もちろんR&Bベースなんですけど、あんまりそこにとらわれてない自由なボーカルが人を惹きつける力が抜群ですよね。あとツアーの様子見てると、やっぱり観客はSZAと一緒にめっちゃ歌ってるんですけど、先にあげたd4vdと似てて。彼も全然いろんなことに囚われずに、ひたすら「自分が表現したいことをしていく」みたいな感じがしてアーティストとして熱を感じるんですけど、その感じがたぶん人種関係なく受け手に伝わってるんじゃないかと思います。


Fifty Fifty 「THE FIFTY」

そして、ラストを飾るのが、今、私が毎日のように聴いてる曲「cupid」 を歌ってる彼女達!!

K-POPの新しめな女性グループですね。でも私、この曲を初めて聴いた時は全くK-POPだと気付いてませんでした。それを知った時の衝撃を表現していいですか?「えええええええええええええええええええええっ!?」ですよ(笑)。私、それなりに聴いてる方だと思うんだけど(笑)、本当に1mmも気づかなかったんですよ。まさに衝撃。というわけで、なぜだかうざーく解説しますね(笑)。
要素は2つあるんですけど、まずは曲調。K-POPってR&B系ポップがベースなことが多いとはいえ、今やいろんな音楽の表現の場になっていると思うけど、ざっと聴いてると「あ、K-POPかな」ってある程度は分かるんですけど、いわゆるシティポップ(何がシティポップかもよくわからないが)系はもともと結構分かりづらくて。言語が韓国語だってことで気づくことも多かったんです。それがこの曲の出会いは完全英語Verだったんで、余計分かんなかったという(笑)。確かに英語の発音とかクセがあるのかもですが。倍速バージョンがTikTokでバズって人気が出たとのことで、すぐさま英語Ver作ったのかな?「最高の判断だったんでは?」と。
で、なんで昨年リリースのEPまで選んでるかというと、「cupid」で衝撃を受けてこのEPを早速聴いたんですよ。そしたら4曲中3曲がめっちゃ良かったんですよ!!!最後の1曲だけダメだったけど(笑)。いい曲は「cupid」 だけじゃなかったんですね!!もーおかんびっくりよね。「何これまぐれじゃなかった!」と(笑)。そしてもう一つのポイントが歌声。このFifty Fifty、二人ボーカルがいるんですけど、私は最初Aranちゃんのボーカルにどハマったんです!!今現在で私至上、K-POP内では最高レベルに好きな声質の持ち主です。ベッキョン以来ですよ、このハマり方は。K-POPって良いボーカリストが散々いるので(笑)私が完全に聴き逃しているだけかもしれないですけど、アランちゃんの歌いだしを聴いて「weyes Bloodが歌ってんのか」と思いましたよ(笑)。いやweyes Bloodはこんなポップな曲は歌わないと思うけど、ほんと冗談無しでそれぐらい思いましたですよ。もうそれ系、ボーカルがインディ系ですよね。まだ数曲しか聴いてないけど、こんなに声が良くて歌い方がナチュラルで、もしかすると彼女は天然天才かもしんないよね~。
で、もう一人のSioちゃんはEPの方を聴いて気づいたんですけど、曲によってちょっと歌い方を変化させられる、技術的なところがとても高いんじゃないかと。例えると松田聖子みたいな?いい例がないのですが。彼女は癖があるような歌い方が最初は気になったんですけど、EPの「Lovin‘ me」って曲は音源は彼女のソロ曲みたいなのですが、「この子が歌うからいい曲になってる」みたいな感じで。K-POPって皆もともと基礎力が高いが故に、歌が下手に感じてしまうと「ダメだ」って私はなっちゃうんですけど、fifty fiftyは曲の良さと同じくらいに二人の歌がまた最高でした。

というわけで、私の上半期ベストソングは、もう分かりますね!

「cupid」で〜す♪今やもう多士済々自由奔放なspotifyやYouTube musicチャートでもTOPにずーっといるんですけど、私もたぶん貢献度高いと思う!(笑)。でもほかの人も聴いてるから売れてるわけで。そりゃそうですよね~、こんないい曲なんだもん。
私の中ではこの曲はdoja catとSZAの「Kiss Me More」と完全同系列なんですけど、もはやそれを超えてきた感で、あまりにハマって人生で初めて「tiktokダンスやってみようかな」と思わされました(tiktokやってないけど笑)。

生活がしんどかった私の春を救ってくれた、素敵な1曲とEPです。夏もいろいろハードだから引き続き宜しく頼むぞ!!

※でも最近事務所と揉めて活動できない状況だそうです。こんな売れてんのにタイミング悪すぎてビックリ。解散方向?マジで残念ですが、韓国で活動できないならいっそアメリカ行っちゃいなよー!(私はあんまりk-popとして聴いてないから全然OK笑)

というわけで、長々とありがとうございます!

下半期も素敵な音楽に出会えることを願っています!


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